バガヴァッド・ギーター第9章第24節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

अहं हि सर्वयज्ञानां
ahaṁ hi sarvayajñānāṁ
アハン ヒ サルヴァヤジュニャーナーン
なぜなら、私はすべての祭祀の

aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
hi【不変化辞】なぜならば、〜のために;真に、確かに、実に
sarvayajñānām【男性・複数・属格 sarvayajña】[〜の、〜にとって]あらゆる祭り 【複数】一切の祭式

भोक्ता च प्रभुर् एव च ।
bhoktā ca prabhur eva ca |
ボークター チャ プラブル エーヴァ チャ
享受者であり、また主宰者でもある

bhoktā【男性・単数・主格 bhoktṛ】[〜は、〜が]享受者、食する者;使用者、所有者、(快楽・苦痛の)経験者;支配者、王
ca【接続詞】そして、また、〜と
prabhus【男性・単数・主格 prabhu】[〜は、〜が]主人、支配者、王;夫 【形容詞】優れた;力の強い;(従格)より力の強い、(属格)を支配する;〜に匹敵した
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
ca【接続詞】そして、また、〜と

न तु माम् अभिजानन्ति
na tu mām abhijānanti
ナ トゥ マーム アビジャーナンティ
しかし、彼らは私を知らない

na【否定辞】〜でない
tu【接続詞】しかし、一方(虚辞としても使用)
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[〜を、〜に]私
abhijānanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 abhi√jñā】[彼らは〜、それらは〜]了解する、悟る、知る;(対格)を(対格)と認める・見なす;記憶する

तत्त्वेनातश् च्यवन्ति ते ॥
tattvenātaś cyavanti te ||
タットヴェーナータシュ チヤヴァンティ テー
真理をもって、それ故に彼らは堕ちる

tattvena【中性・単数・具格 tattva】[〜によって、〜をもって](それなること)、真の本質、真実の本性、真理、実在
atas【副詞】ここから、この時から、この故に、それ故に
cyavanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √cyu】[彼らは〜、それらは〜]揺れ動く、動く;(従格)より去る・逸れる;(従格)を奪取される、喪失する;消失する、滅ぶ、死す;不足する;(従格)より落ちる;壊滅させられる;(低い家系に)沈淪する;(徳性上)堕落する;活動を開始させる、動かす
te【男性・複数・主格、指示代名詞 tad】[〜らは、〜らが]それ、あれ、彼

अहं हि सर्वयज्ञानां भोक्ता च प्रभुरेव च ।
न तु मामभिजानन्ति तत्त्वेनातश्च्यवन्ति ते ॥२४॥

ahaṁ hi sarvayajñānāṁ bhoktā ca prabhureva ca |
na tu māmabhijānanti tattvenātaścyavanti te ||24||
なぜなら、私はすべての祭祀の享受者であり、また主宰者であるから。
しかし、彼らは真に私を知らない。それ故に、彼らは(輪廻に)堕ちるのである。

バガヴァッド・ギーター第9章第23節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
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ये ऽपि अन्यदेवताभक्ता
ye ‘pi anyadevatābhaktā
イェー ピ アニヤデーヴァターバクター
他の神格を礼拝する人々

ye【男性・複数・主格、関係代名詞 yad】[〜らは、〜らが]〜であるところの、〜であるもの、〜である人
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
anya-:他の、別の、異なる;〜以外の
devatās【女性 devatā】神性、神力;神格者;神像(聖像)
bhaktās【男性・複数・主格 bhakta√bhajの過去受動分詞)】[〜らは、〜らが]分配された;割り当てられた;〜に心服した、〜を崇める、〜を崇拝する 【名詞】信者、礼拝者、帰依者
→anyadevatābhaktās【男性・複数・主格、限定複合語 anya-devatā-bhaktā】[〜らは、〜らが]他の神格を礼拝する

यजन्ते श्रद्धयान्विताः ।
yajante śraddhayānvitāḥ |
ヤジャンテー シュラッダヤーンヴィターハ
信仰をもって祭祀を行う(人々)

yajante【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 √yaj】[彼らは〜、それらは〜]崇拝する、祭る;祭式を行う
śraddhayā【女性・単数・具格 śraddhā】[〜によって、〜をもって]〜に対する信用・信頼・信仰・信念;忠実、真摯;〜に対する欲望・願望;好奇心
anvitās【男性・複数・主格 anvita】(―゜)[合成語の終わり]に伴った、〜を所有する

ते ऽपि माम् एव कौन्तेय
te ‘pi mām eva kaunteya
テー ピ マーム エーヴァ カウンテーヤ
彼らもまた、実に私を、アルジュナよ

te【男性・複数・主格、指示代名詞 tad】[〜らは、〜らが]それ、あれ、彼
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[〜を、〜に]私
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
kaunteya【男性・単数・呼格 kaunteya】[〜よ]クンティーの息子、アルジュナの別名

यजन्त्य् अविधिपूर्वकम् ॥
yajanty avidhipūrvakam ||
ヤジャンティ アヴィディプールヴァカム
礼拝する、宗規に反して

yajanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √yaj】[彼らは〜、それらは〜]崇拝する、祭る;祭式を行う
avidhipūrvakam【副詞】規定に反して、不規則に

येऽप्यन्यदेवताभक्ता यजन्ते श्रद्धयान्विताः ।
तेऽपि मामेव कौन्तेय यजन्त्यविधिपूर्वकम् ॥२३॥

ye’pyanyadevatābhaktā yajante śraddhayānvitāḥ |
te’pi māmeva kaunteya yajantyavidhipūrvakam ||23||
他の神格を礼拝し、信仰をもって祭祀を行う人々、
アルジュナよ、宗規に適わないが、彼らもまた、実に私を礼拝する。

バガヴァッド・ギーター第9章第22節

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अनन्याश् चिन्तयन्तो मां
ananyāś cintayanto māṁ
アナニヤーシュ チンタヤントー マーン
心を他に向けず、私を思念し

ananyās【男性・複数・主格 ananya】(処格)に専ら心を傾けた;(従格)と異ならない
cintayanta【男性・複数・主格 √cintの現在分詞】[〜している]考える;熟慮する;留意する、注目する、〜に注意を払う;工夫する;取り扱う、議論する
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[〜を、〜に]私

ये जनाः पर्युपासते ।
ye janāḥ paryupāsate |
イェー ジャナーハ パリユパーサテー
礼拝する人々

ye【男性・複数・主格、関係代名詞 yad】[〜らは、〜らが]〜であるところの、〜であるもの、〜である人
janās【男性・複数・主格 jana】[〜らは、〜らが]生物;人、個人;民族、種族;人民、臣民;人々
paryupāsate【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 pari-upa-√ās】[彼らは〜、それらは〜]周囲に坐す、囲む;(敵を)包囲する;(対格)へ坐す;(対格)に加入する;尊敬する、崇める;静観する

तेषां नित्याभियुक्तानां
teṣāṁ nityābhiyuktānāṁ
テーシャーン ニッティヤービユクターナーン
常に専心した人々に

teṣām【男性・複数・属格、指示代名詞 tad】[〜の、〜にとって]それら、あれら、これら
nitya【副詞】恒久的に、不易に、常に;不変に
abhiyuktānām【男性・複数・属格 abhiyuktaabhi√yujの過去受動分詞)】[〜の、〜にとって]攻撃された;とがめられた、訴えられた;集中した;(処格)に注意深い・専心した・熱中した;(処格)に通暁した・熟達した;要求された、請求された
→nityābhiyuktānām【男性・複数・属格、所有複合語 nitya-abhiyukta】[〜の、〜にとって]常に専心した、常に集中した

योगक्षेमं वहाम्य् अहम् ॥
yogakṣemaṁ vahāmy aham ||
ヨーガクシェーマン ヴァハーミ アハム
私は至福をもたらす

yogakṣemam【男性・単数・対格 yogakṣema】[〜に、〜を]財産の所有・安全;財産;繁栄[通常は財産の取得および保存を意味すると説明される];浄財;完全な安穏、最上の安全、至福
vahāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √vah】[私は〜]輸送する、(車・舟で)運搬する;(車を)引く、(馬を)馭する;導く;(空中に)運ぶ、(神々に供物を)もたらす;水等を運んで行く(川について);(涙を)流す;もたらす、調達する、賦与する;(香を)放散する、(詩を)普及させる;(岩等を)運び去る・運んでくる(風について);家に連れてくる、結婚する(ほとんど常に男の場合);同伴する;(具格、処格)にのせて運ぶ;(頭を)高くあげる;子を孕む;(着物を)着る;(大地を)支える・維持する(=統治する);耐え忍ぶ;所有する、(肉体等を)持つ;(火、毒、はかりによる試罪法)を受ける;経験する、(苦痛等を)感じる;装う、示す、(美等を)表す;(罰金を)支払う;(時を)過ごす・費やす
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私

अनन्याश्चिन्तयन्तो मां ये जनाः पर्युपासते ।
तेषां नित्याभियुक्तानां योगक्षेमं वहाम्यहम् ॥२२॥

ananyāścintayanto māṁ ye janāḥ paryupāsate |
teṣāṁ nityābhiyuktānāṁ yogakṣemaṁ vahāmyaham ||22||
心を他に向けず、私を思念し、礼拝する人々、
彼ら常に専心した人々に、私は至福をもたらす。

バガヴァッド・ギーター第9章第21節

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ते तं भुक्त्वा स्वर्गलोकं विशालं
te taṁ bhuktvā svargalokaṁ viśālaṁ
テー タン ブクトヴァー スヴァルガローカン ヴィシャーラン
彼らは、かの広大な天界を享受して

te【男性・複数・主格、指示代名詞 tad】[〜らは、〜らが]それ、あれ、彼
tam【男性・単数・対格、指示代名詞 tad】[〜に、〜を]これ、あれ、彼
bhuktvā【絶対分詞 √bhuj】[〜して、〜してから]享受する、支配する、所有する;使用する;利用する;甘受する;〜を食べる
svarga【男性】天界、天国、天上界
lokam【男性・単数・対格 loka】[〜に、〜を]空間、余地、場所;地方、地帯、国;世界、宇宙の区分;天;地;人類、一般の人民、国民;男子(複数);(複)団体、仲間;日常生活、慣例、世事、俗事;視ること
→svargalokam【男性・単数・対格、限定複合語 svargaloka】[〜に、〜を]天上の世界、天界
viśālam【男性・単数・対格 viśāla】広大な、広々した、幅広い、広い、大きい、偉大な;強力な(軍隊);著名な(家柄)

क्षीणे पुण्ये मर्त्यलोकं विशन्ति ।
kṣīṇe puṇye martyalokaṁ viśanti |
クシーネー プンニェー マルティヤローカン ヴィシャンティ
功徳の尽きたとき、地界に入る

kṣīṇe【男性・単数・処格 kṣīṇa√kṣiの過去受動分詞)】[〜において、〜のなかで]減った、欠けた(月);失われた、尽きた、終わった;微かな;弱い、薄い、痩せた;貧弱な;哀れな;破られた、傷つけられた
puṇye【男性・単数・処格 puṇya】[〜において、〜のなかで]吉兆の、幸先のよい、幸運な、好都合な、美しい、快い;芳香のある;善良な、有徳の、正しい、価値のある;純粋な、清浄な、神聖な
martyalokam【男性・単数・対格 martyaloka(=martyabhuvana)】[〜に、〜を]死ぬべきものの世界、地界
viśanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √viś】[彼らは〜、それらは〜]〜の上に・の中に落ち着く・に入る・の中に行く;(火葬の薪)にのぼる;に入る(家、舞台);横になって休む;の上に坐る;(軍隊に)加わる;(河が)流れ入る;の分担になる、(幸運等に)恵まれる;(考えが)心に浮かぶ;(不運等に)なる・に陥る;(対格)に着手する、を始める;(対格)に戻る、に帰る

एवं त्रयीधर्मम् अनुप्रपन्ना
evaṁ trayīdharmam anuprapannā
エーヴァン トライーダルマム アヌプラパンナー
このように、三ヴェーダのダルマに従い

evam【副詞】このように、こんなふうに、そんなふうに
trayīdharmam【男性・単数・対格 trayīdharma】[〜に、〜を]三ヴェーダによって定められた義務
anuprapannās【男性・複数・主格 anuprapannaanu-pra√padの過去受動分詞)】[能動の意味]助けを求める、〜へ逃げ込む;(対格)に従って入る;(対格)に従う、〜に応じる

गतागतं कामकामा लभन्ते ॥
gatāgataṁ kāmakāmā labhante ||
ガターガタン カーマカーマー ラバンテー
欲望を抱く彼らは、往来を獲得する

gatāgatam【中性・単数・対格 gatāgata】[〜に、〜を]往来、あちこちに行くこと
kāmakāmās【男性・複数・主格 kāmakāma】すべての種類の欲望を有する
labhante【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 √labh】[彼らは〜、それはら〜]捕らえる、遭遇する、発見する;看取する;取得する、獲得する、受け取る

ते तं भुक्त्वा स्वर्गलोकं विशालं क्षीणे पुण्ये मर्त्यलोकं विशन्ति ।
एवं त्रयीधर्ममनुप्रपन्ना गतागतं कामकामा लभन्ते ॥२१॥

te taṁ bhuktvā svargalokaṁ viśālaṁ kṣīṇe puṇye martyalokaṁ viśanti |
evaṁ trayīdharmamanuprapannā gatāgataṁ kāmakāmā labhante ||21||
彼らは、広大な天界を享受した後、功徳の尽きたとき、地界に入る。
このように、三ヴェーダのダルマに従い、欲望を抱く彼らは、天界と地界を行き来する。

バガヴァッド・ギーター第9章第20節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
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त्रैविद्या मां सोमपाः पूतपापा
traividyā māṁ somapāḥ pūtapāpā
トライヴィディヤー マーン ソーマパーハ プータパーパー
三ヴェーダに精通し、ソーマ酒を飲み、罪悪が清められ、私を

traividyās【男性・複数・主格 traividya】[〜らは、〜らが]三ヴェーダに通暁した
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[〜を、〜に]私
somapās【男性・複数・主格 somapa】[〜らは、〜らが]ソーマ汁を飲む・飲む資格のある
pūta【男性(の過去受動分詞)】清められた、清浄にされた、清浄な;脱穀された
pāpās【男性・複数・主格 pāpa】[〜らは、〜らが]罪、悪、不正、悪事
→pūtapāpās【男性・複数・主格、所有複合語 pūtapāpa】[〜らは、〜らが]罪を清められた

यज्ञैर् इष्ट्वा स्वर्गतिं प्रार्थयन्ते ।
yajñair iṣṭvā svargatiṁ prārthayante |
ヤジュニャイル イシュトヴァー スヴァルガティン プラールタヤンテー
祭祀により供養して、彼らは天界へ行くことを求める

yajñais【男性・複数・具格 yajña】[〜によって、〜をもって](祈祷または讃歌をもってする)崇拝;祭式の儀礼、祭式
iṣṭvā【絶対分詞 √yaj】[〜して、〜してから]崇拝する、(神)を祭る、(人・物)のために祭る、(供物等)をもって祭る;(讃歌・供物等)を捧げる;供儀をなす、礼拝する
svargatim【女性・単数・対格 svargata】[〜に、〜を]天に行くこと;死 【形容詞】天界に去った、天界に存在する;死んだ
prārthayante【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 pra√arth】[彼らは〜、それらは〜]懇願する、懇請する、懇望する、祈祷する、要求する、熱望する;嘆願する、求愛する;〜に対して哀願する

ते पुण्यम् आसाद्य सुरेन्द्रलोकम्
te puṇyam āsādya surendralokam
テー プンニャム アーサーディヤ スレーンドラローカム
彼らは、清浄なインドラ神の世界に達し

te【男性・複数・主格、指示代名詞 tad】[〜らは、〜らが]それ、あれ、彼
puṇyam【男性・単数・対格 puṇya】吉兆の、幸先のよい、幸運な、好都合な、美しい、快い;芳香のある;善良な、有徳の、正しい、価値のある;純粋な、清浄な、神聖な
āsādya【絶対分詞 ā√sad】[〜して、〜してから]〜に坐る・腰を下ろす;(対格)を主宰する;(対格)を待ち伏せする;(ある場所に)達する;(人に)近づく;〜とばったり出会う・に会う・〜を見出す;達する、獲得する
surendra【男性】神々の首長、[インドラ神の名称];[ある王の名]
lokam【男性・単数・対格 loka】[〜に、〜を]空間、余地、場所;地方、地帯、国;世界、宇宙の区分;天;地;人類、一般の人民、国民;男子(複数);(複)団体、仲間;日常生活、慣例、世事、俗事;視ること
→surendralokam【男性・単数・対格、限定複合語 surendraloka】[〜に、〜を]インドラ神の世界

अश्नन्ति दिव्यान् दिवि देवभोगान् ॥
aśnanti divyān divi devabhogān ||
アシュナンティ ディヴィヤーン ディヴィ デーヴァボーガーン
天界において、彼らは神聖な神々の享楽を味わう

aśnanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √aś】[彼らは〜、それらは〜]食べる、(飲食を)摂る;味わう;楽しむ
divyān【男性・複数・対格 divya】天上の;神聖な;超自然の;魔術の;天界の;壮大な
divi【男性・単数・処格 div】[〜において、〜のなかで]天、空
devabhogān【男性・複数・対格 devabhoga】[〜らに、〜らを]神々の快楽、天上の悦楽

त्रैविद्या मां सोमपाः पूतपापा यज्ञैरिष्ट्वा स्वर्गतिं प्रार्थयन्ते ।
ते पुण्यमासाद्य सुरेन्द्रलोकमश्नन्ति दिव्यान्दिवि देवभोगान् ॥२०॥

traividyā māṁ somapāḥ pūtapāpā yajñairiṣṭvā svargatiṁ prārthayante |
te puṇyamāsādya surendralokamaśnanti divyāndivi devabhogān ||20||
三ヴェーダに精通し、ソーマ酒を飲み、罪悪が清められ、
私を祭祀により供養して、天界へ行くことを求める人々、
彼らは、神々の王の清浄な世界に達し、天界において、神聖な神々の享楽を味わう。

バガヴァッド・ギーター第9章第19節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
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तपाम्य् अहम् अहं वर्षं
tapāmy aham ahaṁ varṣaṁ
タパーミ アハム アハン ヴァルシャン
私は熱を放射する。私は雨を

tapāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √tap】[私は〜]輝く(太陽);熱する、暖かくする、暑くする;照らす;焙る、焼く;苦しませる、悩ます;苦痛を受ける;後悔する;肉体を苦しませる;苦行をなす;傷つく、害する
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
varṣam【男性・単数・対格 varṣa】[〜に、〜を]雨;雨季;(年齢に適用される)年;世界の区分、山脈間の平地(七または九と仮定される)

निगृह्णाम्य् उत्सृजामि च ।
nigṛhṇāmy utsṛjāmi ca |
ニグリフナーミ ウツスリジャーミ チャ
止めて、また降らす

nigṛhṇāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 ni√grah】[私は〜]引きつける、引き下げる;(手綱を)引き締める;(目を)閉じる;抑留する、抑止する;確保する;捕らえる、捕縛する;幽閉する;阻止する、鎮圧する、抑制する;禁制する、禁止する;罰す
utsṛjāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 ud√sṛj】[私は〜]放つ、さまよわせる(犠牲獣);(牛舎を)開ける;〜から分かれる;(飛道具を)投げる、発射する;注ぐ、(雨を)降らせる、(涙を)流す、(毒を)吐き出す、(糞便を)排泄する;(音を)発する;傍らに置く、投げ捨てる、取り去る;(処格)に置く、(種子を)まく;拡げる、(旗を)ひるがえす;追い払う、放逐する;捨てる、(ある人を)見捨てる;見落とす、(ある人を)無視する;(あるものを)あきらめる、放棄する、廃止する;通りすぎる、省く;あとに残す、余す;(火)が消えるままにする;(為格)に手渡す、配達する;(娘を)結婚させる
ca【接続詞】そして、また、〜と

अमृतं चैव मृत्युश्च
amṛtaṁ caiva mṛtyuśca
アムリタン チャイヴァ ムリティユシュチャ
(私は)不死であり、死である

amṛtam【中性・単数・主格 amṛta】[〜は、〜が]不死;不滅者の世界;諸神の飲料、神酒、甘露;療治(の一種);薬;供儀の残物;水;乳;光線
ca【接続詞】そして、また、〜と
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
mṛtyus【男性・単数・主格 mṛtyu】[〜は、〜が]死
ca【接続詞】そして、また、〜と

सद् असच् चाहम् अर्जुन ॥
sad asac cāham arjuna ||
サド アサク チャーハム アルジュナ
私は有であり、無である、アルジュナよ

sat【中性・単数・主格 sat√asの現在分詞)】存在している、現存している、居合わせている;(処格)にある;(属格)に属している;持続している、永続している(世界);〜である;実際の、現実の、真正の;正しい;よい、有徳の
asat【中性・単数・主格 asat】非実在;虚言、悪 【形容詞】非実在の;虚偽の;悪しき
ca【接続詞】そして、また、〜と
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
arjuna【男性・単数・呼格 arjuna】[〜よ]アルジュナ

तपाम्यहमहं वर्षं निगृह्णाम्युत्सृजामि च ।
अमृतं चैव मृत्युश्च सदसच्चाहमर्जुन ॥१९॥

tapāmyahamahaṁ varṣaṁ nigṛhṇāmyutsṛjāmi ca |
amṛtaṁ caiva mṛtyuśca sadasaccāhamarjuna ||19||
私は熱を放射する。私は雨を止めて、また降らす。
私は不死であり、死である。私は有であり、無である。アルジュナよ。

バガヴァッド・ギーター第9章第18節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
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गतिर् भर्ता प्रभुः साक्षी
gatir bhartā prabhuḥ sākṣī
ガティル バルター プラブフ サークシー
私は帰結であり、維持者であり、主宰者であり、目撃者である

gatis【女性・単数・主格 gati】[〜は、〜が]行くこと、前進、動作、行動、飛行;退去、出発;行進、進行;成功;〜の獲得;路、進路;出口;根源、根底;手段、方法、可能性;策略;避難所;状態、状況、条件、位置;性質;幸福;輪廻、人間の運命;風習
bhartā【男性・単数・主格 bhartṛ́】[〜は、〜が]〜の保持者、〜の支持者;維持者、扶養者;主、命令者、指揮者、指導者、首長;夫
prabhus【男性・単数・主格 prabhu】[〜は、〜が]主人、支配者、王;夫 【形容詞】優れた;力の強い;(従格)より力の強い、(属格)を支配する;〜に匹敵した
sākṣī【男性・単数・主格 sākṣin】[〜は、〜が]〜の目撃者、傍観者、(法廷における)証人

निवासः शरणं सुहृत् ।
nivāsaḥ śaraṇaṁ suhṛt |
ニヴァーサハ シャラナン スフリト
私は住処であり、寄る辺であり、親友である

nivāsas【男性・単数・主格 nivāsa】[〜は、〜が]止住、夜を過ごすこと、滞在;(夜の)宿営、住所、居所
śaraṇam【中性・単数・主格 śaraṇa】[〜は、〜が]庇護物、小屋、住み家;保護、避難;〜を求めて避難すること
suhṛd【男性・単数・主格 suhṛd】[〜は、〜が]友人、親友;同盟者

प्रभवः प्रलयः स्थानं
prabhavaḥ pralayaḥ sthānaṁ
プラバヴァハ プララヤハ スターナン
私は本源であり、終末であり、要素である

prabhavas【男性・単数・主格 prabhava】[〜は、〜が]起源、根源、存在の原因、出生所
pralayas【男性・単数・主格 pralaya】[〜は、〜が]消滅、破壊、死;世界の破滅・終末;(星の)没すること;消滅の原因;気絶
sthānam【中性・単数・主格 sthāna】[〜は、〜が]立つこと;持続、滞在;(財物の)貯蔵;(軍隊の)堅実さ・固守;連続した存在;中間的状態;状態、条件;地位、身分、階級;住居、住所、場所、地点、地方、敷地;代わり、場所;世界、領域;構成要素;事件、出来事

निधानं बीजम् अव्ययम् ॥
nidhānaṁ bījam avyayam ||
ニダーナン ビージャム アヴィヤヤム
私は宝庫であり、不滅の種子である

nidhānam【中性・単数・主格 nidhānam】[〜は、〜が]下に置くこと;保存、貯蔵;容器、貯蔵所;(隠匿された)宝、財宝(とくにクベーラ神の)
bījam【中性・単数・主格 bīja】[〜は、〜が](植物の)種子、(動物の)精液、穀類の種子、穀粒、インドいちじく樹のねばえ(根生);胚種、要素;源泉、起源、発端;詩・戯曲の発端;代数学;水銀;神秘的な文字・音節、仏教の種子(しゅうじ);出産時における子の腕の位置
avyayam【中性・単数・主格 avyaya】不滅の、不変の;慳貪の

गतिर्भर्ता प्रभुः साक्षी निवासः शरणं सुहृत् ।
प्रभवः प्रलयः स्थानं निधानं बीजमव्ययम् ॥१८॥

gatirbhartā prabhuḥ sākṣī nivāsaḥ śaraṇaṁ suhṛt |
prabhavaḥ pralayaḥ sthānaṁ nidhānaṁ bījamavyayam ||18||
私は帰結であり、維持者であり、主宰者であり、目撃者である。
私は住処であり、寄る辺であり、親友である。
私は本源であり、終末であり、要素である。
私は宝庫であり、不滅の種子である。

バガヴァッド・ギーター第9章第17節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

पिताहम् अस्य जगतो
pitāham asya jagato
ピターハム アスヤ ジャガトー
私はこの世界の父であり

pitā【男性・単数・主格 pitṛ】[〜は、〜が]父; 【両数形】両親; 【複数形】祖先;父とその兄弟、父方の親戚;先祖、祖霊
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
asya【男性・単数・属格 指示代名詞 idam】[〜の、〜にとって]これ、この、彼
jagatas【中性・単数・属格 jagat】[〜の、〜にとって]すべての動くもの;動物;人;世界、この世;大地;(両数)天上と下界;(複数)諸世界

माता धाता पितामहः ।
mātā dhātā pitāmahaḥ |
マーター ダーター ピターマハハ
母、創造者、祖父である

mātā【女性・単数・主格 mātṛ】[〜は、〜が]母[獣類をも含む]; 【両数形】父母;(母なる)大地[天と地];牝牛;水
dhātā【男性・単数・主格 dhātṛ】[〜は、〜が]支持者、建設者;保護者;創始者、造物者;(世界の)創造者、維持者(=梵天またはプラジャーパティ);運命の神
pitāmahas【男性・単数・主格 pitāmaha】父方の祖父;[ブラフマン神の名称]; 【複数形】祖先、祖霊(とくに遠いもの)

वेद्यं पवित्रम् ओंकार
vedyaṁ pavitram oṁkāra
ヴェーディヤン パヴィットラム オームカーラ
知られるべきもの、浄化具、聖音オームである

vedyam【中性・単数・主格 vedya√vidの未来受動分詞)】著名な、有名な;知られるべき、知られている;と認められるべき・見なされるべき
pavitram【中性・単数・主格 pavitra】[〜は、〜が]浄化の手段、篩(ふるい)、ソーマを漉す用具;供物を浄化するために用いるクシャ草の二枚の葉;浄めの(際に用いる)聖句
oṁkāras【男性・単数・主格 oṁkāra】[〜は、〜が](聖)語om;感謝

ऋक्साम यजुर् एव च ॥
ṛksāma yajur eva ca ||
リクサーマ ヤジュル エーヴァ チャ
リグ、サーマ、そしてヤジュル・ヴェーダである

ṛc【女性】光;神聖な讃歌または詩[特に歌詠(sāman)および祭詞(Yajus)と区別される];詩句;ṛcの集録、リグヴェーダ
sāma【中性・単数・主格 sāman】[〜は、〜が]取得、所有;富、豊富;旋律、旋律にあわせて歌われるヴェーダの詩句
→ṛksāma【中性・単数・主格 ṛksāma】[〜は、〜が]【両】讃歌(ṛc)と歌詠(sāman)
yajus【中性・単数・主格 yajus】[〜は、〜が]宗教的尊敬、崇拝、祭式;祭式の際に用いられる文句、祭詞[ṛc(讃歌)およびsāman(歌詠)の対義語];ヤジュル・ヴェーダ
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
ca【接続詞】そして、また、〜と

पिताहमस्य जगतो माता धाता पितामहः ।
वेद्यं पवित्रमोंकार ऋक्साम यजुरेव च ॥१७॥

pitāhamasya jagato mātā dhātā pitāmahaḥ |
vedyaṁ pavitramoṁkāra ṛksāma yajureva ca ||17||
私はこの世界の父であり、母であり、創造者、祖父である。
知られるべきもの、浄化具、聖音オームであり、
またリグ、サーマ、ヤジュル・ヴェーダでもある。

バガヴァッド・ギーター第9章第16節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

अहं क्रतुर् अहं यज्ञः
ahaṁ kratur ahaṁ yajñaḥ
アハン クラトゥル アハン ヤジュニャハ
私は儀式であり、私は祭祀である

aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
kratus【男性・単数・主格 kratu】[〜は、〜が]力、能力、効力;熟慮、相談;智慧、知識、理解;霊感;計画、目的、欲望、意志、決心;犠牲、供犠、供犠祭
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
yajñās【男性・単数・主格 yajña】[〜は、〜が](祈祷または讃歌をもってする)崇拝;祭式の儀礼、祭式

स्वधाहम् अहम् औषधम् ।
svadhāham aham auṣadham |
スヴァダーハム アハム オウシャダム
私は先祖への供物であり、私は薬草である

svadhā【女性・単数・主格 svadhā】[〜は、〜が]神酒、(祖霊への)供物(ギーすなわち溶かしたバターからなる)
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
auṣadham【中性・単数・主格 auṣadha】[〜は、〜が]本草[集合的に];薬草;薬、薬種、医薬

मन्त्रो ऽहम् अहम् एवाज्यम्
mantro ‘ham aham evājyam
マントロー ハム アハム エーヴァージャム
私は真言であり、私は酥油である

mantras【男性・単数・主格 mantra】[〜は、〜が](敬虔な)思想、祈り、讃歌;ヴェーダ讃歌・祭詞・祝詞、聖典(の文句);神秘の句、呪文;相談、決定、助言、計画;秘密の企画
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
ājyam【中性・単数・主格 ājya】[〜は、〜が]透明な液状の牛酪(祭の供物または塗布に用いる)

अहम् अग्निर् अहं हुतम् ॥
aham agnir ahaṁ hutam ||
アハム アグニル アハン フタム
私は祭火であり、私は(火に)注ぐ供物である

aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
agnis【男性・単数・主格 agni】[〜は、〜が]火;火災;アグニ神
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
hutam【中性・単数・主格 huta√huの過去受動分詞)】[〜は、〜が]供物を捧げること、献供

अहं क्रतुरहं यज्ञः स्वधाहमहमौषधम् ।
मन्त्रोऽहमहमेवाज्यमहमग्निरहं हुतम् ॥१६॥

ahaṁ kraturahaṁ yajñaḥ svadhāhamahamauṣadham |
mantro’hamahamevājyamahamagnirahaṁ hutam ||16||
私は儀式であり、私は祭祀である。私は先祖への供物であり、私は薬草である。
私は真言であり、私は酥油である。私は祭火であり、私はそれに注ぐ供物である。

バガヴァッド・ギーター第9章第15節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

ज्ञानयज्ञेन चाप्य् अन्ये
jñānayajñena cāpy anye
ジュニャーナヤジュニェーナ チャーピ アニイェー
また他の人々は、知識の祭祀によって

jñāna【中性】知ること;知識;真の知識、優れた知識;知恵;企図;仮定;意識;感覚器官
yajñena【男性・単数・具格 yajña】[〜によって、〜をもって](祈祷または讃歌をもってする)崇拝;祭式の儀礼、祭式
→jñānayajñena【男性・単数・主格、限定複合語 jñānayajña】[〜によって、〜をもって]知識の祭祀
ca【接続詞】そして、また、〜と
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
anye【男性・複数・主格 anya】[〜らは、〜らが]他の;〜とは異なる;通常の

यजन्तो माम् उपासते ।
yajanto mām upāsate |
ヤジャントー マーム ウパーサテー
私を祀り、彼らは崇敬する

yajantas【男性・複数・主格 √yajの現在分詞】[〜している]崇拝する、祭る;祭式を行う
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[〜を、〜に]私
upāsate【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 upa√ās】[彼らは〜、それらは〜](対格)の傍らに坐す、(従属者・懇願者に)取り巻く;囲む;坐す;占める、〜に住む;(対格)に加入する;(対格)に赴く、〜に達する;実行する、耽溺する;経験する、蒙る蝉頃面〜を固執する;期待する;尊敬する;祝福する、実施する

एकत्वेन पृथक्त्वेन
ekatvena pṛthaktvena
エーカットヴェーナ プリタクトヴェーナ
唯一のものとして、別個のものとして

ekatvena【中性・単数・具格 ekatva】[〜によって、〜をもって]単一;合同;同一;単数(文法)
pṛthaktvena【中性・単数・具格 pṛthaktva(=pṛthaktā)】[〜によって、〜をもって]別異;分離、別個;個性

बहुधा विश्वतोमुखम् ॥
bahudhā viśvatomukham ||
バフダー ヴィシュヴァトームカム
多様に(現れ)、あらゆる方向に(顔を向けた)

bahudhā【副詞】多くの方法で、多くの部分に、多くの場所において、種々に;たびたび、繰り返して;非常に
viśvatomukham【副詞】あらゆる方向に viśvatomukha【形容詞】すべての側に面を有する、あらゆる方向に面する

ज्ञानयज्ञेन चाप्यन्ये यजन्तो मामुपासते ।
एकत्वेन पृथक्त्वेन बहुधा विश्वतोमुखम् ॥१५॥

jñānayajñena cāpyanye yajanto māmupāsate |
ekatvena pṛthaktvena bahudhā viśvatomukham ||15||
また他の人々は、知識の祭祀によって私を祀り、崇敬する。
多様に現れ、遍在する私を、唯一のものとして、また別個のものとして。