格闘家と火星

7月末をピークにずっと火星が地球の近くに居ます。8月末くらいまでは大きく見えるみたいですね。
そんなこともあり、今回は火星に関する話題をお話させていただきます。

個人的に格闘技が好きでよく観戦します。
また、かつてヨーガの師の元で学んでいたときに、格闘家も集っていたことから、何人かの有名なプロ格闘家の方々にも面識があります。彼らのホロスコープにはとても興味をもっております。
チャンピオンになるような強い格闘家の方の場合、やはり火星が強く、力を持つ火星がよい配置にあったり、闘争における圧倒的な強さを表すルチャカヨーガと言うコンビネーションがあったりすることが多いように感じます。
そしてそのような方が活躍する時期は、やはり火星のダシャー(影響期)のことも多いようにも感じます。
大きな火星のダシャーは7年ほどですので、カリスマ的な格闘家の場合、その期間に大活躍して、最後に火星の時期の終わりころに試合で負けて、引退などをするケースがわりとあるように思いますし、これは肉体的なピークともうまく関連することも多いです。
運命というのは本当にうまくできているのだなぁ、と驚かされることもあります。

ところで、意外なのですが、プロの格闘家の方の中には、火星が力を失った配置の方も意外に多いのです。
あくまで今まで観た方に限った話ですが、そういう印象を持ちます。
これは弱いからこそ強くなろうとする無意識の行為で、格闘技を通じて火星の力を強化しようとしているのかもしれません。

実は、火星は強すぎても弱すぎても問題を生じることがあり、なかなか興味深い星だと感じております。
その辺はまた機会をみて掘り下げてみたいと思います。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』

ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定

ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(モンスーンの状況)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。
最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

モンスーン真っ只中のインドでは、各地で大雨による被害が伝えられています。
ケーララ州でも、しばらくは程よい雨に落ち着いていましたが、7月の中旬過ぎから雨が増え、各地で洪水の被害が伝えられています。

フードサービスを行う病院の周辺でも、近くを流れるパンバ川が溢れ、低い土地に水が流れ出ました。
こうした低い土地に住むことを余儀なくされているダリットの人々や貧しい人々は、とりわけ大きな被害を受けています。

下水処理が整備されていない地域も多く、溢れ出た水により衛生環境が悪化し、水起因による疾病が広がっています。
写真は洪水被害が出る前の病院の様子となりますが、洪水被害以降、病院は多くの患者で溢れ、食事の配給も通常の倍近い量を準備しています。

一時期に比べ、洪水の状況は落ち着いてきましたが、住む場所を失った多くの人々は、現在、学校などに設けられた避難所で生活をしています。
NGOでは、避難生活をしている人々へ簡単なフード・キットを準備し、配給を行いました。

モンスーンはこれからも続き、今後の被害が懸念されています。
インドでは、人々が古くから厳しい自然とともに生き、自然への祈りを捧げてきました。
生きとし生けるものが調和のもとにあるよう、私たち自身も、生活を見つめ直す必要があるかもしれません。

皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

ダーモーダラの喜び

常にフルートを手にし、愛のメロディーを奏でるクリシュナ神は、バガヴァッド・ギーターで教えを説く偉大な師の姿から、牛飼いの乙女たちと戯れる愛に満ちた姿まで、さまざまな姿を私たちに見せます。
いたずら好きな愛らしい子どもの姿も、忘れることはできません。

そんな幼少のクリシュナ神には、ダーモーダラと呼ばれる姿があります。
愛らしいダーモーダラの姿をみると、クリシュナ神がこの地にあらわれた大切な目的に気づくことができます。

クリシュナ神は、幼少の頃からさまざまないたずらをし、育ての母であるヤショーダーを困らせることがありました。
クリシュナ神に何かあっては大変だと、ヤショーダーはクリシュナ神の身体をロープで臼に結びつけようとします。

しかし、クリシュナ神は宇宙の主であり、あらゆるものを制御する存在です。
そんなクリシュナ神を、なかなかロープで結ぶことができません。
困り果てたヤショーダーを見たクリシュナ神は、ヤショーダーに身体を結ばせました。
お腹をロープで結ばれたこのクリシュナ神の姿は、ダーモーダラと呼ばれます。

クリシュナ神の育ての母であるヤショーダーは、かつてヴィシュヌ神を熱心に崇めていた一人の牛飼いの女性でした。
そのクリシュナ神への愛は、誰よりも深いものでした。
クリシュナ神は、あらゆるものを制御する存在でありながら、そんなヤショーダーのロープに結ばれます。
そのロープが、どんなものにも限定されない純粋な愛のロープだったからかもしれません。

愛するという力は、誰しものうちにあるものです。
その力は、姿や形に限定されるものではありません。
ヤショーダーの愛のロープに結ばれたクリシュナ神は、そんな愛に征服されることを渇望しているのかもしれません。

クリシュナ神がこの世に生まれた主要な目的の一つは、喜びを広めることであるといわれます。
クリシュナ神が行なった数々のリーラー(神の遊戯)は、私たちを常に魅了し、その喜びの中へ引き込みます。

そんなクリシュナ神の姿を見つめることで、私たちは真の愛と喜びの意味を知ることができるはずです。
そうして愛や喜びが広まることにより、この世界はクリシュナ神の望む、愛や喜びの下で結ばれるに違いありません。

(文章:ひるま)

クリシュナ降誕祭

2018年9月2日、3日はクリシュナ神の降誕祭です。

クリシュナ降誕祭には、クリシュナ・ジャヤンティ、クリシュナ・ジャンマーシュタミー、ゴークラーシュタミー、クリシュナーシュタミーなどさまざまな名称があります。

クリシュナ降誕祭は、地域や教派によって行われる日程が異なります。
これは、伝統的なインド占星術によると、クリシュナ神の誕生日が、シュラヴァナ月の2回目の満月から新月に向かう8日目(アシュタミー)で、月の星座(ラーシ)がヴリシャバ(牡牛座)、ナクシャトラがローヒニーであることに由来します。

クリシュナ降誕祭は、上記すべての条件が揃う必要がありますが、多くのヒンドゥー教派の暦では、すべてが一致することがほとんどありません。

教派によっては、満月から新月に向かう8日目(アシュタミー)を重視するところもあれば、ナクシャトラがローヒニーであることを重要視する教派もあります。そのため、ヒンドゥー教派ごとに、独自の基準を設けて、クリシュナ神の降誕祭を祝うため、地域や教派によって、日程に違いが生じるようです[1]。(2018年は、9月2日、もしくは3日に祝福が行われます。)

ところで、クリシュナ降誕祭の日に、もっとも重要とされるマントラは、「オーム ナモー バガヴァテー ヴァースデーヴァーヤ」といわれます[2]。この日は、バジャンやキールタン、また瞑想や断食を行い、クリシュナを念想しながら神聖な1日を過ごします。
またこの日にできるもっとも簡単で偉大なクリシュナ神への礼拝は、バガヴァッド・ギーターを読むことであるといわれます。
バガヴァッド・ギーターを読むことは、クリシュナの偉大な教えを私たちに思い起こし、クリシュナを讃える最高の礼拝方法であるとされています。

また以下のような簡潔なクリシュナ・プージャーを行う事もできます[3]。

1.身体を洗い清め、静かで清浄な場所を用意します。
2.クリシュナ神とガネーシャ神の像や絵画を設置します。
3.ランプと花・果物・お菓子をお皿に用意します。
4.ガネーシャ神に祈りを捧げます。
5.心を落ち着かせるために、数分間瞑想します。
6.ランプに火を灯します。
7.クリシュナ神への瞑想または祈りを捧げます。
8.花を捧げ、お香を焚きます。トゥラシーの葉があればベストです。また花を捧げるときに、ベルを鳴らしても良いでしょう。
9.「オーム・ナモー・バガヴァテー・ヴァースデーヴァーヤ」あるいは「オーム・ナモー・ヴァースデーヴァーヤ・ナマハ」のマントラを唱えます。
10.このとき、用意した果物やお菓子、食物を捧げます。その後、聖水をふり撒いても良いでしょう。
11.この後、数分間瞑想するか、バガヴァッド・ギーターを読んだりして、神聖な時を過ごします。

プージャーの後は、果物やお菓子は、プラサード(神のお下がり)として、皆でいただくことができます。

クリシュナは、ギーターの中で、行為のすべてを彼に捧げ、彼を信愛することの大切さを説いています。魅力溢れる彼の人生を学び、クリシュナへの想いで、この神聖な1日を過ごすことができれば、クリシュナはきっとその想いに応えてくれるに違いありません。
皆さまにクリシュナ神の祝福がありますように。

[1]”Why is Sri Krishna Jayanti celebrated on two different days?”, http://www.hindu-blog.com/2007/08/why-is-sri-krishna-jayanti-celebrated.html
[2]”Significance of Sri Krishna Jayanti”, http://www.hindu-blog.com/2007/09/significance-of-sri-krishna-jayanti.html
[3]”How to do a Simple Shri Krishna Puja?”, http://www.hindu-blog.com/2008/08/how-to-do-simple-shri-krishna-puja.html

チャイルド・スポンサーシップのご報告(2018年7月)

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
7月の配給時の様子が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

モンスーンが続いているインドでは、各地で豪雨による被害が相次いでいます。
子どもたちが暮らすケーララ州でも、しばらくは程よい雨に落ち着いていましたが、7月の中旬過ぎから雨が増え、各地で洪水の被害が伝えられています。

ケーララ州にある、インドでとりわけ大きなアーチ式のダムの一つとして知られるイドゥッキ・ダムも、26年ぶりに放水されると伝えられ、現地の人々の生活に大きな影響が出ています。
子どもたちが暮らす地域でも、近くを流れるパンバ川が溢れ、低い土地に水が流れ出ました。
学校は10日間ほど休校となり、被害を受けた人々が学校に避難しています。

ダリットの人々や貧しい人々など、差別を受ける人々は、低い土地での暮らしを余儀無くされ、洪水をはじめとする大雨の被害を受けやすくなります。
現在、支援を行う子どもたちやその家族の安全は確保されていますが、モンスーンはこれからも続き、今後の被害が懸念されています。

7月の配給時はまだ雨の影響は少なく、支援を行う子どもたちが施設に集まることができました。
6月に続き、食料品を中心とした配給を行なっています。

子どもたちは、こうした厳しい環境の中で生き抜く強さを持っています。
皆様の支援を通じ、人々の優しさに触れる子どもたちは、助け合いの心も育んでいます。
安心した生活がもたらす幸せな心が育つよう、小さな支援でも、できることを続けていきたいと思います。

いつも温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

144、アーユルヴェーダ音楽療法入門6(意識と音楽療法3)

「断捨離」や「Detox」流行の問題点
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人間でも猫でも、「良質の食物を摂り」「悪玉菌を減らす」ことが出来れば、便の量は激減します。それが健康のバロメーターでもあります。無論、便秘は何度も毒素を再吸収させ腎臓、肝臓に負担を与えますから言う迄もありません。ところが、この十年二十年、「自然派」を自認する人々の間で「断捨離」や「Detox」が異常な流行です。

体にも心にも、より良質の物を摂り入れるようにするだけでなく、それを享受し消化吸収・代謝する自らの体と心の機能を正常化させる努力を怠り、不必要に「排泄物(断捨離やDetoxを含む)」を増やし、それらの行き先を考えない。そんな身勝手な人間が増える一方では、排泄物、ゴミが自然界に溢れ、やがては「より良質のもの」を得ることさえ難しくなることは明らかです。
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生き物には、その生き物に相応しい「テリトリー」があります。

実のところ、安心で快適であれば、猫などは段ボール箱程度の環境で良く、むしろ落ち着ければずっとそこに居たりします。

昆虫飼育に熱中していた時期っもありますが、賢いクワガタは、
10cmX20cm程度の容器で、充分に安心して健康で居られます。

(正確には、その賢さは「心身ともに健全である」ということで、その「健全さ」は、実は優秀ということではなく、生まれ持った「Defaultの状態」が保たれているに過ぎませんが)、

彼らの自然界での住処が如何に「大樹」であろうと、その「うろ」の大きさなどは飼育容器よりも小さいかも知れません。猫もクワガタも、何らかの必要があって移動したり、気分転換をする時に、ケージや容器から出られれば満足なのです。

人間も同様で、恐らく落ち着いた書斎などは、デスク回りに三畳もあれば充分。

逆に、私が1980年に初渡印した時のデリーのインペリアル・ホテルのトイレが三畳以上もあって、逆に落ち着かず生涯最初で(恐らく最後の)便秘気味になったことがあります。

また、福岡では、窓を開けると遮るビルが一棟しかなく、山を遠望出来ますが、吉祥寺時代は、窓を開けるとほんの1m以下の先に隣のアパートの灰色の壁がありました。確かに、その環境ではおかしくなるのも当然です。

しかし、私が生まれ育った1950年代後半(昭和30年代)はまだ、23区の杉並でさえ近所の雑木林にはクワガタが居て、護岸工事をしていない善福寺川には鮒やザリガニがいました。

生家は借地が広かったですが、近所の家は大体50坪前後で、人間の排泄物は「汲み取り屋さん」が回って回収し肥やしにして畑で活用していました。

ビニールやプラスティックの包装物も殆どありませんでしたから、「生ゴミ」は庭に穴を掘って埋めれば土に還りました。

すなわち、四五人家族でしたら、30坪~50坪の家・土地があれば、充分快適な暮らしであるだけでなく、排泄物もゴミも殆ど「土に還せる」筈だったのです。

ところが、高度成長期の錯覚の中、余計な包装物や使い捨ての消費が台頭し「土に還らないゴミ」が大量に出るようになり、トイレは下水道が完備されました。

これらは「時代の変化」ではなく、明らかに何らかのクレイジーなシステムの暴走です。

確かに水洗トイレは大変ありがたく、衛生上も画期的な改善なのでしょう。しかし石油由来のプラスティックやビニールなどは、今頃になって地球環境を深刻に汚染していることが言われ始めています。

「少子化」が問われる以前から、地方の「過疎化」は言われていました。
何らかの狂った価値観によって、地方都市・都会や大都会に集中し、一方に過疎地を作りながら、他方では川を埋め立て山を削ったのです。

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昭和30年代、四、五人家族ならば、50坪の家土地があれば「自然に戻せない排泄物やゴミ」は殆ど生じなかった。

その状態を今の時代に復元することは不可能なのでしょう。

だからと言って、「摂り込むもの・買い込む物を吟味する」「摂り込み消化吸収する力(食物のみならず、情報や文化芸術も含め)を正常に戻す」「排泄物やゴミを減らす」ということを考えず、実行せずに、

目先の自分の都合の良い・居心地の良さばかりに執着していれば、社会や環境はどんどん悪くなる。私たちひとりひとりは、決して被害者ではなく、むしろ加害者の筈です。

勿論、昔の人々も「水に流す」という常套句があるように、「川や海に捨ててしまえば良い」と考えていたと思います。

しかし、近現代は「自然に還元されない素材が多く用いられている」
「その素材を用いたものを消費・使い捨てることが異常に無駄に多い」
「そもそも社会と人間の価値観が消費文化・消費社会で『当たり前』になってしまっている」

「社会全体のことや環境全体、地球全体のことを考えずに『ゴミは決められた日に出せば許される』としか考えない」などという、

昔では考えられないクレイジーなことが「普通」になっています。

この「地球~社会~個々の人間の狂った意識と行為」を「個々の人間の体と心」に置き換えてみて下さい。共通するテーマは「宿主(環境)のことを考えずに効率の悪い代謝(老廃物が多い)のみならず、毒素まで放出しても『断捨離/Detox=普通の行為』として顧みず、自らの居心地さえ良ければ良いという意識」です。
これは、人間の体内では「悪玉菌と癌細胞」がしていることに他なりません。

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何時も最後迄ご高読をありがとうございます。

福岡市南区の自宅別棟楽器倉庫の教室では、インド楽器とVedic-Chant、アーユルヴェーダ音楽療法の「無料体験講座」を行っています。詳しくは「若林忠宏・民族音楽教室」のFacebook-Page「Zindagi-e-Mosiqui」か、若林のTime-Lineにメッセージでお尋ね下さい。 九州に音楽仲間さんが居らっしゃる方は是非、ご周知下さると幸いです。

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You-Tubeに関連作品を幾つかアップしております。
是非ご参考にして下さいませ。

Hindu Chant講座Vol.1

Hindu Chant講座Vol.2

Hindu Chant講座Vol.3

Hindu Chant講座Vol.4

Vedic Chant入門講座(基本理解編)

Ayurveda音楽療法紹介(基礎理解編)

アーユルヴェーダ音楽療法 (実践編1)

アーユルヴェーダ音楽療法 (実践編2)

アーユルヴェーダ音楽療法 (実践編3)

「いいね!」「チャンネル登録」などの応援を頂けましたら誠に幸いです。

(文章:若林 忠宏

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若林忠宏氏によるオリジナル・ヨーガミュージック製作(デモ音源申込み)
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2018年8月の主な祝祭

2018年8月の主な祝祭をご紹介いたします。

8月は、一年のうちでとりわけ神聖なシュラヴァナ月が続きます。この間、毎週月曜日にはシュラヴァナ・ソーマヴァール・ヴラタ(シヴァ神に捧げられる祈りや断食)、火曜日にはマンガル・ガウリー・ヴラタ(ガウリー女神に捧げられる女性たちの断食や祈り)が執り行われます。皆様もどうぞ神聖な時をお過ごしください。

8月8日 エーカーダシー
8月10日 シヴァラートリー
8月11日 新月
8月12日 シュラヴァナ月の始まり(主に南インド)
8月14日 ハリヤリ・ティージ
8月15日 ナーガ・パンチャミー/独立記念日
8月16日 カルキ・ジャヤンティ
8月17日 シンハ(獅子座)・サンクラーンティ
8月22日 エーカーダシー
8月24日 オーナム祭/ヴァラ・ラクシュミー・ヴラタ
8月26日 満月/ラクシャ・バンダン/ガーヤトリー・ジャヤンティ/シュラヴァナ月の終わり(主に北インド)
8月30日 サンカタハラ・チャトゥルティー

*地域や慣習によって、祝祭の日にちには差異が生じることがあります。

1年を通じた祝祭、またその詳細について、インド暦カレンダーでご紹介しております。

参照:http://www.drikpanchang.com/panchang/month-panchang.html

ヨーガ・スートラ第3章第28節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


ध्रुवे तद्गतिज्ञानम्॥२८॥
Dhruve tadgatijñānam||28||
ドゥルヴェー タドガティジュニャーナム
北極星により、それらの運行の知識を獲得する。

簡単な解説:前節において、月へ綜制を行うことにより、星の配置の知識を獲得できると説かれました。本節では、北極星へ綜制を行うことにより、星々の運行の知識を獲得できると説かれます。

第27回グループ・ホーマ無事終了のお知らせ

第27回グループ・ホーマにお申込みいただきました皆様、誠にありがとうございました。

第27回グループ・ホーマは、7月27日に無事に終了いたしました。

プージャーの写真を以下に掲載させていただきます。

神々の祝福と、より良い体験がありますよう、心よりお祈り申し上げます。

御足に触れる行い

霊的叡智の宝庫であるインドの美しい文化。
その継承において、重要視されてきたのが導師であるグルの存在です。
グルの存在に心を寄せ、黙々と日々を歩む人々が現代でも少なくありません。
そんなグルの礼拝において欠かすことのできないものが、グルの御足を象徴するパードゥカーです。

パードゥカーは、聖なる履物として崇められます。
その起源は、叙事詩のラーマーヤナに遡ります。
義母の偽計により王位を退いたラーマ神は、14年間の隠遁生活を強いられていました。
ラーマ神を慕う異母兄弟のバラタは、ラーマ神の身代わりとしてその履物を譲り受けると、王座に祀り、ラーマ神を王として礼拝を続けます。
その履物のもと、バラタはラーマ神の臣下として、王国を治めたと伝えられます。

インドの文化において、古代より最高の礼拝として捉えられてきたのが、足に触れる行いでした。
グルだけでなく、親や年長者といった尊敬する人物や目上の人物に会う際、人々は手や額でその足に触れ、敬意をあらわします。
チャラナスパルシャ(接足作礼)と呼ばれるこの行いは、現代でも廃れることなく受け継がれています。

御足に触れる行いには、数多くの恩恵があると伝えられてきました。
一説に、頭頂から流れるエネルギーは、足を通して放たれるといわれます。
そのため、尊者の足に触れることで、その崇高で吉兆なエネルギーを受け取ることができると信じられています。

一方で、上方にある尊い頭に比べ、下方にある足は不浄とされる考えもあります。
尊者の足に触れることは、その不浄さえも尊いものであるということを意味し、そうして謙遜する行為は、自我を滅し心に平安をもたらすと伝えられます。
その心は、多くの学びと祝福を得るための大切な器となるものです。

御足に触れる動きは、全身を動かす礼拝でもあり、身体の健康にも大きな恩恵が授けられると伝えられます。
こうして日々の祈りを捧げることで、心身はより吉兆なエネルギーを受け取ることができるに違いありません。

(文章:ひるま)