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スタッフ日記

スタッフ日記:ケーララ豪雨災害の支援状況について

ケーララ豪雨緊急災害支援募金にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
多くの命が奪われた豪雨災害の後、本格的に支援が始まって約1ヶ月が過ぎました。
これまでに実施してきた支援の状況をご報告させていただきます。

支援はまず、食材、洋服、台所用品、学用品など、生活必需品の配給に始まりました。
貧しい人々が暮らすダリット村では、これまでに複数回の物資の配給を行っていますが、まだ物資の不足が続いているため、今後も定期的に配給を行う予定です。
まだ支援が届いていない地域もあるため、可能な範囲で物資を届けることを計画しています。
配給の際には、冗談を言ったりして、人々が笑顔になるように心がけています。

そして、家屋の掃除に取り掛かりました。
家屋は泥や汚水にまみれ、亡くなった動物もそのままにされています。
感染症を防ぐためにも、しっかりと掃除をすることが必要不可欠でした。
多くの家屋はコンクリや石造りであるため、倒壊していなければ、洗い流して殺菌をすることで、以前のように使用することが可能です。
写真は、隣州タミルナードから出稼ぎ労働にやってきている人々の家屋です。
彼らはケーララ州の人とみなされていないため、政府からの援助を受けられず、非常に大変な思いをしているとのことでした。

また、重要となるのが井戸掃除でした。
ケーララ州では多くの人々が井戸水を使用していますが、汚水が入るなどして井戸が使えなくなってしまいました。
求められる支援の中でも、井戸の掃除をしてほしいという声が多くあります。
写真のように掃除をした後、浄化をする薬を入れて24時間待つと、通常のように使えるようになります。
井戸水が使えるようになり、清掃もはかどり、病を防ぐことが可能となります。

現在、問題なのがトイレです。
ダリット村の家にはトイレがないため、村で共同で使えるトイレを以前作りました。
しかし、洪水で被害を受けたため、修繕、もしくは作り直す必要があります。
トイレが使えないことは、女性にとって大きな問題です。
トイレのために森や茂みに入り、性的暴行にあうことも少なくありません。
また、我慢している人も多く、病気になりやすい環境です。
飲み水が汚染され、衛生的にも環境的にもよくありません。
ここで、環境にも良く、安全にいつでもトイレに行けるように、複数のトイレ建設を検討しています。
ご参考までに、トレイ建設の費用は以下のようになっています。
・一層式のトイレ:約40,000円
・二層式のトイレ:約60,000円
・三層式のトイレ:約80,000円

そして、今後はマイクロビジネスの支援に着手したいと考えています。
洪水によって、貧しい人々は家族のように大切にしていた多くの家畜を失いました。
以前のように卵やミルクや野菜を売って収入を得られるように、鶏小屋や家禽などの支援を計画しています。
また、NGOの支援によって洋裁訓練を受け、仕立て屋として収入を得ていた女性も多くいます。
しかし、浸水被害によって足踏みミシンが使用できなくなってしまったため、今後はミシンの支援も検討しています。

本格的に支援が始まって1ヶ月が経とうとしています。
貧しい人々の多くは、この豪雨災害によって、必死の思いで築き上げてきたものをすべて奪われました。
将来の望みを失い絶望の中にある人々も、皆様の温かいご支援に支えられ、日々を生きようとしています。
すべてを失った人々は、非常に大きなショックを受け、精神面でより大きなサポートを必要としています。
この苦難も、明るい未来への転換期となりますよう、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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