スタッフ日記:25000組の結婚式@デリー

昨日12月7日はとても吉兆なエーカーダシーでした。そして現在は結婚式シーズン。なんと昨日は、デリーだけでも25000組の結婚式が執り行われたそうです。

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インドの結婚式では、こんな風にかわいらしく飾り付けられた車に乗って花婿さんが登場します。車だけでなく、馬車で登場する花婿さん、白馬にのって登場する花婿さんも。

昨日のデリーは大渋滞だったよう。デリーにいる知人も、渋滞に巻き込まれ家にたどり着けなかったとか。この後もまだ吉兆な日が訪れるので、しばらくは賑やかな日々が続くようです。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:楽しい断食

2015年12月7日はエーカーダシです。ヴィシュヌ神に捧げられる日として知られるこのエーカーダシにおいては、断食の行いが広く勧められます。

また、本日のエーカーダシは、ウトゥパンナ・エーカーダシと言われ、エーカーダシを始めるに最もふさわしい日であると言われています。エーカーダシの習慣を身につけようと試みている人、またエーカーダシを行ってみたいと感じている人々に、成功をもたらすと言われます。(エーカーダシについて詳細はエーカーダシの吉日

インドではエーカーダシだけでなく、シヴァさまに捧げる月曜日の断食、ハヌマーンさまに捧げる火曜日の断食などなど、それぞれの信仰に基づいて、さまざまに断食が行われます。神々に繋がる中で、もっとも大きな障壁となるのが感覚。断食はとっても明確な感覚の制御の一つです。

そんな断食の中で、特に多くの人々が実践するのがナヴァラートリ(春と秋に訪れる女神を讃える9日間の祝祭)です。ナヴァラートリ中は、多くのレストランがナヴァラートリ・ターリー(定食)を提供するほど。

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ナヴァラートリー・ターリー。

私の大好物でもあるクットゥのプーリー(蕎麦粉を捏ねて丸めて揚げたもの)がターリーのメイン。その他、サーブーダーナー(タピオカ)のおせんべいや、ヨーグルトのサラダ、じゃがいものチャート(軽食)など、全て、玉ねぎ・にんにくを使わないお料理です。本当に美味しくて、毎日でも食べたいほど。

これらは、身体を浄化する食べ物として知られていて、ナヴァラートリ期間中やエーカーダシの際に好んで食されます。断食と言うよりも、食の節制ですね。

エーカーダシはおよそ2週間に一度訪れます。2週間に一度でも、食の節制をすることで、心身がとてもすっきり軽くなります。あまりにも心身が軽くなるので、今では楽しみの一つになりました。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:エメラルドグリーン色のガンジス河

12月に入って寒さも本格的となってきました。北インドも気温が下がってくる頃です。気温が下がると、ガンジス河がエメラルドグリーン色に姿を変えて、濃い霧が立ち込めた早朝など、もうそれだけで神々の世界にいるような気分になります。

ガンジス河の水源は、ガンゴートリーのゴームクと知られていますが、ガンジス河として始まるのがここ、デーヴァ・プラヤーグ。

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右がアラカナンダー川、左がバーギーラティー川。

2つの川が美しく一つに繋がり、ここからガンジス河と呼ばれるようになります。このあたりには、デーヴァ・プラヤーグを含むパンチャ・プラヤーグと呼ばれる5つの聖地があります。プラヤーグは合流。それぞれ、2つ(もしくはそれ以上)の川が交わる聖地と知られています。

2つのものが一つになること。古くから大自然のあらわれを神々として崇めてきたインドの世界。こうした聖地に赴くと、自分自身の内にも、清らかな流れが生まれます。

ちなみに…だいぶ古い写真になりますが、冬と夏でガンガーはこんなにも色が変わります。

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冬のガンガー。

 

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夏のガンガー。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:クムクムをつける

インドで神々を礼拝する際に欠かすことのできないアイテムの一つ、クムクム(ローリーやシンドゥールなどとも)。

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こんな風に寺院の側で売られています。これはデリーのカールカジー・マンディル。カーリー女神をお祀りする寺院です。入れ物もとてもかわいい。

クムクムは主にターメリック・パウダーに消石灰を加えできた朱粉として知られていますが、ベニノキの種の赤い色素が使われることもあるそう。

真っ赤な色に大きなエネルギーを感じます。何といっても、ターメリック・パウダーはうこんの根の部分を乾燥させたもの。大地の中に存在していたものだから、大地のエネルギーをそのままに受け持つとも言われます。根源のエネルギー・シャクティそのものですね。

クムクムは礼拝の際に神さまの額や、自分の眉間に塗布します。インドでは今でも、多くの人々がクムクムをつけて日常を過ごしています。

大きな自然と繋がることは、神さまのエネルギーに通じる大切なこと。インドで深く学ぶことです。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:神秘に満ちるインド

今インドではトゥラシー・プージャー(ヴィヴァーハ)を迎えていますね。きっと各地で結婚式が盛大な時かもしれません。チャトゥル・マースにあたる7月のグル・プールニマーからは、ほとんど結婚式が執り行われないので、待ちに待ったカップルも多いのではないでしょうか。(広大なインドはたくさんの宗教や、各地域で異なる慣習があるので、全インドとは限りません。)

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これは、ヴリンダーヴァンのニディヴァンという森の中。

ヴリンダーはトゥラシーのこと、ヴァンは森や林。クリシュナさまが幼少を過ごしたとされるヴリンダーヴァンは、トゥラシーの森となりますね。トゥラシーはクリシュナの愛した木とも言われます。

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木々にはたくさんのシンドゥールが捧げられています。

ニディヴァンはラース・リーラが初めて起こった場所と言われ、今でも夜になると、クリシュナとラーダーがダンスをすると信じられています。森の中には、クリシュナとラーダーがダンスを踊った後に休息をとるための部屋があり、夜になる前にお水や食事を捧げ部屋に鍵をかけるそうですが、朝になると、全て減っているんだそうです。

でも、夜は誰も、森に入ることができません。見ようとする者は、決して戻ってこられないのだといいます。

神秘に満ちるインド。たくさんの神話が今でも生きています。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:大切なのは心

本当に敬虔にクリシュナさまを崇める、古くからのインドの友人の祭壇。

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あれ?よく見ると、クリシュナさまが持っているのはフルートじゃなくて爪楊枝。(インドにも爪楊枝がたくさんあります。)

「どうしたの?」と聞くと、「フルートが行方不明になった」という。「爪楊枝でいいの?」と聞くと、「大切なのは心(形じゃなくて)」と、その後も気にせず熱心にクリシュナさまを崇め至福に浸っている姿を見て、形ばかりを気にして全然心が定まらない私に渇を入れられたように思いました。

あるがままをあるがままに受け入れることは、とても簡単なことなのに、とても難しい。起こり得る全てのことを喜んで受け入れられるように、まだまだ修行が必要です。それにはやっぱり、信じる心が必要なのかな。比較の中でなく、絶対の幸せを見つけたいです。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:お牛さまを崇める時~ゴーパー・アシュタミー

今日はゴーパー・アシュタミー。クリシュナ神が牛飼いとなった日として、聖なる牛が崇められる時です。ゴーパー・アシュタミーは、ディーワーリー祭の後に祝福されたゴーヴァルダナ・プージャーにも関連があるとされています。

~インドラ神は非常に尊大であったため、クリシュナ神は人々に、インドラ神ではなく動物や自然(牛や山)を礼拝することを勧めます。インドラ神はひどく怒り、大雨を降らせました。その大雨による洪水から人々を守るため、クリシュナ神はゴーヴァルダナ山を持ちあげ傘にし人々を救いました(ディーワーリー祭の翌日:ゴーヴァルダナ・プージャー)。それからおよそ7日後、インドラ神はクリシュナ神にひれ伏します。その日が本日のゴーパー・アシュタミーであると信じられています。~

インドでは牛は聖なるものとして崇められ、乳製品を用いた料理や飲み物、スイーツがとっても豊富。

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クリシュナ神が幼少を過ごしたとされるブリンダーヴァンを訪れた時に頂いた朝食。素焼きのカップに入ったラッシーが本当に本当に美味しくて、愛されて育てられた牛たちからの恵みとはこんなに幸せいっぱいなんだと感じたことを覚えています。ラッシーだけでお腹いっぱいになってしまうほど。お腹というか胸がいっぱいになりました。

牛はミルクだけでなく、尿や糞は薬や燃料、家々の塗料としても用いられます。プージャーにもギーやミルクが欠かせませんね。

お牛さまからの恵みは、日々に必要不可欠なもの。今日はそんなお牛さまがきれいに着飾られ、プージャーやお祈りがされる時です。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:バーイー・ドゥージュ

今日で今年のディーワーリー祭もいよいよ終わりです。ディーワーリー最後の日は、ラクシャ・バンダンと似た、兄弟姉妹の間で行われる祝祭「バーイー・ドゥージュ」です。

バーイー・ドゥージュについては様々な神話がある中で、一説には、クリシュナが悪魔を倒した後、妹であるスバドラーを訪れた時、スバドラーはクリシュナをお花とお菓子で迎え入れ、そしてクリシュナの額にティラカを塗って祝福をしたことに所以があると言われます。

バーイー・ドゥージュの日のターリー。プレートに、ティラカとココナッツ、そしてインド・スイーツの代表格である砂糖よりも甘いラスグッラー。

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このターリーを持って、お祈りをしながら、姉妹たちが兄弟たちの額にティラカを塗り、甘いお菓子を口へ運びます。その他にも食事をふるまったり、お花やお菓子の贈り物をすることも。ココナッツは神聖なフルーツで、プージャーの際には祭壇に置かれたり、供物として捧げられることも多くあります。

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お姉さんから弟さんに捧げられた甘いお菓子。パルワル。パルワルは小さなキュウリのような野菜で、甘く煮てあり、その中にコーアー(コーヤー)と呼ばれるカッテージチーズのようなものが詰められています。野菜とは思えないほどの美味しいスイーツ!

広大なインドでは、ディーワーリー祭も各地でさまざまに異なって祝福されますが、多くはバーイー・ドゥージュが終わると、帰省していた人々がそれぞれのお家へ戻り、また普段の日々に戻ります。今年は明日が土曜日なので、まだまだお休みムードかもしれません。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:ゴーヴァルダナ・プージャー

ディーワーリーの翌日はゴーヴァルダナ・プージャー。

言い伝えでは、インドラ神が降らせた大雨はひどく、クリシュナ神はゴーヴァルダナ山を持ち上げ傘にし人々や牛たちを守ったといわれ、それがディーワーリーの翌日にあたると信じられています。

このゴーヴァルダナ・プージャーでは、神聖な牛の糞でゴーヴァルダナ山に見たてた山やクリシュナ神の像を作り、花や色粉で彩ったのちプージャーを行い祈りを捧げます。

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友人宅のゴーヴァルダナ・プージャー。真ん中にあるのが牛の糞で作ったクリシュナさまです。プージャーをした後、周りにいる方々がこのまわりをマントラを唱えながらぐるぐる回ります。その様子を見て気が付くと、皆さま男性で、どうやら女の人は参加しないよう…。様子を見たいアングレージ(外国人)のために喜んで私を受け入れてくださったのですが本当はいけなかったのかも…。

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別のお家の牛糞のクリシュナさま。それぞれの家庭がこうしてクリシュナさまを作って、親戚にあたる家庭を男性全員が訪れて、同じようにプージャーをし、ぐるぐる回って次の家庭へ移ります。

でも、出身地がだいぶ異なる別の友人はゴーヴァルダナ・プージャーはやったことがないと言っていたので、一部の地域のみで行われる慣習になりますね。広大なインド、学ぶことがたくさん。

ゴーヴァルダナ・プージャーは今日の夜です。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:Happy Diwali!!

インドは今日が新月で、いよいよディーワーリー祭です!日本での新月はあす未明となりますが、暦の関係上、日本時間のディーワーリーも今夜になるようです。

今夜は一晩中、インドでは光が灯され、盛大な祝祭が行われますね。最近は花火や爆竹がひどく、実はこのディーワーリーの時期の大気汚染や、事故や怪我などが近年大問題となっています…。誰もが幸せなディーワーリーを迎えられるように心から願っています。

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光の祭典であるディーワーリー。今日は大好きなマントラをご紹介します。とても有名なマントラですね。

असतोमा सद्गमय।
तमसोमा ज्योतिर् गमया।
मृत्योर्मामृतं गमय॥
ॐ शान्तिः शान्तिः शान्तिः

asatomā sadgamaya |
tamasomā jyotir gamayā |
mṛtyormāmṛtaṁ gamaya ||
om śāntiḥ śāntiḥ śāntiḥ

アサトーマー サッドガマヤ
タマソーマー ジョーティル ガマヤー
ムリティヨールマー アムリタン ガマヤ
オーム シャーンティヒ シャーンティヒ シャーンティヒ

意味:非真から真実へ
不明から光明へ
死から不死へ
どうか私をお導きください。
平安あれ、平安あれ、平安あれ

ラヴィ・シャンカルとジョージ・ハリスンのアルバム「Chants of India」のトラックは特に好きです。このアルバムではたくさん学びました。

このマントラは、ご存知の方も多いと思いますが、映画「マトリックス レボリューションズ」のエンディングでも力強く豪華に流れていて、あれを耳にした時は思わずドキッとしたほど。心に響くマントラです。「目覚めろ」と言われているような気がしてなりませんでした。

どんな形でもあっても、こうした叡智に触れる機会があるというのはとてもありがたい事だなと思います。それらが伝える真の意味を正しく理解できるように、これからも学び続けたいと思っています。

皆様もどうぞ祝福に満ちたディーワーリーをお過ごしください!

(スタッフ:ひるま)