スタッフ日記:第37回アンナダーナ終了しました!

第37回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。

今年最初の実施は、聖地として知られるリシケーシュのサイガートとなりました。
リシケーシュでは第3回目の実施です。
マカラ・サンクラーンティを終えた北インドは、束の間の冬が終わり、少しずつ気温が上がり始める頃になりました。

しかし、当日は朝から曇が多く、強い風が吹き続けていました。
ヒマーラヤ山麓にあるリシケーシュは、特に早朝、強風が吹き荒れることが多くあります。
それでも、日中に太陽が出れば一気に暖かくなり、大自然の恵みに感謝をしながらいただく食事となりました。

冬を迎えている現在、ヒマーラヤ山麓に位置する寺院の多くは閉鎖されており、チャールダーム巡礼も来夏まで閉じられています。
巡礼の起点となるリシケーシュも、静かな日々が続いていますが、ガンジス川へ巡礼に訪れる人は数知れません。
こうした聖地を訪れるだけでも、心身が清められるように感じます。

そんな聖地で食される食事は、菜食に限られます。
食事を作り終えた後は、まずは寺院の神前へお供えし、僧侶の方々にも召し上がっていただきます。
こうして一般の方々へ配られる食事は、プラサード(供物)として大切に受け取られます。

今回も、地域住民の方たちや子どもたちを中心に、遠く離れた地から巡礼に訪れる人々、リシケーシュで修行を続ける僧の方たちに配ることができました。
配膳は混雑するようなことはなく、ゆっくりと進めることができ、前回と同様に、およそ1300食分を滞りなく配り終えています。

食事という行為、行為者、そして食物は、ブラフマンに他ならず、すべてはブラフマンの意志によって行われることであると、伝えられてきました。
アンナダーナは、こうしたインドの霊的叡知を体験する貴重な機会でもあります。
その神聖な行為が、現代でも大切に受け継がれ、人々の生活に根づいています。

次回は、デリーの病院でのアンナダーナを予定しています。
次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)