スタッフ日記:ゴーヴァルダナ・プージャー

ディーワーリーの翌日はゴーヴァルダナ・プージャー。

言い伝えでは、インドラ神が降らせた大雨はひどく、クリシュナ神はゴーヴァルダナ山を持ち上げ傘にし人々や牛たちを守ったといわれ、それがディーワーリーの翌日にあたると信じられています。

このゴーヴァルダナ・プージャーでは、神聖な牛の糞でゴーヴァルダナ山に見たてた山やクリシュナ神の像を作り、花や色粉で彩ったのちプージャーを行い祈りを捧げます。

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友人宅のゴーヴァルダナ・プージャー。真ん中にあるのが牛の糞で作ったクリシュナさまです。プージャーをした後、周りにいる方々がこのまわりをマントラを唱えながらぐるぐる回ります。その様子を見て気が付くと、皆さま男性で、どうやら女の人は参加しないよう…。様子を見たいアングレージ(外国人)のために喜んで私を受け入れてくださったのですが本当はいけなかったのかも…。

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別のお家の牛糞のクリシュナさま。それぞれの家庭がこうしてクリシュナさまを作って、親戚にあたる家庭を男性全員が訪れて、同じようにプージャーをし、ぐるぐる回って次の家庭へ移ります。

でも、出身地がだいぶ異なる別の友人はゴーヴァルダナ・プージャーはやったことがないと言っていたので、一部の地域のみで行われる慣習になりますね。広大なインド、学ぶことがたくさん。

ゴーヴァルダナ・プージャーは今日の夜です。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:Happy Diwali!!

インドは今日が新月で、いよいよディーワーリー祭です!日本での新月はあす未明となりますが、暦の関係上、日本時間のディーワーリーも今夜になるようです。

今夜は一晩中、インドでは光が灯され、盛大な祝祭が行われますね。最近は花火や爆竹がひどく、実はこのディーワーリーの時期の大気汚染や、事故や怪我などが近年大問題となっています…。誰もが幸せなディーワーリーを迎えられるように心から願っています。

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光の祭典であるディーワーリー。今日は大好きなマントラをご紹介します。とても有名なマントラですね。

असतोमा सद्गमय।
तमसोमा ज्योतिर् गमया।
मृत्योर्मामृतं गमय॥
ॐ शान्तिः शान्तिः शान्तिः

asatomā sadgamaya |
tamasomā jyotir gamayā |
mṛtyormāmṛtaṁ gamaya ||
om śāntiḥ śāntiḥ śāntiḥ

アサトーマー サッドガマヤ
タマソーマー ジョーティル ガマヤー
ムリティヨールマー アムリタン ガマヤ
オーム シャーンティヒ シャーンティヒ シャーンティヒ

意味:非真から真実へ
不明から光明へ
死から不死へ
どうか私をお導きください。
平安あれ、平安あれ、平安あれ

ラヴィ・シャンカルとジョージ・ハリスンのアルバム「Chants of India」のトラックは特に好きです。このアルバムではたくさん学びました。

このマントラは、ご存知の方も多いと思いますが、映画「マトリックス レボリューションズ」のエンディングでも力強く豪華に流れていて、あれを耳にした時は思わずドキッとしたほど。心に響くマントラです。「目覚めろ」と言われているような気がしてなりませんでした。

どんな形でもあっても、こうした叡智に触れる機会があるというのはとてもありがたい事だなと思います。それらが伝える真の意味を正しく理解できるように、これからも学び続けたいと思っています。

皆様もどうぞ祝福に満ちたディーワーリーをお過ごしください!

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:ラクシュミー女神を迎え入れる

今日はエーカーダシー。ということは、明後日がダンテーラスで、いよいよ今年のディーワーリー祭が始まります。インドではボーナスが支給されるものこのディーワーリー頃が多いと言われ、新しいものでディーワーリーを迎えられるようにマーケットは大賑わい。家々の大掃除が行われるのもディーワーリー前で、本当にきれいで豪華な祝祭となります。

ディーワーリーの日と言えば、ガネーシャ&ラクシュミー(+サラスワティー)への礼拝が盛大に行われます。繁栄や豊かさを願うもっとも吉兆な時のひとつで、ラクシュミー女神への礼拝は特に盛大。

お家をきれいにしてラクシュミー女神を迎え入れるために、ラクシュミー・チャラナ(ラクシュミーさまの御足)を飾ったり、たくさんのディヤを灯したり、カラフルなパウダーでランゴーリーを描いたり。ご馳走も欠かせません。

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友人宅でディーワーリーを迎えた際に玄関に描いたランゴーリー。शुभ दीपावली(スバ・ディーパーヴァリー:吉兆なディーワーリーの意)と書いてあります。

ランゴーリーも一つ一つのデザインにとっても深い意味があり、伝統的には米粉などで描いたりしますが、カラフルなランゴーリーもとってもかわいい。今では手軽に描ける専用フレームも売られています。

私も身の回りをきれいにして、吉兆な時を迎えたいと思っています。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:ディーワーリーのご飯

ディーワーリーは日本のお正月のようなもの。離れ離れになっていた家族が集まり、一家が勢揃いします。いつもお世話になっている友人宅で過ごすことが多かったディーワーリーは、ディヤが灯されて、たくさんの人が集まり、本当に暖かな空間だったことを思い出します。

最近はデリーを拠点することが多いのですが、デリーの部屋ではガスコンロが使えず、IH調理器でご飯を作ります。でもやっぱり火で調理されたご飯が食べたい。そんな私の要望にはりきって答えてくれた友人のお母さん。

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ダール・ワダという一品を調理中。お豆をすりつぶしたものにスパイスなどを入れて揚げたもの。この激しく燃える火のチューラハー(コンロ)は、今でも庭の片隅にある家庭がとても多いです。下の台が絶妙なバランスで組み立てられているので、カラーヒー(カダーイーとも。丸い鍋。)を乗せるとひっくり返るのではないかとドキドキしますが、自然の火を通された食事は消化にも良いと言われ、今でもこれで調理することを好むお母様方も多いよう。何よりこれで調理されたご飯は本当においしい。

ディーワーリー頃になると夜は冷え込むこともあるので、こうした火のまわりで温まったりもしました。家族やご近所のために大量にお料理を作るので、あちこちで火が焚かれて、なんとなくディーワーリーはこういうあたたかみのある色のイメージがあります。

今年も温かいワダが食べたいなぁとしみじみしています。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:もうすぐディーワーリー

ディーワーリー祭が一週間後に迫って、なんだかとてもわくわくしています。お盆とお正月とクリスマスがまとめてやってきたような、本当に本当に大きな祝祭で、インドの友人たちもディーワーリーの準備で大変のよう。

そんなディーワーリーに欠かせないものと言えば、ディヤ。

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友人宅でお祝いしたディーワーリーの夜。ランゴーリーの上にディヤを並べて、一晩中お祝いをします。

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素焼きのディヤはあたたかみがあって、本当に素敵。ディーワーリー前になると、伝統的なかわいいディヤが街中に溢れます。ディーワーリーで火を灯すと、光のある生活ってなんて尊いんだろうといつも気づかされます。

先日入荷したディヤはご好評を頂いてすぐに売り切れとなってしまいました。これからもたくさんかわいいディヤを入荷予定です。

忙しない毎日の中でも、小さな光を忘れずにいたいですね。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:ロマンチックなカルヴァー・チャウト

今日はカルヴァー・チャウトの日。主に北インドになりますが、先日のダシャラー祭と次のディーワーリー祭の間に行われるこのカルヴァー・チャウトも、とても盛大にお祝いされる祝祭です。

いつだかの友人宅のカルヴァー・チャウトのターリー。

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ターリー(お皿)に、灯り、お花、ミターイー(お菓子)、アクシャタ(米粒)、クムクム(朱粉)、そしてカルヴァー(ポット)に入った聖水があります。

女性たちは朝から断食をした後、夜になって月が出るころ、このターリーを持って外に出ます。そして、興味深いのがこの後の行い。

”ふるい”を通して出てきた月を見て、その後、今度は”ふるい”を通して旦那様のお顔を見て、カルヴァーに入った聖水を飲み、断食を終えます。

”ふるい”は、あの粉を濾すもので、インドの家庭には必ずあります。全粒粉のローティー(チャパティ)が主食な北インドでは、ローティーを作る前に、必ずふるいで粉をふるいます。そのふるいでお月さまをみて、その後にご主人さまのお顔を見るんです。

あまりにも崇高な存在を直接見ないようにするため、または、ふるいを通じて悪いものを払い良いものだけを見るため、などと伝えられていますが、初めて見た時はびっくりしました。

このカルヴァー・チャウトは、最近では夫婦だけでなく、恋人たちの間でも行われるそう。カルヴァー・チャウト・アプリなるものもあるそうで、デジタルにロマンチックな夜を過ごす恋人たちもいるそうです。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:火曜日はハヌマーンさまの日

火曜日はハヌマーンさまの日。猿の姿をしてとてもかわいいのに、山を片手で持ちあげてしまうほどの怪力の持ち主。

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私のインドの友人は、幼いころからいつも落ち着きがなく、イライラしていて、ありとあらゆる物事に対して怒りを感じ、いつもプンプンして両親を困らせていたそう。

ご両親の勧めもあって、10代の頃丸1年、火曜日の断食を行ったところ、本人もびっくりするくらい穏やかになって、毎日生活するのがとても楽になったと言っていました。

インドでは火曜日だけ菜食になる人々もとても多くいます。

ハヌマーンさまは火星の悪影響を静めるためにお祈りされることがとても多くあります。火星のエネルギーが正しいバランスで保たれている人々は少ないといわれていますね。

自分自身の抱える問題を客観的に見つめて、大きな視点で対処する方法があるというのは、素晴らしいなぁとインドの文化をみていつも思います。

かわいいハヌマーンさまのキーホルダー入荷しています。ハヌマーンさまがいるところには悪いものが近寄れないと言われているので、お守りとして持つのもいいですね。

ハヌマーン・シンプル・キーホルダー★後姿までかわいいベビー・ハヌマーンのキーホルダー

ハヌマーン・キーホルダー(コイン)★凛々しい姿を見せるハヌマーンのキーホルダー

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:樟脳(カプール)のおもしろい使い方

樟脳(カプール)は、インドではアーラティやヤジュニャの際に燃やされ、日常のプージャーでも頻繁に使われます。アグニホートラをされる方にとっても必須のアイテムだと思います。

特に、樟脳の炎からでる煙は周囲の大気を浄化し、さまざまなネガティブな影響を取り除くと考えられています。

でも、その煙やすすにびっくりされる方も少なくないかもしれません。日本では家に火災報知機がついているし、屋内で使用する際、煙には特に慎重になってしまいます。

インドの友人が教えてくれたこの方法。

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アロマポットで焚く。

これは本当に便利。キャンドルを焚いて、ポット部分に少し樟脳を置くだけで大丈夫です。

メントールのすっきりした香りが部屋中に充満して、部屋の空気の淀みや重たい感じがあっという間になくなります。(本当は天然のものがいいのだろうけど、なかなか入手しにくいですね)

ホームページで「樟脳」を検索して頂くと、今取り扱いのある商品が出てきますので、是非お試しください。お徳用サイズも入荷予定です。

ちなみに写真に写っているのはHari Darshanの樟脳。Hari Darshanはインドでは老舗で、古くからプージャー用品を扱っています。SitaRamaではHari Darshan製のチャンダン・ペーストを取扱中。(ピュア・チャンダン・ペースト(Hari Darshan)約40グラム

※樟脳は飲み込んだ場合は有毒ですし、刺激が強いので、体調によっては好ましくない影響が出るかもしれません。お取り扱いには十分ご注意ください。(特に、妊婦さんやてんかんをお持ちの方には勧められていないようです。)そして蒸発しやすいので、密封して保存してください。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:今日はエーカーダシ―

今日はエーカーダシー。だいたい2週間に一度やってくるエーカーダシーは、断食のイメージがありますが、インドの断食は割と食べます。それも穀物を除いた身体を浄化するもの。フルーツや牛乳が多いです。

2週間に一度くらい食の節制をすると、本当に身体がすっきりして心も軽くなります。エーカーダシーは月の満ち欠けによって決まりますが、自然の循環と共に生きるインドのさまざまな行いには学ぶことがたくさん。

ある断食の日のメニュー。

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パパイヤ。隣にあるのはブラックソルトとロックソルト。

インドではフルーツにも絶妙にブレンドされたスパイスをかけて食べます。それも消化を助けるため。スパイス以外にはこのブラックソルトやロックソルトをかけて食べます。

ブラックソルトもロックソルトもヒマラヤ原産の岩塩の一種。特にナヴァラートリの間はこの塩を取ることが勧められています。ナトリウムが少なくミネラル豊富。毒出しにもいいと言われアーユルヴェーダでも勧められるもの。

ブラックソルトは硫黄分を含むのでゆで卵のにおいがします。はじめはかなり抵抗感があったけれど、今ではフルーツにはブラックソルトがないと落ち着きません。

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最近はインドでもオーガニック素材がたくさん手に入るようになり、このロックソルト、前回インドからたくさん担いで帰ってきました。

(スタッフ:ひるま)

Happy Dussehra!! スタッフ日記始めました

Happy Dussehra!!

インドでは昨日22日がダシャラー祭でしたが、日本では暦の関係上、本日23日がダシャラー祭にあたります。ナヴァラートリ祭から続いてこのダシャラー祭は、何かを始めるとても吉兆な時にあたります。

SitaRamaではスタッフ日記を書かせて頂くことになりました。インドの文化や慣習を、もっと親しみやすく感じて頂くことができますよう、楽しくて面白い、そして役立つ情報をお送りしていきたいと思っています。

さっそく昨日のインドのダシャラー祭。デリーの友人から写真が送られてきました。

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これはラーム・リーラーですね。

ラーマがラーヴァナを倒す物語が街のあちこちで上演されます。

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よく見るとハヌマーンさま(左)がすごい!


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そして魔王ラーヴァナ。

年々派手さが増していくような気がします。

こんな光るラーヴァナ初めて見ました。

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火をつけられて

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最後には燃やされてしまいます。
(SitaRamaのフェイスブックでは動画もご紹介しています!)

ダシャラー祭が終わると、次のディーワーリー祭に向けて、インド中が活気づきます。そろそろディーワーリー・メーラーが始まっている頃ですね。ディーワーリーではラクシュミーさまが盛大に礼拝されるので、これからはラクシュミー・アイテムもたくさんご紹介していきたいです。

(スタッフ:ひるま)