第102回グループ・ホーマ(ガネーシャ降誕祭)無事終了のお知らせ

第102回グループ・ホーマ(ガネーシャ降誕祭)にお申込みいただきました皆様、誠にありがとうございました。

ガネーシャ神を礼拝する第102回グループ・ホーマは、9月10日に無事に終了いたしました。

プージャーの写真を以下に掲載させていただきます。

神々の祝福と、より良い体験がありますよう、心よりお祈り申し上げます。
第102回グループ・ホーマの実施内容はこちらよりご覧いただけます。

新型コロナウィルス支援募金活動報告(その37)

新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

9月9日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第22回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.33505(約49000円)です。
今回は、前回から約4週間でのお届けとなりました。

インドでは9月10日に、ガネーシャ神の降誕祭が祝福されます。
この日に間に合うように物資のお届けを計画していましたが、皆様の温かいお気持ちを無事にお届けすることができました。
お届けした物資には、定番となった甘いお菓子のラッドゥーを今回も含めています。
ラッドゥーはガネーシャ神の好物でもあり、ガネーシャ神の祝福が届いたと、施設の人々はとても喜んでくださいました。

福祉施設は首都のデリー近郊にありますが、デリーでは感染状況が落ち着いており、多くの社会経済活動が再開しています。
現在、福祉施設も安定した運営を行うことができていますが、700名を超える入居者が暮らす上、コロナ禍により家族と暮らせなくなった入居を希望する人が絶えません。
一人でも多くの人を受け入れるために、必要最低限の物資でやりくりする状況が続いており、こうした祝福は日々にける大きな力となっています。

感染状況は落ち着いていますが、長引くコロナ禍の影響により苦難にある人は多く、社会には不安が広がりやすい時でもあります。
こうして与えられた機会が学びとなり、より良い社会へ向かうための糧となるよう、こうした前向きな実践に積極的に取り組んでいきたいと思います。

福祉施設への支援は今後も継続していく予定です。
この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

カウシキー女神の力

万物の力の源泉として一切の生類に宿る女神は、大自然の巡りの中で、さまざまに異なる容姿や名前で崇められます。
そんな女神たちを讃えるとりわけ吉祥な時が、季節の変化の時に祝福される、9日間のナヴァラートリーの祝祭です。
その9日間は、女神たちが凶悪な悪魔と戦った時とされ、私たちにとっては、女神の礼拝を通じて、季節の変わり目に生じる心身の不調を祓う大切な時となります。

この凶悪な悪魔との9日間の戦いにおいて生まれた、カウシキーと呼ばれる女神がいます。
悪魔たちとの戦いで苦戦を強いられていた神々が、無敵の女神の力を得るべく、一心に祈りを捧げていた時のことでした。
ガンジス川で沐浴をするためにやってきた、シヴァ神の妃であるパールヴァティー女神の身体のコーシャ(真我を包む鞘)から、非常に美しい女神が生まれます。
その女神は、コーシャから生まれたため、カウシキーと呼ばれるようになりました。

素晴らしく美しい容姿で現れたカウシキー女神に、悪魔の王は心を奪われます。
そして、カウシキー女神を手に入れようと、魔王は悪魔たちを統率するドゥームラローチャナを女神のもとへ送りました。
ドゥームラローチャナは、灰色の目を意味し、幻想に覆われた真実の見えない目を意味します。

魔王の指示のもと、ドゥームラローチャナは意気揚々とカウシキー女神と対顔し戦いに挑みます。
しかし、カウシキー女神の「フーン」という一声で、ドゥームラローチャナは灰になってしまったと伝えられます。
カウシキー女神が発したこの「フーン」は、例えば、シヴァ神を象徴するビージャ・マントラ(種子真言)として唱えられてきたものです。

肉体を持って生まれた私たちは、そこで経験するさまざまな事象に惑わされ、真我でもあるシヴァ神を見失うことが少なくありません。
そうして繰り広げられる人生という舞台で悩み苦しみ、多くの戦いに直面しています。
しかし、コーシャから生まれたカウシキー女神は、シヴァ神を象徴する「フーン」という一声で悪魔を倒したように、常にシヴァ神から離れることはありませんでした。

ナヴァラートリーは、そんな女神の力を呼び覚ます吉祥な時といわれます。
心身ともに乱れがちな季節の変わり目は、道を踏み外し、さまざまな困難に直面する時ともいわれてきました。
この時に女神たちへの祈りを捧げることで、カウシキー女神のように幻想に打ち勝ち、真実の中で生きるための無敵の力が授けられるはずです。

(文章:ひるま)

新型コロナウィルス緊急アンナダーナ活動報告(その71)

新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

昨年の3月25日に始まった新型コロナウイルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、段階的な緩和が行われ、9月に第1波の感染拡大のピークを迎えました。
9月以降は減少傾向が続いていましたが、今年の3月以降に第2波が深刻となり、現在は改善するも油断はできない状況が続いています。
これまでに累計感染者数は3313万人、死者数は44.1万人を超えました。

食事の奉仕は、9月4日に500皿(第133回目)、9月7日に500皿(第134回目)を配ることができました。
メニューはどちらもダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながらの奉仕を行っています。

食事の奉仕を行う首都のデリーでは、9月に入り、およそ1週間にわたって死者数がゼロとなりました。
新規感染者数も50人前後で推移しており、感染状況に落ち着きが見られることから、17ヶ月ぶりに教育機関も再開され始めています。
しかし、少しでも感染増加の兆候が見られれば、再び閉鎖するとされていることから、不安の拭えない中での学びとなります。

社会経済活動の多くも再開していますが、大きな祝祭が続く時を迎える中で、祭事において大人数が集まる行事等はまだ制限されています。
現在の奉仕は、大人数が集まることのないよう、日時や場所を事前に決めずに、車両で移動しながら行っていますが、困窮する人々の生活は非常に厳しく、配膳を始めれば人が集まり、あっという間に準備した食事を配り終えてしまう状況です。
今後も状況を見ながら、それぞれの安全を守れる形で奉仕をできるように、活動をしていく予定です。

インド全体では新規感染者数が3万人前後の日が続き、感染状況は落ち着いていますが、一部では状況が改善せず、他州への移動が制限されている地域もあります。
依然として油断は出来ない状況が続く不安の多い日々の中で、少しでも皆様の温かなお気持ちが広がるように、今後も活動していきたいと思います。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

秋のナヴァラートリー2021

ナヴァラートリーとは、ドゥルガー、ラクシュミー、サラスワティー女神をお奉りするヒンドゥー教の三大祭典のひとつです。「ナヴァ」はサンスクリット語で9をあらわし、「ラートリー」は夜を意味します。したがって、ナヴァラートリーとは、9日間の夜となります。この祭典は、春と秋の年2回、9日間にわたって行われます。ヒンドゥー教のカレンダーでは、月齢にしたがっているために毎年開催時期が多少前後しますが、2021年は10月7日から15日まで行われます。

ナヴァラートリーの9日間は、礼拝する神さまに応じて、3日間ずつに分けられます。はじめの3日間は、わたしたちの心の中に潜む不純物や悪徳、欠点を破壊するため、強力な戦士でもあるドゥルガー女神を礼拝します。次の3日間は、すべての帰依者に尽きることのない富と幸福を授けるといわれるラクシュミー女神を礼拝します。そして、最後の3日間は、創造主ブラフマーの妻であり、学問と芸術、そして叡智を授ける女神であるサラスワティー女神を礼拝します。わたしたちは人生のさまざまな局面で、神々からの祝福を求めて、3つの側面をもつそれぞれの女神さまにお祈りを捧げます。そのために、この祭典には9日間が費やされます。

ナヴァラートリーの期間中、真摯な帰依者の中には、断食をしながら、健康や繁栄を願って祈りを捧げる人々もいます。じぶん自身の日々の生活を見つめ直して、人生の向上につながる新しい習慣をはじめるには、昔からナヴァラートリーはこの上ない吉祥の日であるといわれています。

また、ナヴァラートリーはドゥルガー・プージャーともいわれ、ドゥルガー女神がとりわけ熱心に崇められる時です。マヒシャースラという悪魔によって世界が征服され大変な混乱に陥っていた時、ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神の3神が力を合わせると、神々の力をすべて兼ね備えた悪を倒す最強の戦士として、ドゥルガー女神はこの世界にあらわれました。

ドゥルガー女神は9日間の戦いの後にマヒシャースラを倒します。この9日間はナヴァラートリーとして祝福され、ドゥルガー女神がマヒシャースラを倒した日として最後に迎えるのが、2021年は10月15日のダシャラー祭です。

私たちは悪質な感情や思考の数々にまみれることがあります。季節の変わり目は、そういった悪質がとりわけ強くなる時ともいわれ、まるでマヒシャースラに支配されたかのように、私たちの内は混乱に陥ります。ナヴァラートリーは、そんな季節の変わり目に訪れます。9日間にわたる断食や瞑想を通じてドゥルガー女神を呼び覚まし、その力を礼拝することで、自分自身の内は浄化され悪質は倒されます。そうして私たちは清らかな心身を取り戻し、ダシャラー祭を祝福します。

ナヴァラートリーは、自身の内面に潜む不浄な傾向を克服するために、非常に重要な期間とされています。この神聖な期間を活かして、わたしたちの内面に潜む悪魔を討ち滅ぼすことができるよう日々を過ごされてみるとよいでしょう。

参照
[1] “Navaratri” from Wikipedia, Free encyclopedia, http://en.wikipedia.org/wiki/Navratri

ヴィシュヴァカルマン・プージャー2021

vishwakarma

2021年9月17日はヴィシュヴァカルマン・プージャーの吉日です。

ヴィシュヴァカルマン・プージャーは、北インドや東インドにて行われる祝祭です。

ヴィシュヴァカルマンは、インド神話においてあらゆるものを設計した神として知られています。現在でも、物造りや技術の神様として、工場などにおいて広く祀られ崇められています。

ヴィシュヴァカルマン・プージャーはヴィシュヴァカルマンの生誕日だとする説もありますが、あらゆるものを設計し、創造したとされるヴィシュヴァカルマンは全ての起源であるとされることから、生誕日が存在することはつじつまが合わないとする信仰もあります。

それでもこの日は特に、物造りに関わる人々にとってはとりわけ吉兆な時であり、ヴィシュヴァカルマンへのプージャーが熱心に執り行われます。

※ヴィシュヴァカルマン・プージャーは、ガネーシャ降誕祭の最終日であったり、カニャー・サンクラーンティ(太陽が乙女座に変遷する時)であったり、地域や慣習によって異なります。

参照:2021 Vishwakarma Puja

ラーダー・アシュタミー2021

2021年9月14日はラーダー・アシュタミーです。

ラーダー・アシュタミーは、クリシュナ神の最愛であるラーダーの降誕を祝福する祝祭です。

ラーダー・アシュタミーはクリシュナ神を信仰する人々の間で広く祝福される吉日です。
バードラパダ月(8月~9月)のシュクラ・パクシャ(月が満ちる約2週間)の8日目がその時にあたります。

ラーダーは神の愛に目覚めた存在であり、その愛の中に溶け込む個の魂を象徴しています。
この日は、神と人間(世界)の神聖な結合をクリシュナの帰依者が祝福します。

~クリシュナとラーダーのお話~

妃ではないにも関わらず、クリシュナ神の最愛として崇められるラーダーには、真実の愛に関するさまざまな神話が伝わり、私たちを不変の喜びに導きます。

かつて、クリシュナ神が病に倒れた時のこと、クリシュナ神を愛する牛飼いの乙女たちはひどく心を悩ませました。
クリシュナ神は、病を治す唯一の薬があるといいます。
それは、真の帰依者のチャラナームリタでした。
チャラナームリタは御足の甘露を意味し、主に神やグルの御足を洗った聖水として崇められます。

クリシュナ神の帰依者である牛飼いの乙女たちは、自分こそが真の帰依者だと常に自慢をし合っていました。
しかし、いざチャラナームリタを捧げるとなった時、牛飼いの乙女たちは迷い始めます。
自分の足を洗った水をクリシュナ神に捧げ、病が治らなかったら、真の帰依者ではないと笑われてしまうかもしれません。
牛飼いの乙女たちは、自分自身に疑いを持ち、失敗を恐れ、将来を憂いました。

しかし、ラーダーはすぐさま自分の足を洗い、クリシュナ神にその水を捧げます。
すると、クリシュナ神は瞬く間に病から回復したと伝えられます。
ラーダーは、評価や失敗や将来を恐れることはありませんでした。
クリシュナ神への純粋な愛が、クリシュナ神の回復という喜びをラーダーに祝福します。
ラーダーのその姿は、真の帰依者としての姿を明らかにしました。

私たち自身も、自分に対する評価を気にかけたり、失敗を恐れたり、将来を悲観したりすることが少なくありません。
そうした見かけの事象に惑わされ、クリシュナ神という自分自身の本質である不変の喜びを見失うことが多くあります。
クリシュナ神へ向かう比類のないラーダーの愛は、真の帰依者としての姿だけでなく、大きな喜びの中で生きる術を常に示してくれます。

参照:2021 Radha Ashtami Vrat Date

楽しかったインドの思い出4

1990年代の後半、足掛け3か月に及ぶヒマラヤの聖地巡礼を終え、私はリシケーシュのガンガー(ガンジス川)沿いのゲストハウスで身体を休めていました。
逗留して10日くらい経ったころでしょうか?窓から見えるガンジス川の変化が現れました。
水位が少しずつ上昇し始めたのです。
最初はほんの少しだったのですが、次第に大幅に上昇し始めました。
そのゲストハウスは、ヨーガの団体が経営するものでしたが、当時は日本ではまだヨーガブーム前で、日本人の宿泊者は私だけでした。
他の宿泊者たちは、危険を感じたのか早々にチェックアウト引き上げていったのですが、私は日本から来るヨーガの師一行と、このゲストハウスで待ち合わせをしていたために宿を変えることが難しい状況でした。
インターネットの通信がまだ一般的でない時代で、日本への連絡は国際電話を扱う店からかけるしかなかったのです。また通信も不安定でしたし、携帯電話もほとんどない時代でしたので、日本へかけても固定電話へでしたので、きちんと連絡が取れるかわからなかったのです。

毎朝とても不安げな顔でガンガーを見ている宿の経営者に「ガンジス川の水は溢れないか?」と尋ねると、その経営者はこれ以上ないくらい不安げな表情で「ノープロブレム(問題ないです)。」と言ったのです。

それを聞いて私は思わず笑ってしまいました。
以前の記事にも書かせていただいたように、(当時のインド人は)何があっても二言目には「ノープロブレム。」と言うのです。たとえ大きな問題があったとしてもです。そういう印象でした。

本当にいい加減な人たちだ、と思いましたが、辿っていくときっとその思想は「神様が何とかしてくれるから大丈夫。」というところから来ているに違いありません。それは幾多の困難に遭いながらも、厳しいインド亜大陸の自然を生き延びてきた、彼らの祖先から受け継いだDNAに刻み込まれた情報なのかもしれません。
私たち日本人から見て、大抵のインド人が能天気に見えるのは、実はある種の強さの裏返しような気がします。

幸いにも水は溢れる直前で引きました。
経営者は、今度は自信満々な表情で「ノープロブレム。」と言ったのです。
それを聞いてまた笑ってしまいました。

今となっては懐かしい思い出です。

貼付写真:当時のゲストハウス前のガンガーの水位の比較写真(水が増えた時と、引いた後)

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』

ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定

ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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アバヤ・フリダヤ・ムドラー

先行きが不透明な状況に、何かと不安を感じることが多い日々が続いています。
心にはさまざまな疑いや迷いが生まれ、重苦しい気持ちがなかなか晴れないことも少なくありません。
ヨーガには、そんな心を打破するためのムドラーの実践があります。

そのムドラーは、アバヤ・フリダヤ・ムドラーと呼ばれます。
アバヤには「恐れを知らない」、フリダヤには「心」という意味があります。
「恐れを知らない心」を意味するこのムドラーは、困難において恐れを払拭し、強く歩むための力を呼び覚ますとされるムドラーです。

このムドラーの実践では、まず、胸の中心で左右の手首を交差させます。
そして、左右の手の甲を合わせ、左右の小指、中指、人差し指を交差させて伸ばします。
右手の薬指と親指、左手の薬指と親指は、それぞれ先端を合わせて輪を作ります。
この手の形がアバヤ・フリダヤ・ムドラーです。

親指は火、人差し指は風、中指は空、薬指は地、小指は水というように、5本の指にはそれぞれ5元素の象徴があります。
このムドラーで薬指と親指が触れる時、地の要素が活性化すると伝えられてきました。
地の要素は、大地のようなどっしりと落ち着いた安定を生み出すとされる要素です。

そして、このムドラーを胸のあたりで組むことで、そこから生まれる安定は、心の座ともいわれるアナーハタ・チャクラのバランスを整えるとされます。
その心から生まれるバランスの取れたエネルギーの流れは、絡み合う他の指のように、身体をくまなく巡っていきます。
その過程で根深い不安が払拭されるとともに、閉塞感が解放され、日々を強く歩む力を得ることが可能になると伝えられます。

思うように動くことができない現在の状況においては、積み重なるストレスを感じることが少なくありません。
しかし、私たちはこうして与えられた状況に学び、外界の変化に揺さぶられることのない心を育む機会として、それらを生かすことができます。
何より、古代から時を超えて受け継がれる叡智は、どんな時でもその教えを示してくれています。
それらとともに歩む時、私たちは必ず光のある方に導かれるに違いありません。

(文章:ひるま)

新型コロナウィルス緊急アンナダーナ活動報告(その70)

新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

昨年の3月25日に始まった新型コロナウイルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、段階的な緩和が行われ、9月に第1波の感染拡大のピークを迎えました。
9月以降は減少傾向が続いていましたが、今年の3月以降に第2波が深刻となり、現在は改善するも油断はできない状況が続いています。
これまでに累計感染者数は3285万人、死者数は43.9万人を超えました。

食事の奉仕は、8月28日に500皿(第131回目)、8月31日に500皿(第132回目)を配ることができました。
メニューはどちらもダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながらの奉仕を行っています。

食事の奉仕を行う首都のデリーでは、2ヶ月以上にわたって行われた厳しい都市封鎖により状況が改善し、1日の新規感染者数は50人前後の日が続いています。
現在は社会経済活動の多くが再開していますが、まだ再開していないのが、教育機関です。
オンライン授業等は行われていますが、昨年の3月に全土封鎖が始まってから、17ヶ月以上、多くの教育機関が閉鎖されています。
しかし、感染状況が落ち着いていることもあり、対策を取りながら、9月1日から段階的に再開が行われることが発表されました。
食事の奉仕を通じては、子どもたちの漲るパワーに毎回圧倒されていますが、コロナ禍が教育に与える影響は計り知れないとされています。
1日も早く、健やかに勉学に励むことができる日が来るように心から願ってやみません。


まだ感染状況が改善していない地域もありますが、インド全体では状況が落ち着いています。
しかし、これからは人の移動や接触が増える大きな祝祭が続く時を迎えることもあり、油断は出来ません。
苦しい状況が続きますが、こうした時に学びながら、社会の平和を願い、今後も積極的に活動することを心がけたいと感じます。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)