スタッフ日記:第41回アンナダーナ終了しました!

第41回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。
今回の実施は、聖地として知られるリシケーシュのサイガートにて、滞りなく終えることができました。
リシケーシュでは、第4回目の実施です。

今回は、ナヴァラートリーの期間中となり、中でも重要なアシュタミー(8日目)の実施となりました。
アシュタミーは、9日間に渡る凶悪な力との戦いの中で、ドゥルガー女神の額からカーリー女神が生まれた時とされるため、とりわけ重要視される時です。

この日は、カンニャ・プージャー(カンジャクとも)を行う日でもあります。
カンニャ・プージャーは、純粋な女神のエネルギーを象徴する幼い女の子たちを9人招き、家庭においてプージャーを行い、食事を振る舞うことで女神を礼拝します。
知識が欲しい家庭はブラーフミン(司祭)の家庭の女の子たち、力が欲しい家庭はクシャトリヤ(武士)の家庭の女の子たち、富が欲しい家庭はヴァイシャ(商人)の家庭の女の子たちを招くという慣習もあるようです。

そんな吉兆な時の実施となった今回のアンナダーナ。
すっかり気温が上がり、40度近い気温になっています。
各地でアンナダーナが実施されていたため、人々が短時間に集中することなく、配膳は落ち着いてゆっくりと進めることができました。
時間はかかりましたが、前回と同様に、およそ1300食分を配り終えています。

ナヴァラートリーの吉日に聖地での実施となった今回のアンナダーナには、寺院へ礼拝に訪れる人々の姿が多くありました。
その他、現地の人々や子どもたちを中心に、サドゥーや巡礼者の姿もありました。
来月にはチャールダーム巡礼も始まり、これからリシケーシュはさらに巡礼者が多く訪れる時となります。

人々の心の支えとして存在するこうした聖地は、現代社会において、とても大きな役割を担っていることと思います。
さまざまな思いを抱え、こうした聖地を訪れる人々に、食事を通じて奉仕することは功徳のある行いとして古くから伝えられてきました。
社会が精神的に成長し、平和が広まるように、今後もアンナダーナの実践を努めていきたいと思います。

次回は、デリーの病院でのアンナダーナを予定しています。
次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

2019年のチャールダーム巡礼

Kedarnath Temple before sunrise, it is a Hindu temple dedicated to Shiva, India.

永遠の巡礼地であるガンジス河を始め、インドには数多くの聖地が存在しています。神々が住まうと信じられるその聖地は、人々の心の支えとして存在し、現代においても多くの人々を引き寄せています。そんな数ある聖地の中に、チャールダームと呼ばれるインドの4大聖地があります。

チャールは「4」、ダームが「住居」を意味するチャールダームは、神々が住まう4つの代表的な聖地として知られています。このインドの4大聖地は、北のバドリーナート、東のプリー 、南のラーメーシュワラム、西のドワールカーと伝えられますが、この他に、ヒマーラヤ山麓のヤムノートリー、ガンゴートリー、ケーダールナート、バドリーナートがチョーター・チャールダーム(小さなチャールダーム)として知られています。

3000mを超える山々を巡るこのヒマーラヤ山麓のチャールダーム巡礼は、冬の間は積雪のために閉ざされ、毎年4月下旬頃に道が開かれると共に、およそ10月頃まで巡礼が続きます。ヒンドゥー教徒にとって、一生の内にこの地を巡ることは大きな願いの一つであり、巡礼を成し遂げた者の罪は世代に渡って清められると信じられています。

そんなチャールダーム巡礼の、今年の開山日程が発表されました。このチャールダーム巡礼は、毎年、一年の大吉日であるアクシャヤ・トリティーヤーの頃に始まります。

・ヤムノートリー:5月7日
・ガンゴートリー:5月7日
・ケーダールナート:5月9日
・バドリーナート:5月10日

これからは、インドの各地で巡礼が盛んになる時を迎えます。皆様にも大きな恩寵がございますよう心よりお祈り申し上げます。

参照:Char Dham Yatra 2019

スタッフ日記:ケーララ豪雨災害の支援状況について

ケーララ豪雨緊急災害支援募金にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
過去100年間で最悪の被害が報告された豪雨災害から、7ヶ月が過ぎました。
これまでに実施してきた支援の状況を、ご報告させていただきます。

12月から2月まで穏やかな気候が続いていたケーララ州では、3月を過ぎてから気温が上がり始め、いよいよ長く暑い夏が始まりました。
これから6月頃に始まるモンスーンを迎えるまでは、1年の中でもとりわけ暑い時期が続きます。
今年のモンスーンは平年を下回ると予報が出ていましたが、穏やかな自然の中で、少しでも万物が安心して暮らせるよう願うばかりです。

穏やかな気候が続いていたため、これまでは屋外での復興作業、中でも、荒廃した田んぼの復興に力を入れていました。
田んぼの稲はすくすくと育ち、3月21日から3月30日にかけて、すべてのお米を収穫し終え、精米所に運ぶことができました。
お米は上出来で、精米した後は、それぞれの田んぼを所有する農家さんに分配されます。
10%は、土地を持たない豪雨の被害を受けた人々に配られます。
また、干し草は牛を飼う農家さんたちに無料でお分けすることができました。

去年の8月の中旬に起きた豪雨災害から約7ヶ月。
もう田んぼは使えないかもしれないと、誰もが思ったところからのスタートでしたが、この期間で収穫まですることができ、皆心から喜んでいます。
この田んぼの復興に取り掛かることができたのは、皆様のご支援を通じ、人々に十分な手当を出すことができたからです。
現地の人々は励まされ、暑い中での作業を、弛まない努力とともに続けてきました。
人々の気持ちに、母なる自然も喜んでいるかのようです。

また、マイクロビジネスの支援も少しずつ進んでいます。
現在は、屋外での作業が必要となる、鶏小屋の製作も行なっています。
貧しい人々は、以前より、卵やミルクを売って収入を得られるように、鶏小屋や家禽などを所有していましたが、豪雨災害によって、全てを失いました。
鶏小屋支援の案内を出したところ、100家族以上の申し込みが来ています。
誰もが豪雨で被害を受けており、切実に支援を必要としている様子です。

鶏小屋は、木材、釘、ドア部分、大工さんへの手当を含め、1つあたり、6000〜6500ルピー(約10000円〜11000円)となります。
小屋の瓦屋根をつけると、7500ルピー(約13000円)となります。
申し込み者全員に鶏小屋を支援する予算はなく、対象者を選ばなければならない状況に頭を抱えています。

皆様の温かいご支援を通じ、人々の生活の再建は順調に進んでいます。
しかし、この豪雨災害によって、必死の思いで築き上げてきたものをすべて失った人々も多く、長期的な支援が必要です。
この支援活動が、持続可能な社会を築くものとなるよう、現地の人々と共にこれまでの生活と向き合いながら、努めていきたいと思います。

いつも温かいご支援を頂き、改めまして心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

ハヌマーンのシッディ

女神を讃える9日間のナヴァラートリー祭が続いているインド。
その終わりとなる4月14日には、正義の化身であるラーマ神の降誕祭が祝福されます。
そんなラーマ神を心から愛し、献身的に仕えたのが、お猿の神様であるハヌマーンです。
主に北インドでは、ハヌマーンの降誕祭が、4月19日の満月に祝福されます。

ハヌマーンは、たくさんの神々が崇められるインドでも、絶大な人気を誇る神格です。
その理由は、何よりも、その強さにあります。
海を飛び越えたり、山を持ち上げたり、ハヌマーンの成した偉業は数知れません。
そんなハヌマーンは、8つのシッディの1つである、身体の大きさを自在に操る力を持っていました。
ラーマーヤナに記されたその神話には、成功を達成するための秘訣を見ることができます。

ハヌマーンは、愛するラーマ神の妃であり、誘拐されたシーター女神を救うべく、ランカー島に向かって空を飛んでいました。
その道のりには、数々の障壁があらわれます。
その一つが、スラサです。
スラサはナーガ(蛇族)の母として知られ、ハヌマーンの力を試そうとしました。

「お前は、私に飲み込まれる運命にある」と、スラサはハヌマーンの前に立ちはだかります。
すると、ハヌマーンはスラサに飲み込まれないよう、自らの身体を大きくしました。
しかし、スラサはそのハヌマーンの身体よりも、さらに大きく口を開きます。
ハヌマーンはさらに身体を大きくし、スラサはそのハヌマーンの身体よりも、さらに大きく口を開きました。
その後、ハヌマーンはあっという間に身体を小さくし、スラサの口に入ると、耳から飛び出したと伝えられます。

この神話で見られるスラサは、まるで私たちの欲望のようです。
満たされるほどに膨れ上がる欲望は、スラサの口のように、限りなく大きくなり続けます。
私たちはその欲望に飲み込まれ、数々の苦難を経験しなければなりません。

スラサに打ち勝つためにハヌマーンがしたことは、自分を小さくすることでした。
私たちが欲望に打つ勝つためには、そんなハヌマーンのように、自分のエゴを小さく抑え込むことが必要不可欠です。
そして、ハヌマーンがそれを実行できたのは、正義の化身であるラーマ神へ、何よりも深い愛を抱いていたからでした。

成功に至る道には、数々の障壁が立ちはだかります。
しかし、ハヌマーンのように心が主に定まる時、私たちは障壁を乗り越え、成功に至る道を突き進むシッディを獲得することができるに違いありません。
次の満月、そんなハヌマーンへの祈りを捧げたいと感じます。

(文章:ひるま)

心の闇を追い払うサラスワティー女神の千の御名

神の言語であるサンスクリット語による祈りは、精神的・肉体的な問題を癒すヒーリング・サウンドとして作用し、人々の願望や、魂の欲求を満たすことができると信じられています。その一つに、学問の女神であるサラスワティーを讃える千の御名(サラスワティー・サハスラナーマ)があります。

学問の女神であるサラスワティーへの祈りは、帰依者たちに知識と知性をもたらします。心の闇は追い払われ、知性の幕が開き始めます。聖典に記されたサラスワティーへの礼拝を通じて、これを聴く人々はサラスワティーの恩寵に導かれていくでしょう。

永遠に色あせることのない純白の蓮華に座り、サラスワティーはヴィーナを奏で続けます。4本の弦からなるこの楽器は、4つのヴェーダと人生の4つの目的(ダルマ(正義)、アルタ(富)、カーマ(愛)、モークシャ(成就))をあらわしています。彼女の第3の手には、神への道をあらわす聖典を持ち、また第4の手には帰依の道を示す数珠を持ちます。

また彼女はつねに帰依者の怠け心を取りのぞくよう取り計らっています。彼女の蓮華の御足に捧げられた真心の祈りは、聴く者の望みを叶え、恵みを授けるでしょう。

ヴラタ(誓願)に勧められるサーブーダーナー・キチャディーのレシピ

ヴラタ(誓願)に勧められるサーブーダーナー・キチャディー(साबूदाना खिचड़ी)のレシピをご紹介いたします。

ナヴァラートリーやエーカーダシーなど、インドではそれぞれの信仰に基づいて、さまざまなヴラタ(誓願)が行われます。ヴラタにおいて広く実践されるのが、断食や食の節制です。完全な断食を行うこともあれば、身体を浄化する果物や牛乳などの摂取は進んで行うこともあります。

インドには、こうしたヴラタの際に勧められるさまざまなレシピがあります。その一つ、サーブーダーナー・キチャディーをご紹介いたします。

サーブーダーナー・キチャディーは、タピオカパールやサゴパールを用いた軽食です。サーブーダーナーとは、タピオカやサゴヤシのでん粉で作られる白いタピオカパールやサゴパールを意味します。キチャディーはキチュリとも言われ、主にお米と豆を煮たお粥のようなものです。ヴラタの際は、米と小麦粉の摂取は勧められないため、米と小麦粉を除いた食材が用いられます。

★サーブーダーナー・キチャディー★

【材料】
・サーブーダーナー:1カップ
・ギー:大さじ1〜2
・ピーナッツ:1/2カップ
・じゃがいも:2個
・コリアンダー・リーフ:大さじ2〜3(細かく刻んでおく)
・ターメリックパウダー:小さじ1/4
・クミンシード:小さじ1
・グリーンチリ:2本(細かく刻んでおく)
・岩塩:小さじ1
・ブラックペッパー:7〜8粒(粗く砕いておく)
・レモン汁:適量

【作り方】
・サーブーダーナーを水でよくすすぎ、水を一度切ったら、4〜5時間、水に浸しておく(指で潰せるようになるまで)。
・じゃがいもを茹でて皮をむき、冷めたら小さく角切りにしておく。
・焦げ付かない加工のフライパンにギーを入れ温め、クミンシードを入れ、少し火を弱める。
・ターメリックパウダー、グリーンチリ、ブラックペッパーを入れて混ぜる。
・ピーナッツを入れて、少し炒める。
・じゃがいもを入れて軽く混ぜ、中火にする。
・サーブーダーナーを入れ、岩塩を加えて、よく混ぜる。
・弱火にして蓋をし、約2分間、火を通す。
・サーブーダーナーの色が変わり透明になるまで、さらに弱火で炒める。
・コリアンダー・リーフ、レモン汁を適量振りかけ、よく混ぜて出来上がり。

※この他にも、トマトや人参など、お好みの野菜を加えることができます。
※ヴラタの際は通常の塩ではなく、ミネラルを多く含んだセーンダー・ナムク(सेंधा नमक)と呼ばれる岩塩を用いることが勧められます。
※心身に刺激を与える玉ねぎや大蒜の摂取は控えます。

サーブーダーナー・キチャディーの作り方は、以下の動画が参考になります。

第44回グループ・ホーマ(ナヴァラートリー祭の始まり)無事終了のお知らせ

第44回グループ・ホーマ(ナヴァラートリー祭の始まり)にお申込みいただきました皆様、誠にありがとうございました。

ドゥルガー女神、ラクシュミー女神、サラスワティー女神の3女神を礼拝する、第44回グループ・ホーマは、4月6日に無事に終了いたしました。

プージャーの写真を以下に掲載させていただきます。

神々の祝福と、より良い体験がありますよう、心よりお祈り申し上げます。

第44回グループ・ホーマの実施内容はこちらよりご覧いただけます。

ヨーガ・スートラ第4章第8節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


ततस्तद्विपाकानुगुणानामेवाभिव्यक्तिर्वासनानाम्॥८॥
Tatastadvipākānuguṇānāmevābhivyaktirvāsanānām||8||
タタスタドヴィパーカーヌグナーナーメーヴァービヴィヤクティルヴァーサナーナーム
それらのうち、それらの行為の結果に適合する心の潜在的傾向だけが発現する。

簡単な解説:前節において、行為には善い結果を生み出す白、悪い結果を生み出す黒、その両方が混合している白黒があり、通常の人の行為はこれらの種類に属するが、ヨーギーの行為はこれらの種類に属さないと説かれました。本節では、それらの行為のうち、人間になれば人間に相応しい習性があらわれるように、それらの行為の結果(業報)に適合する心の潜在的傾向だけが、特定の生において発現すると説かれます。

星が力を失う時3

前回「星が力を失う時2」で星を統べる神様への礼拝をお勧めしましたが、力を失った星の回復に、もっとも失敗が少なく効果が見込めるのは、実はルドラークシャの着用かもしれません。
一般的にどのようなアイテムを使用したとしても、星の力を回復させるためには、かなりの努力が必要になります。
しかし、ルドラークシャに関しては同じ面数の個数を増やす、ということによってその高い壁を容易く乗り越えることが可能になります。
それどころか、経験上、多数身に着けた同じ種類のルドラークシャは、それと関係する星をよい星並みの力に引き上げることも、さほど難しくないようなのです。
ルドラークシャを身に着けられたクライアント様から、以前からそういう報告はかなりの数お聞きしております。

しかしながらルドラークシャはもともとシヴァ派の修行者のアイテムであったため、私たち市井に生きる者には注意しなければならない、いくつかの禁忌も存在します。

禁忌を端的に申し上げれば、ルドラークシャをエネルギー的に穢さない、そしてマントラを唱えることや、メンテナンスをするなど、常にお世話をする、ということなのですが、もしそういうことが比較的実現しやすい環境で、かつ、ルドラークシャを身に着けていても問題のない環境であるとすれば、それに頼るのは大いにお勧めできます。
もし、インドのサドゥよろしく全身にジャラジャラ着けることが可能でしたら、その癒しの力は素晴らしいものがあると思います。

そんなにたくさんの数着けないとしても、部屋にヤントラを飾るのが難しい場合や、運命改善に複合技を使うのが難しい時などは、ご自身に合ったいくつかのルドラークシャを身に着け日々を過ごすのはいかがでしょうか?大きなシヴァの恩寵があると思います。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』

ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定

ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(配給を受ける人々)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。
最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

4月に入り、インドの各地では酷暑期ともいわれる長く暑い夏が始まりました。
これからおよそ2ヶ月間は、気温が45度を超える地域も出るほどの暑い夏が続きます。
現在は、毎日変わることなく、150食から200食分の食事の配給が続いていますが、暑い夏が続くと、体調を崩す人も多くなります。

昨年は、酷暑期を終えた後のモンスーン期に多くの雨が降り、各地で甚大な被害が出ました。
今年のモンスーンは平年を下回ると予報が出ていましたが、穏やかな自然の中で、少しでも万物が安心して暮らせるよう願うばかりです。

前回のご報告でお伝えさせていただいた、神の愛を述べた男性は、まだ病院に入院をしています。
数々の重い病を抱えている男性ですが、日々の配給において、穏やかな表情を目にすることがあるようです。

この病院での配給には、私自身も毎年訪れ、見学する機会に恵まれています。
以前には、私を目にした男性が、日本語で歌を披露してくれたことがありました。
戦争の際に、日本と関わることがあったと述べたその男性は、人生を振り返るように、心で何かを深く感じている様子だったことを覚えています。
ケーララ州は、マラヤーラム語になりますが、訪問した私にヒンディー語で話しかけてくれた男性もいました。
(インドの北東部にある州の人々のは、日本人と同じような顔立ちです。)
北インドで使用人として働いていたというその男性も、どこか感慨深い目をしていました。

この公立病院に入院する人々は、貧しい人が主となりますが、それぞれが人生において経験してきたさまざまな思いを抱えています。
国や思想を超えて実施されるこの食事の配給を通じては、それぞれの心の引き出しが開かれることを感じる瞬間があります。
多くの人々の思いが込めたれたこの食事の配給は、食事だけでなく、人生と向き合う何か大切なものを与えてくれるのかもしれません。
その大切な機会をこれからも続けていけるよう、今後も努めていきたいと思います。

いつも温かいご支援いただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)