第75回グループ・ホーマ(ナーガ・パンチャミー)無事終了のお知らせ

第75回グループ・ホーマ(ナーガ・パンチャミー)にお申込みいただきました皆様、誠にありがとうございました。

ナーガ神(蛇神)を礼拝する、第75回グループ・ホーマは、7月25日に無事に終了いたしました。

プージャーの写真を以下に掲載させていただきます。

神々の祝福と、より良い体験がありますよう、心よりお祈り申し上げます。
第75回グループ・ホーマの実施内容はこちらよりご覧いただけます。

新型コロナウィルス緊急アンナダーナ活動報告(その12)

新型コロナウィルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

3月25日に始まった新型コロナウィルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、経済状況の悪化を受け、6月以降、段階的な措置の緩和が行われています。
この措置の緩和により感染の拡大が続いており、封鎖を再導入する地域も多く見られます。

食事の奉仕は、7月18日に500プレート(第16回目)、7月21日に500プレート(第17回目)を配ることができました。
メニューはどちらもダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
現在は、デリーで経済的に困窮する人々が暮らす地域への奉仕が続いています。
最近はバラエティに富んだ食材を十分に確保できず、同じメニューのダール・チャーワルが続いていますが、インドでは広く食されているメニューで、毎回とても喜んで受け取っていただいています。
相変わらず子どもたちの声が宣伝となり、配膳を始めるとすぐに配り終えてしまう状況です。
現在のところ、1日に500プレートの調理と配膳が限界ですが、今後も週に2回は実施できるように準備をしています。

デリーは東京都の約3分の2の面積に、2000万人超の人口を抱える人口密度の高い都市です。
一時期は感染が爆発し、封鎖の再導入を求める声が上がっていましたが、現在、感染拡大は落ち着いている様子が伝えられています。
しかし、インドの他の地域ではまだ感染拡大が続いており、これからも厳しい対策が続きます。
以前のように仕事ができる人は少なく、特に経済的に弱い立場にある人々にとっては、非常に苦しい状況が続きます。
現在は同じ地域での奉仕が続いていますが、この食事に支えられている人々も少なくないようです。
1日の1食でも、心穏やかに過ごす時を持てるよう、奉仕を続けていきたいと思います。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
次回の配給後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

チンマヤ・ムドラー

私たちの意識は、5つの感覚を通して、美しく現れる外界に向かって散在することが多くあります。
目まぐるしく変化を続ける外界の流れには、時に疲弊することも少なくありません。
インドには、そうして外に流れる意識を自分自身の内に取り戻すムドラーの実践が伝わります。
それは、意識のムドラーとも呼ばれるチンマヤ・ムドラーです。

チンマヤには、「純粋な考えからなる」という意味があります。
このムドラーは、自分自身の本質である純粋な意識につながるための架け橋となるムドラーとされてきました。
その実践を通じては、浅くなりがちな呼吸への気づきが深まることから、心身の健康を保つためのムドラーとしても広く実践されます。

チンマヤ・ムドラーでは、親指と人差し指の先端を合わせ、残りの3本の指を手の平の内側に丸め込みます。
親指は大宇宙である梵、人差し指は小宇宙である我をあらわします。
これを結びつけるチンマヤ・ムドラーは、梵我一如を象徴するムドラーです。

このチンマヤ・ムドラーに似たムドラーに、瞑想において広く実践されるチン・ムドラーがあります。
チン・ムドラーは、親指と人差し指の先端を合わせ、残りの3本の指は真っ直ぐに伸ばすムドラーです。
3本の指は、現象世界を生み出すサットヴァ、ラジャス、タマスなどに例えられ、その3つを引き離すチン・ムドラーには、外界から離れる意味があるとされます。

これとは反対に、3本の指を手の平の内側に丸め込むチンマヤ・ムドラーは、大宇宙に繋がりながら、小宇宙である自分自身の身体の内に、意識を取り戻す力がより強いように感じます。
そこに得る安住は、落ち着きだけでなく、心身に生き生きとした力をもたらしてくれるものでした。
その心地よい調和の中では、より安定した外界との繋がりを築くことが可能になります。

魅力的で刺激的な喜びを求めて動き回る感覚によって、私たちは自分自身の本質である純粋な意識から遠ざかりがちです。
そんな私たちに、古代より受け継がれるこうした霊的叡智は、純粋な意識に安住するための教えを示し続けています。
時に息苦しく感じる日々において、その豊かな教えを取り入れながら、深く呼吸をし、不変の喜びの中で生きることを努めたいと感じます。

(文章:ひるま)

新型コロナウィルス支援募金活動報告(その10)

新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

3月25日に始まった新型コロナウィルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、経済状況の悪化を受け、6月以降、段階的な措置の緩和が行われています。
この措置の緩和により、現在では累計感染者数が100万人を超える感染の拡大が続いており、封鎖を再導入する地域も多く見られます。

身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、7月2日に第4回目、7月20日に第5回目の物資の支援を行いました。
7月2日の報告が遅れ誠に申し訳ございません。
どちらも、物資はもっとも消費される食料品などを中心に集め、配送料を含めた合計は7月2日がRs.25460(約37000円)、7月20日がRs.22700(約33000円)です。
施設のスタッフの方々や入居者の方々が喜んで迎え入れてくださり、中まで入ると、入居者の方々が重たい物資も率先して運んでくだいました。

こちらは7月2日の支援の様子です。

こちらは7月20日の支援の様子です。

施設は首都のデリー近郊にありますが、デリーでは一時期に比べ、感染の拡大は落ち着いているとされています。
しかし、予断を許さない状況にあること、さらに、新型コロナウィルスの感染拡大による影響は、これからさまざまな方面に出てくると見られ先行きも不透明です。
施設からは、これまでのもっとも困難な時期を、皆様のご支援によって乗り越えられたことに心からの感謝をお預かりしています。
多くの人々が大変な状況にある現在、外部からの寄付が頼りであった施設では、これから先も困難な状況が続くと見られます。
皆様からはたくさんのお気持ちをいただいているため、今後もしばらくは、物資の支援を継続していく予定です。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

ガーヤトリー・ジャヤンティ2020

一年の中でとりわけ神聖とされるシュラヴァナ月の満月には、兄弟姉妹の愛の絆を祝うラクシャ・バンダンが盛大に祝福されます。
2020年は、8月3日にあたります。
一方で、この満月はガーヤトリー女神の降誕祭となる、ガーヤトリー・ジャヤンティが祝福される時でもあります。

ガーヤトリー女神は、知識の象徴であるヴェーダの母として崇められる存在です。
そんなガーヤトリー女神の降誕祭となるこの満月は、ヴェーダの学習に取り掛かる重要な日として伝えられてきました。
それは、この満月において、ヴィシュヌ神が馬の頭をしたハヤグリーヴァとなり、悪魔によって盗まれたヴェーダを取り戻したと伝えられるからです。
ヴェーダを失い、暗闇に包まれていた世界が、光を取り戻した時でした。

ヴィシュヌ神は、なぜ馬の頭を持つハヤグリーヴァとなってヴェーダを取り戻したのでしょうか。
ヒンドゥー教には、アシュヴィンという双子の馬の神格がいます。
アシュヴィンは医術の神であり、それぞれ日の出と日の入の輝きを象徴するとされます。
一方、太陽神であるスーリヤは、7頭の馬に率いられた乗り物に乗って世界を駆け巡ります。

太陽の光は、不幸や病気を取り除くものとして、古来より世界の各地で崇められてきました。
インドでは、そんな太陽の光をもたらす力が、馬としてあらわされています。
馬力という言葉もあるように、さまざまな文化において、馬の力は重要視されるものです。
この世界に万物を育む太陽を招き、その光を率いる馬は、私たちの内なる世界においては、生命力であるプラーナの象徴です。

インドでは古来より、プラーナを巧みに統べる術がさまざまな霊性修行として伝えられてきました。
この生きる力が正しく導かれる時、まるで目覚めたように、物事がくっきりと見えるように感じることがあります。
光が灯り、暗闇が消えていくその瞬間は、まさに、自分自身の本質に気づく時に他ありません。

ヴェーダが世界に取り戻されたとされるシュラヴァナ月の満月は、太陽を讃えるガーヤトリー・マントラを唱える吉祥な時でもあります。
内なる世界に光が昇るように、自分自身の生命力と向き合う霊性修行を実践したいと感じます。
欲望という無知の悪魔によって光を奪われ、暗闇の中でもがき苦しむ私たちに、本質への気づきをもたらす知識が明るく輝くはずです。

(文章:ひるま)

シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

インドでは、新型コロナウイルスの累計感染者数が100万人を超え、新規感染者数が1日に4万人を超える感染拡大が続いています。
7月からは、Unlock 2.0と呼ばれる封鎖の緩和が予定されていましたが、感染の拡大により、封鎖を再導入する地域が多く見られます。

中東へ出稼ぎに行く人々が多いケーララ州では、人々が帰省した影響により、感染が拡大しています。
シーズインディア支援事業の活動が続く地域でも感染者が確認されたため、一時期は地域全体が隔離されました。
感染が確認されたのは、地域の衛生状態を改善する役割を担うASHA(社会保健士)の女性です。
しかし、感染の拡大は見られなかったため、現在は隔離が解かれています。

隔離が解かれた7月の第3週目に、教育支援を行う子どもたちの45家族に、2018年の豪雨災害の被害を受け特に困窮している22家族を加えて、施設での物資の配給を行いました。
まだ大人数の集会は禁止されているため、物資の支援は2日間の日程で3回に分けて行っています。
教育支援を行う子どもたちへは、隔月で、施設での物資の配給か、店舗で物資を購入するクーポンの配布を行っていますが、状況が不安定であるため、施設での集合が難しい時があります。
施設に集合できない月は、店舗で物資を購入するクーポンの配布を行っています。

子どもたちは皆元気に過ごしていますが、学校の再開時期の目処は立っていません。
以前、オンライン授業が始まった際に、対応ができない貧しい家庭の子どもが自ら命を断つという悲しいニュースが伝えられました。
最近では、オンライン授業に比べて受けやすいテレビを通じた授業を行う計画が進んでいます。
しかし、テレビがない家庭も多いため、地域のコミュニティ・センターのようなところに大きめのスクリーンを設けて、テレビのない家庭の子どもが授業を受けられるようにするという計画も進んでいます。

また、病院での食事の配給は、食事を調理し病院まで運ぶ支援になりますが、変わらずに毎日続いています。
感染を防ぐために、今後もしばらくは、病院のスタッフが配膳を行う予定です。
隔離中でも、スタッフが通行許可を得ていたため、村の施設で調理した食事を町にある病院まで毎日運ぶことができました。
病院での食事の配給は、皆様のご支援のおかげで、2000年から一日も欠かすことなく続いています。
しかし、食事を病院へ運ぶ際の燃料の高騰が続いていること、また、特にお米が高騰していることから、厳しい支援の状況が続いています。

封鎖や外出禁止令の影響により、特に経済的に弱い立場にある人々の生活に甚大な影響が出ています。
子どもたちの父親や母親の多くが、現在も仕事ができない状況にあります。
2018年の豪雨災害の被害を受けた人々へは、生活再建のためのさまざまな支援を計画していましたが、同じように仕事を失った人々が多く、これからはひとまず、地域の人々が最低限の生活を送ることができるよう、生活物資の支援を中心に続ける予定です。

インドでは雨季を迎えています。
2018年の豪雨の際は、今頃から大雨が続いていましたが、ケーララ州では現在のところ雨は落ち着いています。
少しでも穏やかな生活を送ることができるように、皆様のご支援を活用させていただきたいと思います。
現地の人々は、いつも祈りの中にご支援をいただく皆様がいると話しています。
大変な状況にある人々が多くいる中で、継続的なご支援をいただいておりますこと、心より御礼申し上げます。
皆様の温かいご支援を、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様もどうかお気をつけてお過ごしください。
一日も早く収束し、世界に平和が広まりますよう、心よりお祈り申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

ラクシャ・バンダン2020

2020年8月3日は、ラクシャ・バンダンの祝日です。ラクシャ・バンダンについての簡単な解説を、以下Raksha-Bandhan.comよりご紹介させていただきます。

ラキ:愛の紐
ラキは、兄弟・姉妹の愛情で彩られた神聖な紐のお守りです。ラクシャ・バンダン(守護を結ぶの意味)として知られるこの日は、ヒンドゥー暦におけるシュラヴァナ月の満月の日に祝われます。一筋の紐に過ぎないラキは、 愛と信頼の固い絆の中でもっとも美しい関係を結ぶとき、鉄の鎖より強いとみなされます。 また、誰もが助け合い、仲良くするべきという概念を広めるために、ラキの祝日は社会的な意義があります。

伝統と習慣
ラクシャ・バンダンの祝日は、兄弟・姉妹間で分かち合う愛情に捧げられます。 この日、姉妹たちは、兄弟の長寿と祝福を神に祈ります。 姉妹たちは兄弟たちに美しいラキを贈り、兄弟たちはこの世界の悪から姉妹たちを守ることを約束します。この習慣は古くからあり、ここで行われる儀式は地域によって異なりますが、その美しい意義はどこにおいても変わることはありません。

ラキの意味
調和をもたらし、家族をひとつにまとめるために、ラキの祝日には大きな意味があります。ラキは、兄弟・姉妹間の愛、すなわち彼らが子供の頃から共有している愛の絆を表しています。 ラクシャ・バンダンを祝う習慣は遙か昔に遡り、今なお、人々は伝統的な方法でその愛情を表現しようとしています。ラキは、古い時代から、兄弟・姉妹間の愛の絆を強く結びつけてきたのです。

ラキのお祝い
ラクシャ・バンダンのお祝いは、兄弟・姉妹間の穢れのない愛を表す祝日です。 古くから、この祝日は歓喜をもって祝福されてきました。ラキは兄弟・姉妹間の無条件の愛の証です。 女性たちは、少なくとも祝日の2週間前から準備を始めます。その一日を特別な日にするために、人々はラキや贈り物、ラキ・プージャーのプレート、お菓子などを買います。 これはまた、この神聖な祝日を祝うために家族が集まるという一つの機会にもなります。愛する人々の間での贈り物は、この特別な日を心に残る美しい思い出にしてくれます。

出典:Raksha Bandhan, http://www.raksha-bandhan.com/
より翻訳転載

ヨーガをはじめてから

前回少し触れさせていただいたように、私(ガネーシャギリ)は30年近く前にハタ・ヨーガを学び始めたわけですが、当時の私は、瞑想を10年以上やっていたとはいえ、心の中はいつも雑音で満ち溢れ、まだ20代だったにもかかわらず、体調はいつも最悪でした。
当時は野菜はほとんど食べず、肉ばかりの副菜で毎食3合の白米を食べる生活でした。
体重も90kgほどありました。また、それとは別に、生活習慣由来以外の身体の不調もありました。

ヨーガをはじめて、体調は徐々に回復し半年で体重は65kgに落ち、以降40代でインドレスリングの基礎訓練を本格的に開始するまでの20年ほど、ずっと60kg台をキープしていました。
食事はヴェジタリアンになり、以降現在に至るまで一度も肉を口にしたことはありません。

あの日からたくさんの時間が流れましたが、ヨーガが運命を変えるのは間違いありません。
ちなみに現在でも、ヨーガの修練を数か月中止すると、生活習慣由来以外の身体の不調は出てきますので、この不調は、占星術的(先天的)な原因と思われ、しかもヨーガの修練が、その問題の発生を防いでいるとも考えられます。
ヨーガは単なる体操ではありません。時に信じられない効果をもたらす、人類の英知のひとつなのだと思います。
どなたにとってもヨーガを実践することは、何物にも代えがたい財産になるかもしれません。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』

ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定

ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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新型コロナウィルス緊急アンナダーナ活動報告(その11)

新型コロナウィルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

3月25日に始まった新型コロナウィルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、経済状況の悪化を受け、6月以降、段階的な措置の緩和が行われています。
この措置の緩和により感染が拡大し、現在は1日の新規感染者数が3万人を超え、累計感染者数も100万人を超えています。

食事の奉仕は、7月11日に500プレート(第14回目)、7月15日に500プレート(第15回目)を配ることができました。
メニューはどちらもダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
皆様からたくさんの温かいお気持ちをいただき、これまでに7500食を配ることができました。
多くの人々が仕事を失い困窮している現在の状況では、大海に落ちる一雫かもしれませんが、必要とする人々にとってはとても大きな救いとなっているに違いありません。

現在は、経済的に困窮する人々が暮らす地域への奉仕が続いています。
インドは、広大な土地に多様な文化や思想、言葉、慣習が生きる国です。
誰もが平等に受けられる細やかな社会福祉制度の実施は容易ではありませんが、アンナダーナのような布施の伝統によって動く社会には、学ぶことが多くあります。

日本でも先行きの不透明な状況が続き、心配や不安を感じることが多くあります。
こうした時は、思いやりの気持ちが社会に平和を生み出す何よりも強いエネルギーになることと思います。
皆様のお気持ちを通じて、社会に平和が広まるよう心より願うとともに、今後も奉仕を続けていきたいと思います。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
次回の配給後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

意のままに願いを叶える宝石

ガネーシャ信仰が盛んなインド中西部のマハーラーシュトラ州には、ガネーシャ神を祀る高名な8つの寺院があります。
アシュタヴィナーヤカとして崇められるその8つの寺院には、ガネーシャ神の異なる8つの姿が祀られています。
その中のひとつに、チンターマニと呼ばれるガネーシャ神がいます。

チンターマニは、意のままに願いを叶える宝として尊ばれる宝石です。
かつて、非常に強い力を持つ貪欲なガナという王子が、カピラ仙からチンターマニを奪い取ったことがありました。
チンターマニを取り戻すために、ガネーシャ神の帰依者であったカピラ仙はガネーシャ神に祈り始めます。
その祈りが通じ、ガナはガネーシャ神の力によって倒されました。

ガネーシャ神は、奪われたチンターマニをカピラ仙に返そうとすると、カピラ仙はチンターマニよりも崇拝するガネーシャ神といることを望みます。
そして、ガネーシャ神はカピラ仙といることを約束し、チンターマニを守りながら、この寺院に宿り続けていると伝えられます。

チンターには思考という意味があり、マニには宝石という意味があります。
邪な思いを抱いたガナが倒され、主を思うカピラ仙がガネーシャ神を自分のものにしたこの神話を見ると、正しい思考を持つことが願いを叶える大切な手段であることが分かります。

例えば、引き寄せの法則に見られるように、思考は現実化するということが広く説かれてきました。
しかし、不安定な心の働きを持つ私たちは、前向きな思考だけでなく、どこかで後ろ向きな思考を抱いていることも少なくありません。
そして、無意識のうちに、望まない現実を生み出している可能性もあります。
願いを叶えるには、何よりもまず、正しい思考を生み出す必要があります。

障壁を取り除く神として崇められるガネーシャ神は、英知の神でもあります。
私たちは、そんなガネーシャ神に守られたチンターマニを、内なる世界に宿し続けることが大切です。
それは、邪な思考を取り除き正しい思考を持ち続けることであり、そこではまさに意のままの人生を歩むことができるに違いありません。

(文章:ひるま)