スタッフ日記:ケーララ豪雨災害の支援状況について

ケーララ豪雨緊急災害支援募金にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
過去100年間で最悪の被害が報告された豪雨災害から、8ヶ月が過ぎました。
最近の支援の状況を、ご報告させていただきます。

現在、インドの各地では1年の中でとりわけ暑い時期が続いています。
4月から6月のもっとも暑い時期を過ぎると、南からモンスーンが始まり、少しずつ北上していきます。
ケーララ州は、インドの中でもっとも早くモンスーンが始まる地域となり、通常は5月の下旬から6月の上旬に始まります。
今年は少し遅れるのではないかと予報が出ていますが、モンスーン前の雨が降ることもあり、暑さと水不足が続く現在にとって、恵みの雨となっています。

支援活動では、田んぼの復興作業に力を入れていましたが、稲の収穫が終わった後は、鶏小屋の支援を中心に活動を行ないました。
貧しい人々は、卵やミルクを売って収入を得られるように、以前より鶏小屋や家禽などを所有していましたが、豪雨災害によって失った人が多くいます。
限られた土地しか持つことができない貧しい人々にとって、鶏などの小さな家禽は大切な存在です。
鶏小屋の支援について地域に案内を出したところ、応募は146個分にもなりました。
今回は5月4日に配給を行い、24個を配ることができました。

9月に改めて行うことを計画しており、次回は25個を目標にしています。
鶏小屋の製作には、木材を乾燥させる必要や、外での作業が必要になるため、これから雨が多くなるモンスーンの時期には作業ができません。
モンスーンの雨が落ち着いた頃に製作を開始できるよう、計画を進めています。
鶏小屋は、1個あたり、6000から6500ルピー(約10000円から11000円)となります。
申し込み者全員に鶏小屋を支援する予算や作業スペースがなく、現在は対象者を選ばなければならない状況ですが、特に必要としてる人々を中心に支援を行なっています。

豪雨災害以降、生活必需品の配給に始まった活動は、住居や地域の清掃や補修に続き、現在はこうしたマイクロビジネスの支援と、皆様の温かいご支援を通じ着実に進んでいます。
しかし、豪雨災害によってすべてを失った人々も多く、今後も支援が必要となります。
人々の生活に寄り添いながら、必要とされる支援を見出し、皆様のご支援をより適切な形で活用できるよう努めていきたいと思います。

いつも温かいご支援を頂き、改めまして心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)