心の闇を追い払うサラスワティー女神の千の御名

神の言語であるサンスクリット語による祈りは、精神的・肉体的な問題を癒すヒーリング・サウンドとして作用し、人々の願望や、魂の欲求を満たすことができると信じられています。その一つに、学問の女神であるサラスワティーを讃える千の御名(サラスワティー・サハスラナーマ)があります。

学問の女神であるサラスワティーへの祈りは、帰依者たちに知識と知性をもたらします。心の闇は追い払われ、知性の幕が開き始めます。聖典に記されたサラスワティーへの礼拝を通じて、これを聴く人々はサラスワティーの恩寵に導かれていくでしょう。

永遠に色あせることのない純白の蓮華に座り、サラスワティーはヴィーナを奏で続けます。4本の弦からなるこの楽器は、4つのヴェーダと人生の4つの目的(ダルマ(正義)、アルタ(富)、カーマ(愛)、モークシャ(成就))をあらわしています。彼女の第3の手には、神への道をあらわす聖典を持ち、また第4の手には帰依の道を示す数珠を持ちます。

また彼女はつねに帰依者の怠け心を取りのぞくよう取り計らっています。彼女の蓮華の御足に捧げられた真心の祈りは、聴く者の望みを叶え、恵みを授けるでしょう。