バガヴァッド・ギーター 第2章第3節

・klaibyam mA sma gamah pArtha naitattvayyupapadyate
kshudram hridayadaurbalyam tyaktvottishtha parantapa(BG 2.3)
・クライビャム・マー・スマ・ガマハ・パールタ・ナイタットヴァイユパパディヤテー
クシュドラム・フリダヤダウルバリャム・ティヤクトヴォーッティシュタ・パランタパ
・意味:アルジュナよ、女々しさに陥ってはならぬ。それはあなたにふさわしくない。卑小なる心の弱さを捨てて立ち上がれ。(上村勝彦訳)

スワミ・ヴィヴェーカーナンダは、この一節には、ギーターのすべてのメッセージが込められており、この一節を読むことで、全ギーターを読むだけの功徳があると述べています(Thoughts on the Gita)。
私たちは内面にある欲望という強敵と、外面に立ちはだかる難題に向かって戦い続けなければなりませんが、ギーターのこの一節は、どのような時も弱気に陥ってはならないことを伝えています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「バガヴァッド・ギーターCDギフトボックス」(CDAB099)
・「バガヴァッド・ギーター マルチメディアブック」(GitaMultimedia)

オーム・ナモー・サッチダーナンダ・サイ・ナーターヤ・ナマハ

・Om namo satchidAnanda sai nAthaya namah
・オーム・ナモー・サッチダーナンダ・サイ・ナーターヤ・ナマハ
・意味:至高の化身であるサイナータに帰依いたします

シルディ・サイババを讃えるマントラのひとつです。
サッチダーナンダはサット(実在、善)、チット(純粋意識)、アーナンダ(至福)の三つの言葉がつながったものです。 ナータ(nAtha)は、万人の救済者、人々の拠り所を意味し、サイ・ナータは万人の救済者であるサイを意味しています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「モーニング・チャント オーム・サイ

オーム・サイ・ナモー・ナマハ

・Om sai namo namah
shrI sai namo namah
jaya jaya sai namo namah
sadguru sai namo namah
・オーム・サイ・ナモー・ナマハ
シュリー・サイ・ナモー・ナマハ
ジャヤ・ジャヤ・サイ・ナモー・ナマハ
サッドグル・サイ・ナモー・ナマハ
・意味:オーム・サイに帰依いたします
聖なるサイに帰依いたします
栄光のサイに帰依いたします
最高の師サイに帰依いたします

地上が混迷の中にあるとき、至高神は自ら人間の姿をとって指揮を執り、人類の正法を甦らせると、ヒンドゥー教では古くから信じられてきました。シルディ・サイババは、自らを至高神の化身であると宣言し、そして彼に近い人々も至高神の化身として疑わない、普遍的教えと超越的法力を備えた聖者です。
現在でも、彼の奇跡と普遍的な教えは、世界中の悩める人々を惹きつけてやみません。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「シュリー・サイ・マントラム
・「サイ・マントラDVD

ガネーシャ・スバ・ラーバ・マントラ

・Om shrIm hrIm klIm glaum
gam ganapataye varavarada sarvajanam me vasha mAnaya svAhA
・オーム・シュリーム・フリーム・クリーム・グロウム
ガン・ガナパタイェー・ヴァラヴァラダ・サルヴァジャナン・メー・ヴァシャ・マーナヤ・スヴァーハー
・意味:この上ない幸運と吉兆を与えるガネーシャ神よ
どうか自身の感官を支配できますように。

このマントラは、スバ(幸運)・ラーバ(獲得)のマントラとして知られるガネーシャ・マントラです。「サルヴァジャナム・メー・ヴァシャマーナヤ・ナマハ」は、直訳では「すべての人々が私の制御下にありますように」との意味になりますが、これは、自身の中に存在する全生命をコントロールすること、すなわちセルフ・コントロール(自制)するためのマントラと解されます。自身の中の激質的(ラジャス)、暗質的(タマス)な性質を排し、純質(サットヴァ)な性質を確立するための極めて優れたマントラです。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
ラクシュミー・ガネーシャ(CD2枚組)」(ディスク1:トラック4)

ナラシンハ・ガーヤトリー・マントラ

・Om vajranakhAya vidmahe
tIkshnadamstrAya dhImahi
tanno nArasimha prachodayAt
・オーム・ヴァジュラナカーヤ・ヴィッドゥマヘー
ティークシュナダンストラーヤ・ディーマヒ
タンノ・ナーラシンハ・プラチョーダヤートゥ
・意味:我らが硬い爪をもつ方を知り
鋭い牙をもつ方を瞑想できるように
ナラシンハよ、我らを導き給え

人獅子ナラシンハ(ヌリシンハ)に捧げるガーヤトリー・マントラです。
魔王ヒラニヤカシプは、ヴィシュヌ神の熱心な帰依者である息子のプラフラーダをよく思っていませんでした。息子が父ヒラニヤカシプに、ヴィシュヌ神の偉大さを説くと、三界を征服していた父は非常に腹立たしくなりました。
ヒラニヤカシプは、苦行の賜物として、神、魔神、人間、動物によって殺されることのない肉体を手にしていましたが、ヒラニヤカシプの悪態を見るに見かねたヴィシュヌは、神、魔神、人間、動物でもない人獅子ナラシンハとなって、ヒラニヤカシプを倒しました。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック12)

オーム・ディヤウフ・シャーンティヒ

・Om dyauhu shAntihi
antariksham shAntihi
prithivI shAntihi
Apaha shAntihi
aushadhayah shAntihi
vanaspatayah shAntihi
vishvedevaha shAntihi
brahma shantihi
sarva shAntihi
shAntireva shAntihi
sAmA shAntiredhi
Om shAntihi shAntihi shAntihi
・オーム・ディヤウフ・シャーンティヒ
アンタリクシャム・シャーンティヒ
プリティヴィー・シャーンティヒ
アーパハ・シャーンティヒ
オーシャダヤハ・シャーンティヒ
ヴァナスパタヤハ・シャーンティヒ
ヴィシュヴェーデーヴァハ・シャーンティヒ
ブラフマ・シャーンティヒ
サルヴァ・シャーンティヒ
シャーンティレーヴァ・シャーンティヒ
サーマー・シャーンティレーディ
オーム・シャーンティヒ・シャーンティヒ・シャーンティヒ
・意味:天界に平安あれ
中間界(天界と地上の間)に平安あれ
地球に平安あれ
水に平安あれ
薬草に平安あれ
木々に平安あれ
万物の神々に平安あれ
ブラフマンに平安あれ
一切に平安あれ
平安、まさに平安あれ
平安が私たちを包み込みますように
平安あれ、平安あれ、平安あれ
(Shukla Yajurveda Samhita – 36.17, Atharvaveda Samhita – 19.9.14)

シュクラ・ヤジュル・ヴェーダからの万物の平安を祈願するシャーンティ・マントラです。私たちを養うすべての物質、大気、天界の神々の平安を願います。この詩節は、新たな門出を祝福するために、インドの結婚式でも唱えられます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ヴィシュワ・シャーンティ・マントラ」(トラック2)

五戒文(パンチャ・シーラ)

・pAnAtipAtA veramanI sikkhApadam samAdiyAmi
adinnAdAnA veramanI sikkhApadam samAdiyAmi
kAmesu micchAcArA veramanI sikkhApadam samAdiyAmi
musAvAdA veramanI sikkhApadam samAdiyAmi
surAmerayamajjA pamAdatthAnA veramanI sikkhApadam samAdiyAmi
・バーナーティパーター・ヴェーラマニー・スィッカーパダム・サマーディヤーミ
アディンナーダーナー・ヴェーラマニー・スィッカーパダム・サマーディヤーミ
カーメース・ミッチャーチャーラー・ヴェーラマニー・スィッカーパダム・サマーディヤーミ
ムサーヴァーダー・ヴェーラマニー・スィッカーパダム・サマーディヤーミ
スラーメーラヤマッジャー・パマーダッターナー・ヴェーラマニー・スィッカーパダム・サマーディヤーミ
・意味:私は生類を殺さないという戒めを守ります(不殺生戒)
私は他の物を盗まないという戒めを守ります(不偸盗戒)
私は異性と接触しないという戒めを守ります(不邪淫戒)
私は嘘をつかないという戒めを守ります(不妄語戒)
私は妄念を生じさせる酒類を摂らないという戒めを守ります(不飲酒戒)

五戒文(パンチャ・シーラ)といわれる、仏弟子となる際に立てられる5つの宣誓文です。
現代は、個人の自由が尊重されて、法律を破らなければ何でもしてもよいという風潮があります。しかし、本当の自由は、内面の規律を遵守することで得ることができます。
五戒は、仏陀が人々に示した、真の自由を得るための5つの指針です。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ブッダ・プージャー・チャンティング by Shri Aswath」(トラック2)
・「ブッダ・チャント」(トラック5)

仏陀の九徳(ブッダ・ヴァンダナ)

・iti pi so bhagavA araham sammA sambuddho
vijjA charana sampanno sugato lokavidU anuttaro
purisa dammasArathI satthA devamanussAnam buddho bhagavA ti
・イティ・ピ・ソー・バガヴァー・アラハン・サンマー・サンブッドー
ヴィジャー・チャラナ・サンパンノー・スガトー・ローカヴィドゥー・アヌッタロー
プリサ・ダンマサーラティー・サッター・デーヴァマヌッサーナム・ブッドー・バガヴァー・ティ
・意味:仏陀は、阿羅漢、正自覚者、明行具足者、善逝、世間解、無上調御丈夫、天人師、覚者、世尊であられます。
(そのような仏陀に、私は生涯帰依いたします。)

仏陀の九徳(ブッダ・ヴァンダナ)です。
「9」は日本では「苦」を意味し忌み嫌われる数ですが、インドではブラフマーを象徴する吉数です。
数字の「9」は何倍しても各位の和は「9」に回帰しますが、それは宇宙はブラフマンより生じ、ブラフマンに帰することを連想させます。(例:9×12=108→1+0+8=9)
インドでは、9を基本とした数を至るところで見ることができます。
例えば、インド神話では、宇宙の秩序は以下の4つのユガ(時代)に分類されています。
サティヤ・ユガ 1,728,000年間(=108×16,000年)
トレーター・ユガ 1,296,000年間(=108×12,000年)
ドヴァーパラ・ユガ 864,000年間(=108×8,000年)
カリ・ユガ 432,000年間(=108×4,000年)
また4,320,000年間(=108×40,000年)を1マハー・ユガと呼び、1,000マハー・ユガ(=1カルパ)がブラフマーの昼(夜)の時間といわれています。
このように、吉数である9の美徳を仏陀が備えるということは、仏陀が完全な人間であることの証とされます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ブッダ・プージャー・チャンティング by Shri Aswath」(トラック3)
・「ブッダ・チャント」(トラック6)

法の六徳(ダンマ・ヴァンダナ)

・svAkkhAto bhagavatA dhammo samditthiko akAliko
ehipassiko opanayiko pacchattam veditabbo vimnyUhIti
・スヴァッカートー・バガヴァターダンモー・サンディッティコー・アカーリコー
エーヒパッシコー・オーパナイコー・パッチャッタン・ヴェーディタッボー・ヴィンニューヒーティ
・意味:仏陀によって詳しく説かれた法は、誰にとっても明瞭であり、永遠不変であり、体験でき、涅槃へ導くものであり、賢者によって見出される真理です。

パーリ語による法の六徳(ダンマ・ヴァンダナ)です。
人々が遵守すべきダルマは、
1.仏陀によって十分に説かれたものであり、
2.かつ誰にでも分かりやすいものであり、
3.時代の流れとともに変化することのない永遠の真理であり、
4.誰にでも体験することができ、
5.窮極の目的に導くものであり、
6.賢者は自ら知りうることのできるものである
とされています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ブッダ・プージャー・チャンティング by Shri Aswath」(トラック4)
・「ブッダ・チャント」(トラック7)

僧伽の九徳(サンガ・ヴァンダナ)

・supatipanno bhagavato sAvaka sangho
ujupatipanno bhagavato sAvaka sangho
nyAyapatipanno bhagavato sAvaka sangho
sAmIcipatipanno bhagavato sAvaka sangho
yadidam cattAri purisayugAni
attha purisa puggalA esa bhagavato sAvaka sangho
Ahuneyyo pAhuneyyo dakkhineyyo
amjalikaranIyo anuttaram pumnyAkkhettam
lokassA ti
・スパティパンノー・バガヴァトー・サーヴァカサンゴー
ウジュパティパンノー・バガヴァトー・サーヴァカサンゴー
ニャーヤパティパンノー・バガヴァトー・サーヴァカサンゴー
サーミーチパティパンノー・バガヴァトー・サーバカサンゴー
ヤディダン・チャッターリ・プリサユガーニ・アッタプリサ・プッガラー
エーサ・バガヴァトー・サーヴァカサンゴー
アーフネーッヨー・パーフネーッヨー・ダッキネーッヨー
アンジャリカラニーヨー・アヌッタラン・プンニャーケーッタン・ローカッサー・ティ
・意味:仏陀の弟子の僧団は、欲望、憎しみ、怒りを自ら取り除くための訓練を積まれたものであり、八道をまっすぐに歩むものであり、至高の真理を理解し苦しむ人々を明るく照らすものであり、法の道を指し示すものたちです。
この四双八輩といわれる八類の弟子たちは、遠方からの供物を受けるに値し、上客として接待を受けるに値し、捧げられた供物を受けるに値し、礼拝を受けるに値し、世の無上の福田です。

仏陀の僧伽の九徳(サンガ・ヴァンダナ)です。
最初の四徳では、彼らが正しい修行を行っていることを讃え、後半の五徳では、彼らが供養を受けるに値する人々であることを述べています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ブッダ・プージャー・チャンティング by Shri Aswath」(トラック5)
・「ブッダ・チャント」(トラック8)