サルヴェーピ・スキナハ・サントゥ

・sarvepi sukinah santu
sarve santu nirAmayAh
sarve bhadrAni pashyantu
mA kaschit duhka bAkbavetu
・サルヴェーピ・スキナハ・サントゥ
サルヴェー・サントゥ・ニラーマヤーハ
サルヴェー・バドラーニ・パッシャントゥ
マー・カスチットゥ・ドゥフカ・バークバヴェートゥ
・意味:皆が幸福であらんことを、
皆が健やかであらんことを、
皆が善なる思いを知らんことを、そして
苦しみ舐める者のなきことを(訳:浜田吾愛)

一切の生類の幸せを祈願するユニバーサル・プレアーです。インドの僧院では日課として日々唱えられているマントラです。
このマントラの後には、「オーム・シャーンティ・シャーンティ・シャーンティ」が唱えられます。
同様のマントラで、「サルヴェー・バヴァントゥ・スキナハ」と詠まれる場合もあります。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「幸せな結婚のためのマントラ」(トラック17)

マートゥルデーヴォー・バヴァ

・mAtrudevo bhava
pitrudevo bhava
AchAryadevo bhava
atithidevo Bhava
・マートゥルデーヴォー・バヴァ
ピトゥルデーヴォー・バヴァ
アーチャーリヤデーヴォー・バヴァ
アティティデーヴォー・バヴァ
・意味:母を神として敬いなさい
父を神として敬いなさい
師を神として敬いなさい
客を神として敬いなさい

タイッティリーヤ・ウパニシャッドによるサンスクリット語の格言です。
「母、父、師、来客を神として崇める」ことは、古くからインド伝統文化の模範的行為として称えられています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「幸せな結婚のためのマントラ」(トラック15)

心願成就のマントラ

・Om hrIm sarva manokAmanA shiddim hrIm Om
・オーム・フリーム・サルヴァ・マノーカーマナー・シッディン・フリーム・オーム
・意味:一切の心願が成就しますように

心に描いた願望が成就するように祈願するマントラです。
フリーム(hrIm):ドゥルガー女神あるいはブヴァネーシュヴァラ神(シヴァ神)をあらわすビージャ・マントラ
サルヴァ(sarva):一切、すべて
マノーカーマナー(manokAmanA):心の中の願望
シッディ(shiddi):成就
このマントラを繰り返し唱えることで、心の中に思い描いている願望が叶えられるといわれています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「幸せな結婚のためのマントラ」(トラック12)

バガヴァッド・ギーター第11章55節

・matkarmakrnmatparamo madbhaktah sangavarjitah
nirvairah sarvabhUteshu yah sa mAmeti pAndava
・マットカルマクルンマットパラモー・マッドバクタハ・サンガヴァルジタハ
ニルヴァイラハ・サルヴァブーテーシュ・ヤハ・サ・マーメーティ・パーンダヴァ
・意味:私のための行為をし、私に専念し、私を信愛し、執着を離れ、すべてのものに対して敵意ない人は、まさに私に至る。アルジュナよ。(上村勝彦訳)

バガヴァッド・ギーター第11章55節です。
スワミ・シヴァーナンダは、この詩節について、次のように述べています。
「この詩節は、ギーターのすべての教えのエッセンスである。この教えを実践する者は、窮極の祝福と解脱を手にするだろう。このような人は、クリシュナを悟り、彼の存在の中に入り、まさに彼と一体になる。これは、ギーター全体の哲学の要旨である(http://www.dlshq.org/download/bgita.htm)。」
比較宗教学、比較哲学のラーダークリシュナン博士をはじめ、この詩節がギーターの教えの本質であるとする学者も少なくありません。
ここで述べられている「私のための行為」とは、クリシュナを念想することであるといわれます。
何をしている時でも、常にクリシュナが間近に存在し、私たちを見守っていると感じること。常にクリシュナの姿を目の前に思い浮かべること。クリシュナは万物に浸透していると知り、憎しみなどの感情を離れてすべてを平等に見ること。このようにクリシュナに最高の信愛(バクティ)を捧げる人々は、クリシュナと一体になることができるといいます。
ラーマーヌジャは、「このような啓発的な思考により、クリシュナの信奉者はすべての敵から逃れ、クリシュナに至るためのすべての美徳を獲得する」と述べています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「バガヴァッド・ギーターCDギフトボックス」(CDAB099)
・「バガヴァッド・ギーター マルチメディアブック」(GitaMultimedia)

ガルダ・ガーヤトリー・マントラ

・Om tat purushAya vidmahe
suvarna pakshAya dhImahi
tanno garudah prachodayAt
・オーム・タットゥ・プルシャーヤ・ヴィッドゥマヘー
スヴァルナ・パクシャーヤ・ディーマヒ
タンノ・ガルダ・プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがそのプルシャ(個我)を知り
美しい翼をもつ方を瞑想できるように
聖鳥ガルダよ、我らを導き給え

聖鳥ガルダに捧げるガーヤトリー・マントラです。
ガルダはヴィシュヌ神の乗り物とされ、身体は人間の姿、頭や翼などは鷲の形をした聖鳥です。
ガルダが生まれたとき、ナーガ族との賭けに負けたガルダの母は、ナーガ(蛇)の囚われの身となっていました。
ナーガは、母の支配を解く代わりに、ガルダに天界にあるアムリタを持ってくるよう命令します。
ガルダが、神々の目を盗み、天界からアムリタを持ち帰る途中、ヴィシュヌと激しい戦いになりましたが、決着はつかず、ヴィシュヌがアムリタをガルダに与える代わりに、自分の乗り物になるようとの交換条件を出したことから、ヴィシュヌの乗り物になったといわれます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック12)

ナンディ・ガーヤトリー・マントラ

・Om tat purushAya vidmahe
chakratundAya dhImahi
tanno nandih prachodayAt
・オーム・タットゥ・プルシャーヤ・ヴィッドゥマヘー
チャクラトゥンダーヤ・ディーマヒ
タンノ・ナンディ・プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがそのプルシャ(個我)を知り
丸い口先を持つ方を瞑想できるように
聖牛ナンディよ、我らを導き給え

聖牛ナンディに捧げるガーヤトリー・マントラです。
ナンディは、サンスクリット語で「幸せなもの」という意味があります。牛は、インドでは神聖なものとして崇められ、ミルク、ギー、バターなどの乳製品をはじめ、人々にさまざまな恵みを運ぶ幸せの象徴です。 牡牛のナンディは、シヴァ神の乗り物として、シヴァ寺院の前には常に安置されています。 このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック12)

ガネーシャ・ガーヤトリー・マントラ

・Om tat purushAya vidmahe
vakratundAya dhImahi
tanno dantih prachodayAt
・オーム・タットゥ・プルシャーヤ・ヴィッドゥマヘー
ヴァックラトゥンダーヤ・ディーマヒ
タンノ・ダンティ・プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがそのプルシャ(個我)を知り
曲がった鼻を持つ方を瞑想できるように
長い牙を持つ方よ、我らを導き給え

ガネーシャに捧げるガーヤトリー・マントラのひとつです。
ガネーシャの別名であるヴァックラトゥンダ(曲がった鼻の方)を瞑想し、ダンタ(牙のある方)が至高の境地へ導いてくれるよう、ガネーシャのプルシャに祈願します。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック12)

トゥラシー・ストートラム

・namastulasI kalyAni
namo vishnupriye shubhe
namo mokshaprade devi
namas sampatpradAyinI
・ナマストゥラシー・カリヤーニ
ナモー・ヴィシュヌプリイェー・シュベー
ナモー・モークシャプラデー・デーヴィー
ナマス・サンパトゥプラダーイニー
・意味:ヴィシュヌ神の最愛のお方
苦難を救済されるお方
富を授けるお方
その最も吉兆であるトゥラシー女神に帰依いたします

トゥラシー(カミメボウキ)は、インドでは、古くから人々に崇められてきたもっとも神聖な植物のひとつで、この木は、ヴィシュヌの妃であるラクシュミー女神の化身であると考えられています。またインドでは聖紐式の折、ヴィシュヌ派では、グル(師匠)によってトゥラシーの数珠にガーヤトリー・マントラが唱えられ、それを首に掛けることによって正式な門徒になった証とされます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Gods of India マルチメディア・マントラブック

オーム・アルナーチャレーシュヴァラーヤ・ナマハ

・Om arunAchaleshvarAya namah
・オーム・アルナーチャレーシュヴァラーヤ・ナマハ
・意味:アルナーチャレーシュヴァラ神に帰依いたします

ティルヴァンナマライの聖丘であるアルナーチャラ神に捧げるマントラです。
アルナーチャラ・マハートミャムには、
「チダンバラムを見る者、ティルヴァルールで生を授かる者、カシの地で生涯を閉じる者は確実に解脱に至る。しかし、アルナーチャラをただ思うだけで、人々は同様の恩恵を授かることができる」と述べられています。
また別の詩節では、「アルナーチャラは真に神聖な場所である。あらゆる聖地の中でも、もっとも神聖な場所である。そこが世界の中心であると知れ。アルナーチャラはシヴァそのものである。そこは、シヴァの心の住処であり、聖地クシェートラである。至高神は、アルナーチャラと呼ばれる光の丘に永遠に住み続ける。」と述べられています。
シヴァ神の有名なマントラに「オーム・ナマ・シヴァーヤ」がありますが、ある言い伝えによると、「アルナーチャレーシュワラーヤ・ナマハ」を一度唱えるだけで、「オーム・ナマー・シヴァーヤ」を1000万回唱えることと同じ功徳があるといわれています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「瞑想のためのマントラ・チャント」(トラック4)
・「マントラ・アセンション」(トラック8)
・「デヴァイン・オファリング」(トラック6)
・「インナー・パワー・オブ・マントラ」(トラック4)
・「シヴァの詩」(トラック4)
・「瞑想のためのマントラ vol.2」(トラック12)
・「神々のマントラ」(トラック6)
以下でアルナーチャラ山のライブ・ダルシャン映像がご覧いただけます。
http://www.arunachala-live.com/

ガテー・ガテー・パーラガテー

・gate gate pAragate
pArasamgate bodhi svAhA
・ガテー・ガテー・パーラガテー
パーラサンガテー・ボーディ・スヴァーハー

般若心経のエッセンスといわれるマントラです。
ジャパ・マントラとして、「オーム」を前につけて、繰り返し唱えられることもあります。また国内ではあまり聞く機会はありませんが、海外ではこのマントラにさまざまなメロディーをつけて歌われています(下参照)。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ブッダ・プージャー・チャンティング by Shri Aswath」(トラック15)