マーンドゥーキヤ・ウパニシャッド(2.2.4)

・pranavo dhanuh sharohyAthmA
brahma thath lakshyamuchyathe
apramaththena veddhavyam
sharavath thanmayo bhaveth
・プラナヴォー・ダヌフ・シャローヒャートマー
ブラフマ・タッラクシャムッチャテー
アプラマットゥテーナ・ヴェッダッヴャム
シャラヴァトゥ・タンマヨー・バヴェートゥ
・意味:プラナヴァ(オーム)は弓である
アートマ(自己)は矢である
ブラフマー(神)は標的である
瞑想(弓)によって自己(矢)を制御することで
神(標的)を射ぬくことができる

マーンドゥーキヤ・ウパニシャッド(2.2.4)の一節です。
神と一体になるためには、プラナヴァ(原初音、オーム)というマントラの弓を用いて、自己(アートマ)という矢を制御し、神という標的を射ぬくことに例えられます。
弓(瞑想)に熟達することは、神に一体になることの近道といわれます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ヒマラヤン・チャント」(トラック9)

カラーグレー・ヴァサテー・ラクシュミー

・Karaagre Vaste Lakshmi
Karamadhye Sarasvati
Karamoole tu Govindah
Prabhaate Karadarshanam
・カラーグレー・ヴァサテー・ラクシュミー
カラマッデェー・サラスヴァティー
カラムーレー・トゥ・ゴーヴィンダハ
プラバーテー・カラダルシャナム
・意味:指先におわす繁栄の女神ラクシュミー、
掌の中央におわす叡智の女神サラスワティー、
掌の付け根におわす宇宙を司るゴーヴィンダ(を瞑想します)。
早朝に、彼らを掌に見ながら(神々の栄光を瞑想します)。

このマントラは、毎朝目覚めのときに、自分の掌を見つめてから、手を合わせて唱えられるマントラです。神々は遠いところにいる存在ではなく、自分のもっとも近い場所に常にいることを気づかせてくれます。
このマントラが収録されているCDには、以下のCDがあります。
・「モーニング・マントラ」(トラック2:Kar Darshanam)

グランティ・バンダナ

・Om ganAdhipam namaskruttyam umAm lakshmIm sarasvatIm
dampattyorh rakshanArtAya patagrantam karomyaham
・オーム・ガナーディパン・ナマスクルッティヤン・ウマーン・ラクシュミーン・サラスヴァティーム
ダンパッティヨーフ・ラクシャナールターヤ・パタグランタム・カローミャハム
・意味:ガネーシャ神、パールヴァティー女神、ラクシュミー女神、サラスヴァティー女神の祝福がこの二人に降り注ぎ、幸せな人生が歩めますように。
これより、二人の神聖な結婚を宣言します。

インドの結婚式では、二人の永遠の愛の誓いとして、ビンロウジと金貨と米が入った新郎のクルタと、新婦のウエディング・サリーを、僧侶または新郎の姉妹が結ぶ儀式があります(グランティ・バンダナ)。
このマントラは、その儀式の際に、二人の結婚を祝福するために唱えられます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「幸せな結婚のためのマントラ」(トラック2)

アーユルデーヒ・ダナン・デーヒ

・Ayurdehi dhanam dehi vidyam dehi maheshvari
samastam akhilAm dehi me parameshvari
・アーユルデーヒ・ダナン・デーヒ・ヴィッデャン・デーヒ・マヘーシュヴァリ
サマスタン・アキラーン・デーヒ・メー・パラメーシュヴァリ
・意味:マヘーシュヴァリー女神(大自在天女、シヴァ神の妃パールヴァティー)よ
私に長寿、富、知識をお与えください
パラメーシュヴァリー女神(シヴァ神の妃ドゥルガー、ウマー)よ
私が望むすべてのものをお与えください

繁栄と成功を祈願するマントラです。
神々に物質的繁栄を祈願することは、解脱に至るために必要な過程であるといわれています。直接的な表現でわかりやすく神々に繁栄を祈願すれば、神々も願いを聞き入れてくれるでしょう。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「幸せな結婚のためのマントラ」(トラック13)

スワヤンヴァラ・パールヴァティー・マントラ

・Om hrIm yoginI yoginI yogeshvari yogeshvari
yogabhayankari sakala sthA
vara jangamanasya mukham hridayam
mama vashamAkarshayAkarshana svAhA
・オーム・フリーム・ヨーギニー・ヨーギニー
ヨーゲーシュヴァリ・ヨーゲーシュヴァリ
ヨーガバヤンカリ・サカラ・スター
ヴァラジャンガマナッシャ・ムカン・フリダヤム
ママ・ヴァシャマーカルシャヤーカルシャナ・スヴァーハー
・意味:神々と結合するヨーガの主である神よ
恐ろしい顔をした、万物の心に住み給う神よ
どうか私に人々を惹きつける魅力をお与えください。

スワヤンヴァラ・パールヴァティー・マントラと呼ばれる、結婚相手に巡り会ったり、よい関係を保つために唱えられるマントラです。
このマントラは、ガーヤトリー・マントラにならんで強力なマントラといわれています。
自身の魅力を開花させ、結婚願望を実現させるために、毎日108回、必要に応じて18日間、24日間、48日間連続で唱えるとよいといわれます。また、より早く結婚を実現させるためには、10,000回唱え、ハヴァナ(護摩供養)の儀式を行うとよいともいわれます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「幸せな結婚のためのマントラ」(トラック7)

結婚のためのマントラ

・kAtyAyani mahAmAye mahAyoginyadhIshvari
nanda gopasuta devi patimem kuru te namah
・カーティヤーヤニ・マハーマーイェイ・マハーヨーギンニャディシュヴァリ
ナンダ・ゴーパスタ・デーヴィー・パティメーン・クル・テー・ナマハ
・意味:すべてのヨーギニーの主である至高の神(シヴァ神)よ
私にあなたのような力を備える夫を授けてください
あなたの性質を内に秘めている夫を。

理想的な配偶者(夫)を祈願するためのマントラです。
結婚を望んでいる女性がこのマントラを唱えることで、シヴァ神の恩寵により結婚が早期に実現するといわれています(シヴァ神はマッチメーカー(仲人)の神ともいわれています)。
このマントラは、1日に21回あるいは108回唱えるとよいといわれています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「幸せな結婚のためのマントラ」(トラック8)

オーム・ドゥルガーイェイ・ナモー・ナマハ

・Om durgAyai namo namah
・オーム・ドゥルガーイェイ・ナモー・ナマハ
・意味:ドゥルガー女神に帰命いたします

ドゥルガー女神のビージャ・マントラです。同様のマントラに、「オーム・ドゥム・ドゥルガーイェイ・ナマハ」があります。宇宙のシャクティ(エネルギー)の化身といわれるドゥルガー女神を瞑想し、宇宙の母の慈愛を授かるために繰り返し唱えられます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ジャパ」(トラック8)

オーム・マハーラクシュミェイ・ナモー・ナマハ

・Om mahAlakshmyai namo namah
・オーム・マハーラクシュミェイ・ナモー・ナマハ

富・幸運・美の女神であるマハーラクシュミーに捧げられるビージャ・マントラ(種子真言)です。マハーラクシュミのご利益を祈願するために繰り返し唱えられます。
このマントラが収録されているCDには、以下のCDがあります。
・「ジャパ」(トラック9)

ヴィグネーシュヴァラーヤ・ヴァラダーヤ・スラプリヤーヤ

・vighneshvarAya varadAya surapriyAya
lambodarAya sakalAya jagathitAya
nAgAnanAya shruti yagna vibhUshitAya
gaurIsutayAya gananAtha namo namaste
・ヴィグネーシュヴァラーヤ・ヴァラダーヤ・スラプリヤーヤ
ランボーダラーヤ・サカラーヤ・ジャガティターヤ
ナーガーナナーヤ・シュルティ・ヤグナ・ヴィブーシターヤ
ガウリースタヤーヤ・ガナナータ・ナモー・ナマステ
・意味:障害を取り除き、願いを叶える愛しい方
大きなお腹をもち、一切のものを所有し、解脱を授けるお方
ヴェーダとヤグナに精通した、ガウリーの息子である
ガネーシャに帰命いたします

ガネーシャには、ヴィグネーシュヴァラ(障害を取り除く神)、ヴァラダ(恩寵を授ける神)、ランボーダラ(大きなお腹をもつ神)などのさまざまな別名があります。そのようなガネーシャのさまざまな栄光を讃えるマントラです。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ヒマラヤン・チャント」(トラック1)

フリーム・オーム・ナマハ・シヴァーヤ・フリーム

・hrIm Om namah shivAya hrIm
・フリーム・オーム・ナマハ・シヴァーヤ・フリーム

「フリーム」は、ドゥルガー女神あるいはブヴァネーシュヴァラ神(シヴァ神)を象徴する音であると考えられています。
「フリーム」とパンチャークシャラ・マントラ(ナマハ・シヴァーヤ)が融合したビージャ・マントラとしては、このほか「オーム・フリーム・ナマハ・シヴァーヤ」と唱えられることもあります。
宇宙の母であるドゥルガー女神と、父であるシヴァ神の融合により、陰陽のバランスを整え、究極の寂静に達するためのマントラです。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「タパ」(トラック5)