तदसङ्ख्येयवासनाभिश्चित्रमपि परार्थं संहत्यकारित्वात्॥२४॥
Tadasaṅkhyeyavāsanābhiścitramapi parārthaṁ saṁhatyakāritvāt||24||
タダサンキャイェーヤヴァーサナービシュチトラマピ パラールタン サンハティヤカーリトヴァート
それは無数の潜在的傾向により多様であるが、他者のために存在する。なぜなら、心は複合体であるから。
簡単な解説:前節において、心は、見るものと見られるものとの両方から染められることによって、すべてを理解すると説かれました。本節では、心は無数の潜在的傾向を保有し、複雑多様であるけれども、それは他者(プルシャ)のために存在していると説かれます。それは、心が複合体であるからで、心はプルシャと結合してはじめて機能するということが説かれます。
コメント