2019年12月の主な祝祭

2019年12月の主な祝祭をご紹介いたします。

大きな祝祭は少ない12月ですが、盛大な結婚式が多く執り行われる地域や慣習があり、祝福に包まれる時が続きます。また、バガヴァッド・ギーターが生まれたとされるギーター・ジャヤンティや、三大神が一体となったダッタートレーヤ神の降誕祭などが祝福されます。

12月1日 ヴィヴァーハ・パンチャミー
12月8日 エーカーダシー/ギーター・ジャヤンティ
12月9日 プラドーシャ
12月11日 ダッタートレーヤ・ジャヤンティ
12月12日 満月
12月15日 サンカタハラ・チャトゥルティー
12月16日 ダーヌ(射手座)・サンクラーンティ
12月22日 エーカーダシー
12月23日 プラドーシャ
12月24日 シヴァラートリー
12月26日 新月

*地域や慣習によって、日にちに前後の差異が生じます。

1年を通じた祝祭、またその詳細について、インド暦カレンダーでご紹介しております。

参照:Month Panchang

シーター・ラーマ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ दाशरथाय विद्महे सीतावल्लभाय धीमहि ।
तन्नो रामः प्रचोदयात्‌ ॥
・om dāśarathāya vidmahe sītāvallabhāya dhīmahi |
tanno rāmaḥ pracodayāt ||

・オーム ダーシャラターヤ ヴィッドゥマヘー シーターヴァッラバーヤ ディーマヒ
タンノー ラーマハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがダシャラタ王の息子を知り、シーターの夫である方を瞑想できるように
ラーマよ、我らを導き給え

・ॐ जनकजायै विद्महे रामप्रियायै च धीमहि ।
तन्नः सीता प्रचोदयात्‌ ॥
・om janakajāyai vidmahe rāmapriyāyai dhīmahi |
tannaḥ sītā pracodayāt ||

・オーム ジャナカジャーヤイ ヴィッドゥマヘー ラーマプリヤーヤイ ディーマヒ
タンナハ シーター プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがジャナカ王の娘を知り、ラーマの最愛の方を瞑想できるように
シーターよ、我らを導き給え

ラーマ神とシーター女神を讃えるガーヤトリー・マントラです。
霊的叡智の宝庫であるインドにおいて、人々の心に深く刻まれた物語が、ラーマ神とシーター女神の歩みが綴られたラーマーヤナです。
純粋の象徴であるシーター女神は、ラーマーヤナにおいて、王子であるラーマ神の妃として描かれます。
シーター女神をめぐるラーマ神の行状記が書かれたラーマーヤナは、私たちに霊性を育む多くの教えを示すとともに、さまざまな問いを投げかけます。
その壮大な物語を通じては、日々を幸せに、ダルマの中で生きる術を学ぶことができるでしょう。

ヴィヴァーハ・パンチャミー2019

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2019年12月1日はヴィヴァーハ・パンチャミーの吉日です。
ヴィヴァーハ・パンチャミーは、ラーマ神とシーター女神が結婚をした日として崇められ、マールガシールシャ月(11月から12月)の新月から5日目に祝福されます。

古代インドの叙事詩「ラーマーヤナ」の舞台の一つで、シーター女神が生まれた場所であり、また、ラーマ神とシーター女神が結婚した場所ともされるネパールのジャナクプルには、各地から帰依者が集まり、盛大な祝福が行われます。
2つの魂の結合を祝福するこの日、ラーマ神の御名やシーター女神のマントラを唱えたり、また祈りを捧げることで、大きな幸せが授けられると信じられています。

ラーマ神とシーター女神の結婚には、以下のような神話が伝わります。

シーター女神の父であるジャナカ王が、婿を選ぶ儀式であるスヴァヤンヴァラを開いたときのことです。
シヴァ神のピナーカと呼ばれる神聖な弓を手にしていたジャナカ王は、この弓に弦を張ることに成功した者が、シーター女神の夫となることができると決めていました。
しかし、弓はとても重く、弦を張るどころか、その弓を持ち上げることができる者すらあらわれません。

ラーマ神にこのスヴァヤンヴァラへ行くよう勧めたのが、師である聖仙ヴィシュヴァーミトラでした。
スヴァヤンヴァラにあらわれたラーマ神は、弓に弦を張るだけでなく、2つに折ってしまうほどの力を見せます。
そうしてシーター女神と結ばれたラーマ神は、美しい愛を通じて、数々の苦難を乗り越えていきます。

ラーマ神とシーター女神を結びつけたこのピナーカは、かつてシヴァ神とヴィシュヌ神との間に、戦いを引き起こしそうになったことがあります。
そこには、シヴァ神とヴィシュヌ神のどちらが強いかという無益な議論がありました。
その戦いは直前で阻止されると、ピナーカはシヴァ神の手から離れ、この地に落ちたといわれます。

そんなピナーカを折ってしまったラーマ神は、正義のあらわれとして崇められます。
ピナーカを折る行為は、まるでエゴを破壊することを象徴しているかのようです。
そこには、純粋の象徴であるシーター女神への愛がありました。
そしてそれを導いたのは、聖仙ヴィシュヴァーミトラという偉大な師の指示でした。

こうして結ばれたラーマ神とシーター女神は、究極の美しさを見せます。
私たちは、この神話のように、常に純粋さを求め、師の導きの下、エゴを破壊しなければなりません。
そうして結ばれる日々は、正義のもとで、究極的に美しい人生を築くはずです。

参照:2019 Vivah Panchami

ルドラークシャの威力

昔、初めてルドラークシャのシッダマーラーを購入した時のことです。
届いたマーラーが嬉しくて、まるで子供のように枕元に置いて寝ました。
夜、尾骶骨が焼き切れるような熱さで目を覚ました。
熱さは我慢しがたく、手でさすったり、体勢を変えたりしましたが、まったく楽にはなりませんでした。
そのまま何時間かもぞもぞしていましたが、やがて再び寝入ってしまい、気づくと朝になっていました。

今になってみればこの現象の意味がよくわかるのですが、これはシャクティ(クンダリニーが動き出す前の状態)がルドラークシャのエネルギーに反応して動き出していたのです。

私ガネーシャギリは、当時すでに15年以上クンダリニー・ヨーガの修行を積んでおりましたので、そのせいもある、と言えなくもないのですが、枕元に置いただけで、作用するというのは、やはりすさまじいエネルギーだと言うほかはなく、古来から修行者がルドラークシャに大いなる敬意を払ってきた意味がわかった気がしました。

あの日以来、ルドラークシャを肌身離さず身に着けていますが、いつもその威力を感じ助けられています。

こんなに素晴らしいアイテムを利用しない手はないでしょう。
まだルドラークシャに触れたことない方は、ぜひその力を感じてみていただきたいです。
また普段から愛用されている方も、さらにご縁が深くなりますよう、お祈りしております。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』

ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定

ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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ガネーシャ・ムドラー

さまざまな問題に直面する日々において、疲弊したり憂鬱な気分になったりすることは少なくありません。
時にはそうした落ち込みが大きな障壁となって、進む道に立ちはだかることもあります。
インドでは、そんな障壁を取り除くと信じられるムドラーの実践があります。
そのムドラーは、ガネーシャ・ムドラーと呼ばれます。

ガネーシャ神は、不吉な出来事をすべて破壊し、全世界に幸福をもたらすと信じられる神格です。
一方で、障壁を克服することで強さを獲得できるように、ガネーシャ神は私たちが歩む道にそっと障壁を置いていくことがあるといわれます。
そんなガネーシャ神を崇めるムドラーは、私たちを身体的に、また精神的に強化すると伝えられるムドラーです。
それは、心臓と心を強化するものであると伝えられます。

ガネーシャ・ムドラーでは、まず左手の手の平が外側を向くように、自分の胸の前に広げます。
そして、その左手の指先を右手の指先で掴むように組み合わせます。
この手の形を胸の前で組んだまま、左手と右手を離さずに、深く呼吸をしながら引っ張り合うのがガネーシャ・ムドラーです。

このムドラーを通じて、実際に両手を引っ張り合い、軽い負荷をかけることで、胸、肩、腕にかけての筋肉が強化されると伝えられます。
また、深い呼吸が伴うことで、心臓に守ろうとする力を生み出し、その働きを強化するとも伝えられてきました。

何よりも、このムドラーの実践においては、自らが生み出す負荷を経験することになります。
ムドラーという、意識に強く働きかける動きを形成する中でその負荷と向き合う時、最大の障壁は、時に自分自身によって生み出されるということに気づくことができるといわれます。

日々においては、沸き起こる疑念や不安が、自分自身の進む道を大きく阻んでいることがあります。
外側ではなく、内側に生じるこの障壁に気づくことが、問題を取り除くために何よりも重要となることが少なくありません。

このムドラーを通じて強化される心や心臓は、「心の座」ともいわれるアナーハタ・チャクラがある場所です。
愛情や感情が満ちるこの場所が強化される時、自信や勇気が高まると伝えられてきました。
このムドラーを通じて呼び覚まされるガネーシャ神の力は、自信や勇気という、障壁を乗り越える強さとなって現れるに違いありません。

(文章:ひるま)

大自然の平安と被災地復興を祈るグループ・ホーマ無事終了のお知らせ

大自然の平安と被災地復興を祈るグループ・ホーマにお申込みいただきました皆様、誠にありがとうございました。

シヴァ神を礼拝するグループ・ホーマは、11月20日に無事に終了いたしました。

プージャーの写真を以下に掲載させていただきます。

皆様の祈りが、大自然に平安を生み出し、被災地の復興を助ける大きな力となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
大自然の平安と被災地復興を祈るの実施内容はこちらよりご覧いただけます。

200、アーユルヴェーダ音楽療法入門62 (今、なぜスピリチュアルか?-3-)

先のVol.199、アーユルヴェーダ音楽療法入門58 (今、なぜスピリチュアルか?-2-)で「生き物は、殺される時に、何らかの特別な物質を放つ」と説きました。それらは、様々な地域で守られていた禁忌・慣習に見られるように、古代人はその豊かな叡智で、深い理解を持って居たのです。
しかし、これらの物質の一部が、「或る種のオーラ・念」として、宙を飛び伝播することは、東洋思想・東洋医学の専門家の間でも、まだまだ理解されていません。

古人の感覚に於いて「それらの物質」は、まるで放射能のように「飛び交う・内部被爆は強烈・摂り込んだものは蓄積され脳だが高まる」と解釈されました。しかし、南太平洋の例は勿論。ヒンドゥー、イスラムの教義でさえ、西洋文明は、それらを「未開・無知・野蛮」と卑下しましたが、あと100年も待たずに西洋文明もそれらを認めざるを得なくなることでしょう。
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やっと最近になって、ネットの記述でも「過剰な権利主張」が言われるようになりましたが、まだまだ少数と言わざるを得ません。

今から40年前(1970年代)、東京のような人が溢れる街で、他人とすれ違いさまに肩がぶつかったりすれば、「互いに『すみません』と謝った」ものです。

ところが、1990年代になると(私は吉祥寺で店をやっていましたので、或る意味このテーマの最先端の地で体験したと言えます)「ぶつかっても謝りもしない」で「何だ!という顔で睨み付ける」人間が急増しました。
そして、
2000年代後半(2000~2009年頃)になると、何と、若い可愛らしい様相の女の子さえもが、すれ違った後に「チッ!」と舌打ちをするようになったのです。

この変化・変遷と、前述の「過剰な権利主義」は、「温厚で上品で誇り高いトノサマバッタ」が、「凶暴で自己中でヒステリックに黒色化する」プロセスと一致します。私も体験しましたが、トノサマバッタのこの「突然変異」は、意外に簡単に実証出来るのです。それは、「狭い飼育箱に幼虫が過密に入れ、周りを黒い紙で覆う」で出来るのです。

つまり、「生存競争本能の亢進(勝ち負け・比較意識・損得意識・優越劣等感・被害者意識)」が、「黒色化」のスウィッチを押すのです。
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昨今、懸念していることの一つが、「被害者意識と被害認識を区別出来ない人が急増していること」です。
物事の「因果応報」を考えれば「原因探求」と「被害認識」は、必要なものです。
つまり「ああ、あの人のあの言動の所為なのだな」ということを論理的に理解するということです。しかし、昨今の多くの人々は「あいつ(アンタ)の所為だ」で終わってしまいます。そして、この「違い」が理解出来ないのです。
「あいつの所為だ」は、紛れもなく「感情思考回路」が導き出した答えですが、「被害認識」は、「論理思考回路」が正常に充分働かないと達成出来ません。そして、その「分析・検証・類推」をする時。同時進行で、「しかし、そもそもこのような出来事が降り掛かった訳・因果(神の啓示・神の思し召し)は何であろうか?」という思考もスタートします。「あいつの所為」で終わらずに、「自分の因果」を受領するのです。
しかし、
昨今の人間の多く(殆ど)は、これをしなくなりました。
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更に、ここ数年の、極めて不気味な傾向が、「異常な糖度志向・甘み至上主義」です。
「最近の果実どころか野菜の『糖度自慢ブーム・糖度至上主義の台頭』の問題」です。
TVの現地リポート(NHKでさえもが)で、農園や果樹園、漁港や魚養殖場といた、およそ殆どの食べ物。しかも、加工前の食べ物を扱うところで「あっ!凄く甘いですね~美味しいですね!」と言います。全く「甘いこと」が「美味しいの必須条件」のようにです。

多くの植物が糖度を高めるのは、「パニック的な異常に強大な危機感」であり、「糖度向上の栽培術」の多くは、植物に過剰なストレスを与え糖度を高めます。つまり「植物」が、危機感を感じ、焦燥し、苦しんだ姿なのです。
しかし、この問題を正しく説く人は殆ど居ません。(と言うか、現状、語る人間を私しか知りません。他にご存知の方は是非、お教え下さい)
さらに、
人間の「糖尿病」とこのテーマの関係性もまた、全く語られていません。当然「認知症」との関係性も全く語られていません。当然のごとく「旧約聖書の禁断の果実」とこのテーマを関連させて説く者は皆無です。

更に恐ろしいことは、「糖分」、次いで「脂肪」を最優先して好む指向性・嗜好性が、何を意味するか? 同じ嗜好性が強い生き物は何か?というテーマです。
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今回の図は、前の199、アーユルヴェーダ音楽療法入門58 (今、なぜスピリチュアルか?-2-)でご説明しました、「現代人のホルモンの理解の過ち」に関連したものです。
本来、生命体の各要素・物質は、「相反する二種が用意されている」と共に、それぞれの要素が「過剰過少によって」及び「精神性・思考性の制御によって」異なる働き(効果・効能)を持つ、という二重構造(性質)があるのです。
例えば「水は、火を消す」という働きがありますが、場合によっては、水(H2O)の中の酸素が火の勢いを増徴させたり、水素が爆発を引き起こしたりもします。
図にある「四つのホルモン」のそれぞれの上半球では、「個々の役割」が「相反する結果・効果を作り出す」ことを示しています。より正しく言えば、これらは「ひとつの効能」であり、例えば「便秘薬」が過剰になったりタイミングを誤ると「下痢」を引き起こすことと同じです。
逆に、
上段二種が「副交感神経系」であり、下段二種が「交感神経系」であると示したように。上段二種が下段二種と拮抗・相反するもの、として作用させたり、理解するのも「大きな誤り」ということが出来ます。そもそも「生命体の臓器・物質には無駄なものなど何も無い」のですから。(私の子供の頃の医学では「盲腸・扁桃腺」などはバンスカ切除していました。私はどちらも未だありますが)
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四つの円図のそれぞれ下半球に記述しましたのは、これらの「性質(Prakriti)」を、論理・思考力(本当の意味での意思・精神性)で、コントロール出来た場合の、「理想的(本来はこれが当たり前なのですが)」な場合を意味しています。
しかし現代人の多くは、これが殆ど出来ていません。
例えば(下世話な例で恐縮ですが)
「ギャンブル依存」「アルコール依存」「薬物依存」の人々を卑下し「自分は違うぞ!」と思っている人の多くが、「Sex依存」「S.N.S.依存」「ファッション依存」「宗教依存」だったりするように。
実のところ
「自らの奥底に在る『相反する要素』と、正しくしっかり向き合えていない」のが現状であり、ほぼ全てのトラブルの元凶なのです。

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何時も、最後までご高読を誠にありがとうございます。
本連載は、インドスピリチュアル・グッズweb-Shopのシーターラーマさんのご好意で長年連載を続けさせていただいております。皆様の応援も大きな支えです。少しでもお役に立てる内容がございましたら、ぜひ「いいね」の応援を下さいますよう。よろしくお願い致します。

この夏、一年ぶりの若林の新著「日本の伝統楽器(ミネルヴァ書房:19年8月20日発売)」が出ました。
「インドに関係ないじゃないか!?」と思われるかも知れませんが、無論、当書では書き切れませんでしたが、「日本の楽器→ルーツ(ペルシアとインド)」の物語の背景には、「Naga-Sadhu(裸形上人)」や「Saraswati(妙音天)派修行僧」などの活躍が大であるという解釈が存在します。機会を得る度に、その核心に迫って行きますので、どうぞ応援下さいませ。

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若林は現在、福岡及び近郊の方の「通いレッスン」の他に、全国の民族音楽・民族楽器ファンの方々にSkypeでのレッスンを実施しています。体験の為に、インド楽器とVedic-Chant、アーユルヴェーダ音楽療法の「無料体験講座」も行っています。詳しくは「若林忠宏・民族音楽教室」のFacebook-Page「Zindagi-e-Mosiqui(毎月の実施日時も掲載しています)」か、若林のTime-Lineにメッセージでお尋ね下さい。 九州に音楽仲間さんが居らっしゃる方は是非、ご周知下さると幸いです。

また、本連載コラムのテーマでも重要な、「現代人に大きく欠落している論理性」につきましては、論理力育成Mail-Lessonをご教授しています。
心と体の健康(本来のバランス力を取り戻す)の為に欠かせない。脳機能を本来の姿・力に戻すための講座です。ヨガ、瞑想、アーユルヴェーダ音楽療法の全てにとっても、極めて重要な基本です。論理力を高めると、世界観さえ変わって(むしろ神秘・スピリチュアルなことが、新鮮に敏感に深く理解出来るようになります)来ます。
更に、貴方の論理力を簡単にチェックする「論理力・無料Mail診断」を受け付けています。
お気軽にメールか、Facebookメッセージでお尋ね下さい。
chametabla@yahoo.co.jp 若林

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また、Hindu Chant講座Vol.1 https://youtu.be/_UPLRjMFFpo 「インド音楽旋法ラーガ・アンケート」https://youtu.be/wWmYiPbgCzg をはじめとした多くの「紹介動画」をYou-Tubeにアップしております。是非ご参考にして下さいませ。

(文章:若林 忠宏

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若林忠宏氏によるオリジナル・ヨーガミュージック製作(デモ音源申込み)
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ヴラタ(誓願)に勧められるチャート ・マサーラーのレシピ

ヴラタ(誓願)に勧められるチャート ・マサーラー(चाट मसाला)のレシピをご紹介いたします。

ナヴァラートリーやエーカーダシーなど、インドではそれぞれの信仰に基づいて、さまざまなヴラタ(誓願)が行われます。ヴラタにおいて広く実践されるのが、断食や食の節制です。完全な断食を行うこともあれば、身体を浄化する果物や牛乳などの摂取は進んで行うこともあります。

このヴラタの際には、果物のみを摂取する人々が多くいます。その際に勧められるチャート・マサーラーをご紹介いたします。

チャート ・マサーラーは、主にサラダや果物、軽食に振りかけて用いられるスパイス・ミックスです。独特の塩気と酸味があり、食材の風味を引き立てます。また、消化を助けるためにも、サラダや果物、軽食に好んで用いられます。断食や食の節制を行う際には、刺激的なスパイスは控えることが勧められますが、以下のスパイスは、ヴラタの際にも摂取して良いとされています。

・クミン(जीरा)
・ブラック・ペッパー(काली मिर्च)
・グリーン・カルダモン(हरी इलायची)
・クローブ(लौंग)
・シナモン(दालचीनी)
・キャロムシード(अजवायन)
・乾燥ザクロの実(अनार दाना)
・コークム(कोकम)
・タマリンド(इमली)
・ナツメグ(जायफल)
・コリアンダーの葉(हरा धनिया)
・レッドチリ・パウダー(लाल मिर्च)
・ドライ・マンゴー・パウダー(अमचूर)
・チャート・マサーラー(चाट मसाला)

一方で、以下のスパイスは、身体に熱を生み出すため、ヴラタの際には控えることが勧められています。

・ターメリック(हल्दी)
・アサフェティダ(हींग)
・マスタード(सरसों)
・フェヌグリーク(मेथी)
・ガラムマサラ(गरम मसाला)
・コリアンダー・パウダー(धनिया)

★ヴラタのためのチャート・マサラ★

【材料】
・クミンシード(जीरा):100グラム
・キャロムシード(अजवायन):50グラム
・クローブ(लौंग):5粒
・ブラック・カルダモン(काली इलायची):1粒
・ブラックペッパー(काली मिर्च):大さじ1
・ドライ・マンゴー・パウダー(अमचूर):大さじ1
・ドライ・ジンジャー・パウダー(सोंठ):大さじ1
・岩塩(सेंधा नमक):大さじ4

【作り方】
・フライパンを中火で熱し、クミンシードを入れて、焦がさないように弱火で乾煎りし、お皿に移して冷まします。
・キャロムシード、クローブ、カルダモンをフライパンに入れて、焦がさないように弱火で乾煎りし、お皿に移して冷まします。
・乾煎りしたスパイスが冷めたら、すべてを混ぜ、ミキサーやグラインダーに入れ、パウダー状になるまで攪拌します。
・パウダー状になったら密封容器に入れて保管します。容器に入れる前に、ふるいに掛けても良いでしょう。
・サラダや果物、軽食にふりかけて食します。

※スパイスは乾煎りし水分を飛ばすことで、長期に渡って保管することが可能です。
※チャート ・マサーラーのレシピは地域や家庭によってさまざまに異なります。お気に入りの配合を見つけることも良いでしょう。

参照:Chat masala- for fast
What To Eat And Avoid During Sharad Navratri Fasts (Navratri Vrat)

心を浄化し強化するためのマントラ・サーダナ

心を浄化し、強化するためのマントラ・サーダナ(霊性修行)をご紹介いたします。3〜5分の実践で心をリフレッシュし、前向きなエネルギーを引き寄せる方法として伝えられるサーダナです。

常に働き続ける私たちの心には、さまざまな思考がとめどなく溢れ、1日を通して心を騒つかせます。前向きに考えることを決意したとしても、およそ3時間毎に行われる思考のプロセスに中断され、心は迷い始めます。時には、後向きで好ましくない影響を生み出す思考が心に入り始めることもあります。

以下のシンプルなマントラ・サーダナは、心を浄化し、リフレッシュする効果的なサーダナであると伝えられます。

1、 午前6時から午後10時まで、3時間毎にこの心の浄化のマントラ・サーダナを実践します。およそのタイミングは、午前6時、午前9時、正午、午後3時、午後6時、午後9時です。その他の3時間毎のタイミングでも構いません。

2、 上記のタイミングに、以下のマントラを唱えます。

・हरि ॐ(10回)
・ハリ・オーム

・ॐ श्री चैतन्य गोरक्षाय नमः(27回)
・オーム・シュリー・チャイタンニャ・ゴーラクシャーヤ・ナマハ

・与えられたグル・マントラがある方は、そのマントラを27回唱えます。グル・マントラがない方は、唱える必要はありません。

このサーダナは3〜5分で実践でき、自宅でも職場でも、立位でも座位でも、または歩いていても実践できるサーダナです。声に出して唱えることも、心の中で唱えることもできます。この実践を通じて、心が浄化され、強化されることを感じることができるでしょう。

参照:Matra Sadhana to Cleanse and Strengthen Mind

ウトパンナー・エーカーダシー2019

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2019年11月23日はエーカーダシーの吉日です。このエーカーダシーは、ウトパンナー・エーカーダシーと言われ、エーカーダシーを始めるに最もふさわしい日であると伝えられます。エーカーダシーの習慣を身につけようと試みている人、またエーカーダシを行ってみたいと感じている人に、成功をもたらすと言われます。

ヴィシュヌ神に捧げられる日として知られるエーカーダシーにおいては、断食の行いが広く勧められます。神々に祈りながら断食によって感覚器官を統制し自己を清めるための吉日であり、完全な断食、もしくは穀物を除いたフルーツなどの食事が行われます。

エーカーダシーは、凶悪な悪魔を倒すためにヴィシュヌ神から生じた女神としても崇められる存在です。大昔、ヴィシュヌ神は神々を倒した悪魔ムーラに戦いを挑みます。しかし、聖なる武器であるスダルシャナやガダーを用いても、凶悪なムーラを倒すことができません。その戦いは、1000年にも及んだといわれます。

ある時、ムーラは眠っていたヴィシュヌ神を攻撃しようとします。すると、ヴィシュヌ神の体から力強い少女があらわれ、ヴィシュヌ神を守ると共に、ムーラを倒しました。ヴィシュヌ神は目覚めたとき、少女が誰だか分かりませんでした。すると少女は、ヴィシュヌ神のヨーガ・マーヤーとしてあらわれた光輝であると答えます。

ヴィシュヌ神は、少女に恩恵を授けようとします。少女は、「私のために断食をする人は、あらゆる罪を清められ、救いを得ることができるよう、私に力を授けてください。」と述べます。ヴィシュヌ神は、少女の神聖な行いに心を打たれ、エーカーダシーに生まれたこの少女を女神とし、このエーカーダシの断食を行う者を罪から解放すると信じられています。

エーカーダシー女神は、ヴィシュヌ神の守りの力のあらわれとして崇められます。ウトパンナー・エーカーダシーは、このエーカーダシー女神の降誕日としても祝福されます。

参照:2019 Utpanna Ekadashi