クシャマーパナム

・kara charana kritam vAk kAyajam karmajam vA
shravana nayanajam vA mAnasam vA aparAdham
vihitamavihitam vA sarvametat kshamasva
jaya jaya karunAbdhe shrI mahAdeva shambo
・カラ・チャラナ・クリタム・ヴァーク・カーヤジャム・カルマジャム・ヴァー
シュラヴァナ・ナヤナジャム・ヴァー・マーナサム・ヴァー・アパラーダム
ヴィヒタマヴィヒタム・ヴァー・サルヴァメータット・クシャマスヴァ
ジャヤ・ジャヤ・カルナーブデー・シュリー・マハーデーヴァ・シャムボー
・意味:至高神よ、どうか私が犯してしまった罪をお許しください。
知らずして、または知りながら犯してしまった罪を。
私の手、足、口を通して犯してしまった罪を。
私の耳、目、そして心を通して犯してしまった罪を。
慈悲の大海であられる至高神に栄光がありますように。

感官の対象を追い求めて、人が行うさまざまな罪は、肉体を持つ以上完全に拭い去ることはできません。このような罪の赦しを至高神であるマハーデーヴァに請うため、1日の終わりに唱えられる赦免の祈りです。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック13-14)

アシュタヴィナーヤカ ― 八体のガネーシャがつくり出す曼荼羅

ガネーシャは、シヴァの妃であるパールヴァティー女神の門番役として誕生したといわれています。そのためインドでは、ガネーシャは魔除けのために寺院の門前に置かれることが少なくありません。また従神としてガネーシャを祀る寺院、そしてガネーシャを本尊として祀る寺院も数多くあります。
インドで有名なガネーシャ寺院の中でも、特に注目を集めているのは、アシュタヴィナーヤカと呼ばれる、マハーラーシュトラ州のプネーを中心とした半径100km内に点在するガネーシャの特徴的姿を祀る八寺院でしょう[1]。八寺院のガネーシャには、それぞれに神話や伝説があり、それらのガネーシャが一体になることで、「ガネーシャの聖なる宇宙を表現する曼荼羅を形成している」[2]といいます。
これらの寺院で祀られているガネーシャには、人間が作ったものではなく、自然が創り出したスヴァヤンブというガネーシャがあるといわれます。
アシュタヴィナーヤカの巡礼は、いくつかのルートがありますが、シャーストラ(教典)では次のようなルートが勧められています。
アシュタヴィナーヤカ
1. シュリー・マユレーシュワラ(モーレーシュワラ)寺院
2. シュリー・シッディヴィナーヤカ寺院
3. シュリー・バッラレーシュワラ寺院
4. シュリー・ヴァラダヴィナーヤカ寺院
5. シュリー・チンタマニ寺院
6. シュリー・ギリジャートマジャ寺院
7. シュリー・ヴィグナハラ寺院
8. シュリー・マハーガナパティ寺院
中でも一番重要な寺院といわれるのが、最初の巡礼地である「シュリー・マユレーシュワラ(モーレーシュワラ)寺院」です。アシュタヴィナーヤカの巡礼は、最後に再びこの寺院に戻り終了します。
シュリー・マユレーシュワラ寺院の入り口には、通常はシヴァ寺院でしか見られない牛のナンディがあるなど、各寺院にはそれぞれ個性豊かな特色があります。
インドの旅行会社では、アシュタヴィナーヤカ巡礼のための数日間の巡礼ツアーが組まれています。総距離数約700kmの長い巡礼コースになりますが、霊験あらたかなガネーシャ巡礼のひとつとしておすすめのコースです。
本日、8月23日は、ガネーシャ・チャトゥルティー(ガネーシャ神の降誕祭)です。皆さまにガネーシャの祝福がありますよう、心よりお祈り申し上げます。
[1]Ashtavinayaka, Wikipedia, http://en.wikipedia.org/wiki/Ashtavinayak
[2]Grimes, John A., Ganapati: Song of the Self, State University of New York Press, 1995
※この原稿は、「ハムサの会 会誌No.21 2009年5月号」に掲載された記事に加筆・修正を加えたものです。

ガナパティ・アタルヴァシールシャム第6節

・tvam brahma tvam vishnus-tvam rudras-tvam
indras-tvam agnis-tvam vayus-tvam suryas-tvam
chandrAs-tvam brahma bhUr-bhuvah svar-OM
・トヴァム・ブラフマー・トヴァム・ヴィシュヌ・トヴァム・ルドラ・トヴァム
インドラ・トヴァム・アグニ・トヴァム・ヴァーユ・トヴァム・スーリヤ・トヴァム
チャンドラ・トヴァム・ブラフマー・ブール・ブヴァハ・スヴァローム
・意味:あなたはブラフマーです。あなたはヴィシュヌです。あなたはルドラです。あなたはインドラです。あなたはアグニです。あなたはヴァーユです。あなたはスーリヤです。あなたはチャンドラです。ブラフマー、物質界、精神界、天界に幸あれ。

ヒンドゥー教は、多神教の形態をとりますが、根本的な教えはすべてブラフマン(梵)に帰結し、ブラフマンと結合することがヨーガの窮極の目的であり、悟りの境地であると説きます。ガネーシャ神やその他の神々は、表面的には違う神格ではあっても、すべては同じであることをたたえるマントラです。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ガナパティ・アタルヴァシールシャム・チャンティング with Shri Aswath

ラクシュミー・ビージャ・マントラ

・Om Hreem Shreem Lakshmibyo Namaha
・オーム・フリーム・シュリーム・ラクシュミッビョー・ナマハ
・意味:ラクシュミー女神に帰依いたします。

富と幸運の女神ラクシュミーに捧げられるビージャ・マントラ(種子真言)のひとつです。富と幸運を祈願するために、21回、108回などの吉数回、繰り返し唱えられます。「フリーム」や「シュリーム」は単独でも唱えられるビージャ・マントラです(参照:ビージャ・アクシャラ)。
このマントラが収録されているCDには、以下のCDがあります。
・「シュリー・マハーラクシュミー・サンキールタン(2枚組)」(CDTM232C)

シュリー・ヴェーンカテーシュヴァラ・スプラバータム第1節

・Kausalya Supraja Rama
Purva Sandhya Pravartate
Uttistha Nara Sardula
Kartavyam Daivamahnikam
・カウサリヤー・スップラジャーラーマ
プールヴァー・サンディヤー・プラヴァルタテー
ウッティシュタ・ナラ・サールドゥーラ
カルタヴィヤム・デイヴァマーニカム
・意味:カウサリヤーの吉兆の息子ラーマよ、
東方より陽が昇り始めています。
お目覚めください、至高のお方よ。
神聖な職務がこれより行われます。

ラーマは、ラーマーヤナに登場する主人公です。ラーマは、ヴィシュヌの化身とされ、ラーマが意識しなければ、木の葉1枚落ちることはないともいわれます。早朝の祈りであるスプラバータムは、まず至高神ラーマを目覚めさせることから始まります。
このマントラが収録されているCDには、以下のCDがあります。
・「スプラバータム&マンガラム」(トラック3: シュリー・ヴェーンカテーシュワラ・スプラバータム)

クリシュナ・ガーヤトリー・マントラ

・Om dAmodarAya vidmahe
rukminIvallabhAya dhImahi
krishnah prachodayAt
・オーム・ダーモーダラーヤ・ヴィッドゥマヘー
ルクミニー・ヴァッラバーヤ・ディーマヒー
タンノ・クリシュナ・プラチョーダヤートゥ
・意味:どうかダーモーダラ(クリシュナ)を知り、
ルクミニーの最愛の方を瞑想できますように。
クリシュナが、私たちをそこに導き、照らしてくれますように。

ヴィシュヌ神の化身クリシュナ・ガーヤトリーです。
クリシュナは幼少の頃から、神の遊戯によって人々を魅了してきました。
クリシュナを信愛することは、もっとも功徳高き行為であり、神へ近づくための最良の方法です。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「クリシュナ・ガーヤトリー・マントラ(Japa Mantra 108)

オーム・スワーミイェー・シャラナム・アイヤッパ

・Om swamiye sharanam ayappa
・オーム・スワーミイェー・シャラナム・アイヤッパ
・意味:アイヤッパ神よ、どうか私をお守りください。

アイヤッパ神(アイヤッパン)は、南インドで熱心に信仰されている神様です。主に子供の姿で描かれています。彼は、超人的、神的な知識と勇気を持ち合わせ、王族と深い繋がりがあるといわれています。アイヤッパ神は、悪魔を倒すために、シヴァとヴィシュヌが結合して生まれた神といわれています。
アイヤッパ神の熱心な信仰者には、動物性食品や酒、たばこなどの嗜好品をとってはなない、1日2回できれば3回の沐浴を行う、ベッドで寝てはならず床に寝る、枕は木の枕でなくてはならない、靴を履いてはならない等の厳格な規則が定められています。 このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「瞑想のためのマントラ・チャント」(トラック3)

ハリ・オーム・ナモー・ナーラーヤナ

・hari Om namo nArAyana
・ハリ・オーム・ナモー・ナーラーヤナ
・意味:万物の現象の主に帰依いたします

ヴィシュヌは、宇宙を生み出す無限の大海に例えられます。ヴィシュヌのシンボルは水(サンスクリット語でナーラ)であり、そのために「水に住む者」という意味のナーラーヤナと呼ばれているという説もあります。
ヴィシュヌは、宇宙の維持者として知られています。ヴィシュヌは、永遠であり、万物に浸透する精神であり、宇宙創造の前から存在する原初の水に関連があるといわれます(ワールド・ヒンドゥー・チャントの解説より)。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ワールド・ヒンドゥー・チャント」(トラック2)

シャニ・マントラ

・Nilanjana Samabhasam Ravi-putram Yamagrajam
Chayamartanda Sambhutam Tam Namami Shanaishcharan
・ニーラーンジャナ・サマーバーサム・ラヴィ・プットラム・ヤマーグラジャン
チャーヤー・マールタンダ・サムブータム・タム・ナマーミ・シャネイシュチャラン
・意味:青い瞳のような外観を持ち、ヤマ神の兄であり、
太陽神とその妻チャーヤーの息子である、ゆっくりと動く土星シャニを讃えます。

土星は、インド占星術では、困難、悲哀、老いや病などを象徴する一方で、肯定的な側面もある惑星とされています。困難などが続くときは、シャニの影響とされることが多いようですが、このマントラは、シャニに祈願し、困難や病などを緩和する目的で唱えられます。
このマントラが収録されているCD(DVD)には、以下のCD(DVD)があります。
シャニ・マントラDVD(DVDST1444)

マハーラクシュミー・マントラ

・Om shrIm hrIm shrIm kamale kamalAlaye prasIda prasIda
Om shrIm hrIm shrIm mahAlakshmiyei namah
・オーム・シュリーム・フリーム・シュリーム・カーマレー・カーマラーライェー・プラシーダ・プラシーダ
オーム・シュリーム・フリーム・シュリーム・マハーラクシュミーイェー・ナマハ

マハーラクシュミーのマントラです。
シュリー・ヤントラ(シュリー・チャクラ)に対応のマントラとして、礼拝時に唱えられます。
このマントラを毎日108回唱える人は、経済的な問題から解放されると信じられています。
このマントラを唱える際に適した数珠は、マハーラクシュミーの象徴でもある蓮の実(種)の数珠が良いとされています。
シュリー・ヤントラを用いる場合には、なるべく瞬きをせずにヤントラの中心に焦点を合わせながら、マントラを唱えます。このように礼拝する人は、90日以内に大きな恩寵を得ると信じられています。