スタッフ日記:クリシュナの愛する者

今日はエーカーダシー。そしてバガヴァッド・ギーターの生誕を祝福するギーター・ジャヤンティです。

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以下はギーターでも大好きな部分(第12章13節~20節)。こんな風に、クリシュナの愛する者になれるように、日々努力をしたいです。それは毎日を幸せに生きることにも他ないんだと実感しています。

(一三)
すべての生類に対して悪意を持たず
彼らの親切な友となり 我執と所有欲なく
幸 不幸を等しく平静に受け入れ
他者に対して寛大である者

(一四)
常に足ることを知って心豊かに
自制して断固たる決意のもとに
心と知性(ブッディ)をわたしにゆだねる者
このような人をわたしは愛する

(一五)
誰にも迷惑をかけず 干渉もせず
誰からも心の平安を乱されない者
順境にも逆境にも心平静な者
このような人をわたしは愛する

(一六)
私心なく 身心ともに清純で何事にも適切に対処し
何事も心配せず何事にも悩まず
結果を期待した企画や努力をしない者
このような人をわたしは愛する

(一七)
どんな事物にも喜ばず悲しまず
こうあって欲(ほ)しいとも欲しくないとも思わず
吉凶禍福に超然として心動かさぬ者
このような人をわたしは愛する

(一八)-(一九)
友も敵も等しく扱い 名誉不名誉に関心なく
寒暑 苦楽 また賞讃 非難に心動かさず
常に無益な交際をせず 無益な口をきかず
何事にも満足し 住所住居に執著なく
断固たる決心で心をわたしに結びつけ
信愛行にはげむ人をわたしは愛する

(二十)
わたしを信じ 愛慕し
わたしを究極至上の目的として
この永遠不滅の法道を行くわたしの信者を
わたしはこの上なく愛している

出典:神の詩―バガヴァッド・ギーター 田中 嫺玉 (著, 翻訳))

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:心は自分にとっての友であり また同時に仇敵でもあるのだ

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ギーターの中でも特に好きで、読む度に心打たれる詩節。

人は自分の心で自分を向上させ
決して下落させてはいけない
心は自分にとっての友であり
また同時に仇敵でもあるのだ

心を克服した人にとって
心は最良の友であるが
心を克服できない人にとっては
心こそ最大の敵である

(バガヴァッド・ギーター6章5,6節 神の詩―バガヴァッド・ギーター田中 嫺玉 (著, 翻訳))

A man should uplift himself by his own self, so let him not weaken this self. For this self is the friend of oneself, and this self is the enemy of oneself.

The self (the active part of our nature) is the friend of the self, for him who has conquered himself by this self. But to the unconquered self, this self is inimical, (and behaves) like (an external) foe.
(Bhagavad Gita 6-5,6)

ギーターは読み始めた時は全く理解できず、まだまだ理解できていないことばかりです。日々の出来事を通じて、分かったり、それでも分からなかったり、これからも学び続けたいと思っています。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:来週はギーターの生誕祭

インドでは来週21日のエーカーダシーに、ギーター・ジャヤンティー(バガヴァッド・ギーターの生誕祭)を迎えます。ギーターは私も大好きなものの一つ。

ギーターでは偉大な教えを説くクリシュナさまですが、さまざまな姿、役割、様相がありますね。

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これはインドの知人宅のクリシュナさま。バーラ・クリシュナといって、子どもの姿をしています。バーラ・クリシュナはクリシュナ崇拝の初期の形態の一つとも言われますね。ドレスを着ているので分かりにくいですが、片手にバターボールを握って”はいはい”をしています。

インドではこんな風に、神さまたちは王冠やドレスをまとって祀られることがとても多くあります。神さまたちが心地よく座れるように、アーサン(敷き物)も欠かせません。

神さまの王冠を取扱中です。

神像用の王冠(2個セット)

王冠(Sサイズ)

読むたびに新しい気づきがあるギーター。必要な時に、必要な答えを与えてくれるもの。改めて読み直しています。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:25000組の結婚式@デリー

昨日12月7日はとても吉兆なエーカーダシーでした。そして現在は結婚式シーズン。なんと昨日は、デリーだけでも25000組の結婚式が執り行われたそうです。

ニュースの詳細はこちら

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インドの結婚式では、こんな風にかわいらしく飾り付けられた車に乗って花婿さんが登場します。車だけでなく、馬車で登場する花婿さん、白馬にのって登場する花婿さんも。

昨日のデリーは大渋滞だったよう。デリーにいる知人も、渋滞に巻き込まれ家にたどり着けなかったとか。この後もまだ吉兆な日が訪れるので、しばらくは賑やかな日々が続くようです。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:楽しい断食

2015年12月7日はエーカーダシです。ヴィシュヌ神に捧げられる日として知られるこのエーカーダシにおいては、断食の行いが広く勧められます。

また、本日のエーカーダシは、ウトゥパンナ・エーカーダシと言われ、エーカーダシを始めるに最もふさわしい日であると言われています。エーカーダシの習慣を身につけようと試みている人、またエーカーダシを行ってみたいと感じている人々に、成功をもたらすと言われます。(エーカーダシについて詳細はエーカーダシの吉日

インドではエーカーダシだけでなく、シヴァさまに捧げる月曜日の断食、ハヌマーンさまに捧げる火曜日の断食などなど、それぞれの信仰に基づいて、さまざまに断食が行われます。神々に繋がる中で、もっとも大きな障壁となるのが感覚。断食はとっても明確な感覚の制御の一つです。

そんな断食の中で、特に多くの人々が実践するのがナヴァラートリ(春と秋に訪れる女神を讃える9日間の祝祭)です。ナヴァラートリ中は、多くのレストランがナヴァラートリ・ターリー(定食)を提供するほど。

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ナヴァラートリー・ターリー。

私の大好物でもあるクットゥのプーリー(蕎麦粉を捏ねて丸めて揚げたもの)がターリーのメイン。その他、サーブーダーナー(タピオカ)のおせんべいや、ヨーグルトのサラダ、じゃがいものチャート(軽食)など、全て、玉ねぎ・にんにくを使わないお料理です。本当に美味しくて、毎日でも食べたいほど。

これらは、身体を浄化する食べ物として知られていて、ナヴァラートリ期間中やエーカーダシの際に好んで食されます。断食と言うよりも、食の節制ですね。

エーカーダシはおよそ2週間に一度訪れます。2週間に一度でも、食の節制をすることで、心身がとてもすっきり軽くなります。あまりにも心身が軽くなるので、今では楽しみの一つになりました。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:エメラルドグリーン色のガンジス河

12月に入って寒さも本格的となってきました。北インドも気温が下がってくる頃です。気温が下がると、ガンジス河がエメラルドグリーン色に姿を変えて、濃い霧が立ち込めた早朝など、もうそれだけで神々の世界にいるような気分になります。

ガンジス河の水源は、ガンゴートリーのゴームクと知られていますが、ガンジス河として始まるのがここ、デーヴァ・プラヤーグ。

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右がアラカナンダー川、左がバーギーラティー川。

2つの川が美しく一つに繋がり、ここからガンジス河と呼ばれるようになります。このあたりには、デーヴァ・プラヤーグを含むパンチャ・プラヤーグと呼ばれる5つの聖地があります。プラヤーグは合流。それぞれ、2つ(もしくはそれ以上)の川が交わる聖地と知られています。

2つのものが一つになること。古くから大自然のあらわれを神々として崇めてきたインドの世界。こうした聖地に赴くと、自分自身の内にも、清らかな流れが生まれます。

ちなみに…だいぶ古い写真になりますが、冬と夏でガンガーはこんなにも色が変わります。

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冬のガンガー。

 

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夏のガンガー。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:クムクムをつける

インドで神々を礼拝する際に欠かすことのできないアイテムの一つ、クムクム(ローリーやシンドゥールなどとも)。

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こんな風に寺院の側で売られています。これはデリーのカールカジー・マンディル。カーリー女神をお祀りする寺院です。入れ物もとてもかわいい。

クムクムは主にターメリック・パウダーに消石灰を加えできた朱粉として知られていますが、ベニノキの種の赤い色素が使われることもあるそう。

真っ赤な色に大きなエネルギーを感じます。何といっても、ターメリック・パウダーはうこんの根の部分を乾燥させたもの。大地の中に存在していたものだから、大地のエネルギーをそのままに受け持つとも言われます。根源のエネルギー・シャクティそのものですね。

クムクムは礼拝の際に神さまの額や、自分の眉間に塗布します。インドでは今でも、多くの人々がクムクムをつけて日常を過ごしています。

大きな自然と繋がることは、神さまのエネルギーに通じる大切なこと。インドで深く学ぶことです。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:神秘に満ちるインド

今インドではトゥラシー・プージャー(ヴィヴァーハ)を迎えていますね。きっと各地で結婚式が盛大な時かもしれません。チャトゥル・マースにあたる7月のグル・プールニマーからは、ほとんど結婚式が執り行われないので、待ちに待ったカップルも多いのではないでしょうか。(広大なインドはたくさんの宗教や、各地域で異なる慣習があるので、全インドとは限りません。)

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これは、ヴリンダーヴァンのニディヴァンという森の中。

ヴリンダーはトゥラシーのこと、ヴァンは森や林。クリシュナさまが幼少を過ごしたとされるヴリンダーヴァンは、トゥラシーの森となりますね。トゥラシーはクリシュナの愛した木とも言われます。

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木々にはたくさんのシンドゥールが捧げられています。

ニディヴァンはラース・リーラが初めて起こった場所と言われ、今でも夜になると、クリシュナとラーダーがダンスをすると信じられています。森の中には、クリシュナとラーダーがダンスを踊った後に休息をとるための部屋があり、夜になる前にお水や食事を捧げ部屋に鍵をかけるそうですが、朝になると、全て減っているんだそうです。

でも、夜は誰も、森に入ることができません。見ようとする者は、決して戻ってこられないのだといいます。

神秘に満ちるインド。たくさんの神話が今でも生きています。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:大切なのは心

本当に敬虔にクリシュナさまを崇める、古くからのインドの友人の祭壇。

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あれ?よく見ると、クリシュナさまが持っているのはフルートじゃなくて爪楊枝。(インドにも爪楊枝がたくさんあります。)

「どうしたの?」と聞くと、「フルートが行方不明になった」という。「爪楊枝でいいの?」と聞くと、「大切なのは心(形じゃなくて)」と、その後も気にせず熱心にクリシュナさまを崇め至福に浸っている姿を見て、形ばかりを気にして全然心が定まらない私に渇を入れられたように思いました。

あるがままをあるがままに受け入れることは、とても簡単なことなのに、とても難しい。起こり得る全てのことを喜んで受け入れられるように、まだまだ修行が必要です。それにはやっぱり、信じる心が必要なのかな。比較の中でなく、絶対の幸せを見つけたいです。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:お牛さまを崇める時~ゴーパー・アシュタミー

今日はゴーパー・アシュタミー。クリシュナ神が牛飼いとなった日として、聖なる牛が崇められる時です。ゴーパー・アシュタミーは、ディーワーリー祭の後に祝福されたゴーヴァルダナ・プージャーにも関連があるとされています。

~インドラ神は非常に尊大であったため、クリシュナ神は人々に、インドラ神ではなく動物や自然(牛や山)を礼拝することを勧めます。インドラ神はひどく怒り、大雨を降らせました。その大雨による洪水から人々を守るため、クリシュナ神はゴーヴァルダナ山を持ちあげ傘にし人々を救いました(ディーワーリー祭の翌日:ゴーヴァルダナ・プージャー)。それからおよそ7日後、インドラ神はクリシュナ神にひれ伏します。その日が本日のゴーパー・アシュタミーであると信じられています。~

インドでは牛は聖なるものとして崇められ、乳製品を用いた料理や飲み物、スイーツがとっても豊富。

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クリシュナ神が幼少を過ごしたとされるブリンダーヴァンを訪れた時に頂いた朝食。素焼きのカップに入ったラッシーが本当に本当に美味しくて、愛されて育てられた牛たちからの恵みとはこんなに幸せいっぱいなんだと感じたことを覚えています。ラッシーだけでお腹いっぱいになってしまうほど。お腹というか胸がいっぱいになりました。

牛はミルクだけでなく、尿や糞は薬や燃料、家々の塗料としても用いられます。プージャーにもギーやミルクが欠かせませんね。

お牛さまからの恵みは、日々に必要不可欠なもの。今日はそんなお牛さまがきれいに着飾られ、プージャーやお祈りがされる時です。

(スタッフ:ひるま)