心願成就のマントラ

・Om hrIm sarva manokAmanA shiddim hrIm Om
・オーム・フリーム・サルヴァ・マノーカーマナー・シッディン・フリーム・オーム
・意味:一切の心願が成就しますように

心に描いた願望が成就するように祈願するマントラです。
フリーム(hrIm):ドゥルガー女神あるいはブヴァネーシュヴァラ神(シヴァ神)をあらわすビージャ・マントラ
サルヴァ(sarva):一切、すべて
マノーカーマナー(manokAmanA):心の中の願望
シッディ(shiddi):成就
このマントラを繰り返し唱えることで、心の中に思い描いている願望が叶えられるといわれています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「幸せな結婚のためのマントラ」(トラック12)

バガヴァッド・ギーター第11章55節

・matkarmakrnmatparamo madbhaktah sangavarjitah
nirvairah sarvabhUteshu yah sa mAmeti pAndava
・マットカルマクルンマットパラモー・マッドバクタハ・サンガヴァルジタハ
ニルヴァイラハ・サルヴァブーテーシュ・ヤハ・サ・マーメーティ・パーンダヴァ
・意味:私のための行為をし、私に専念し、私を信愛し、執着を離れ、すべてのものに対して敵意ない人は、まさに私に至る。アルジュナよ。(上村勝彦訳)

バガヴァッド・ギーター第11章55節です。
スワミ・シヴァーナンダは、この詩節について、次のように述べています。
「この詩節は、ギーターのすべての教えのエッセンスである。この教えを実践する者は、窮極の祝福と解脱を手にするだろう。このような人は、クリシュナを悟り、彼の存在の中に入り、まさに彼と一体になる。これは、ギーター全体の哲学の要旨である(http://www.dlshq.org/download/bgita.htm)。」
比較宗教学、比較哲学のラーダークリシュナン博士をはじめ、この詩節がギーターの教えの本質であるとする学者も少なくありません。
ここで述べられている「私のための行為」とは、クリシュナを念想することであるといわれます。
何をしている時でも、常にクリシュナが間近に存在し、私たちを見守っていると感じること。常にクリシュナの姿を目の前に思い浮かべること。クリシュナは万物に浸透していると知り、憎しみなどの感情を離れてすべてを平等に見ること。このようにクリシュナに最高の信愛(バクティ)を捧げる人々は、クリシュナと一体になることができるといいます。
ラーマーヌジャは、「このような啓発的な思考により、クリシュナの信奉者はすべての敵から逃れ、クリシュナに至るためのすべての美徳を獲得する」と述べています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「バガヴァッド・ギーターCDギフトボックス」(CDAB099)
・「バガヴァッド・ギーター マルチメディアブック」(GitaMultimedia)

ガルダ・ガーヤトリー・マントラ

・Om tat purushAya vidmahe
suvarna pakshAya dhImahi
tanno garudah prachodayAt
・オーム・タットゥ・プルシャーヤ・ヴィッドゥマヘー
スヴァルナ・パクシャーヤ・ディーマヒ
タンノ・ガルダ・プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがそのプルシャ(個我)を知り
美しい翼をもつ方を瞑想できるように
聖鳥ガルダよ、我らを導き給え

聖鳥ガルダに捧げるガーヤトリー・マントラです。
ガルダはヴィシュヌ神の乗り物とされ、身体は人間の姿、頭や翼などは鷲の形をした聖鳥です。
ガルダが生まれたとき、ナーガ族との賭けに負けたガルダの母は、ナーガ(蛇)の囚われの身となっていました。
ナーガは、母の支配を解く代わりに、ガルダに天界にあるアムリタを持ってくるよう命令します。
ガルダが、神々の目を盗み、天界からアムリタを持ち帰る途中、ヴィシュヌと激しい戦いになりましたが、決着はつかず、ヴィシュヌがアムリタをガルダに与える代わりに、自分の乗り物になるようとの交換条件を出したことから、ヴィシュヌの乗り物になったといわれます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック12)

ナンディ・ガーヤトリー・マントラ

・Om tat purushAya vidmahe
chakratundAya dhImahi
tanno nandih prachodayAt
・オーム・タットゥ・プルシャーヤ・ヴィッドゥマヘー
チャクラトゥンダーヤ・ディーマヒ
タンノ・ナンディ・プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがそのプルシャ(個我)を知り
丸い口先を持つ方を瞑想できるように
聖牛ナンディよ、我らを導き給え

聖牛ナンディに捧げるガーヤトリー・マントラです。
ナンディは、サンスクリット語で「幸せなもの」という意味があります。牛は、インドでは神聖なものとして崇められ、ミルク、ギー、バターなどの乳製品をはじめ、人々にさまざまな恵みを運ぶ幸せの象徴です。 牡牛のナンディは、シヴァ神の乗り物として、シヴァ寺院の前には常に安置されています。 このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック12)

ガネーシャ・ガーヤトリー・マントラ

・Om tat purushAya vidmahe
vakratundAya dhImahi
tanno dantih prachodayAt
・オーム・タットゥ・プルシャーヤ・ヴィッドゥマヘー
ヴァックラトゥンダーヤ・ディーマヒ
タンノ・ダンティ・プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがそのプルシャ(個我)を知り
曲がった鼻を持つ方を瞑想できるように
長い牙を持つ方よ、我らを導き給え

ガネーシャに捧げるガーヤトリー・マントラのひとつです。
ガネーシャの別名であるヴァックラトゥンダ(曲がった鼻の方)を瞑想し、ダンタ(牙のある方)が至高の境地へ導いてくれるよう、ガネーシャのプルシャに祈願します。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック12)

トゥラシー・ストートラム

・namastulasI kalyAni
namo vishnupriye shubhe
namo mokshaprade devi
namas sampatpradAyinI
・ナマストゥラシー・カリヤーニ
ナモー・ヴィシュヌプリイェー・シュベー
ナモー・モークシャプラデー・デーヴィー
ナマス・サンパトゥプラダーイニー
・意味:ヴィシュヌ神の最愛のお方
苦難を救済されるお方
富を授けるお方
その最も吉兆であるトゥラシー女神に帰依いたします

トゥラシー(カミメボウキ)は、インドでは、古くから人々に崇められてきたもっとも神聖な植物のひとつで、この木は、ヴィシュヌの妃であるラクシュミー女神の化身であると考えられています。またインドでは聖紐式の折、ヴィシュヌ派では、グル(師匠)によってトゥラシーの数珠にガーヤトリー・マントラが唱えられ、それを首に掛けることによって正式な門徒になった証とされます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Gods of India マルチメディア・マントラブック

オーム・アルナーチャレーシュヴァラーヤ・ナマハ

・Om arunAchaleshvarAya namah
・オーム・アルナーチャレーシュヴァラーヤ・ナマハ
・意味:アルナーチャレーシュヴァラ神に帰依いたします

ティルヴァンナマライの聖丘であるアルナーチャラ神に捧げるマントラです。
アルナーチャラ・マハートミャムには、
「チダンバラムを見る者、ティルヴァルールで生を授かる者、カシの地で生涯を閉じる者は確実に解脱に至る。しかし、アルナーチャラをただ思うだけで、人々は同様の恩恵を授かることができる」と述べられています。
また別の詩節では、「アルナーチャラは真に神聖な場所である。あらゆる聖地の中でも、もっとも神聖な場所である。そこが世界の中心であると知れ。アルナーチャラはシヴァそのものである。そこは、シヴァの心の住処であり、聖地クシェートラである。至高神は、アルナーチャラと呼ばれる光の丘に永遠に住み続ける。」と述べられています。
シヴァ神の有名なマントラに「オーム・ナマ・シヴァーヤ」がありますが、ある言い伝えによると、「アルナーチャレーシュワラーヤ・ナマハ」を一度唱えるだけで、「オーム・ナマー・シヴァーヤ」を1000万回唱えることと同じ功徳があるといわれています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「瞑想のためのマントラ・チャント」(トラック4)
・「マントラ・アセンション」(トラック8)
・「デヴァイン・オファリング」(トラック6)
・「インナー・パワー・オブ・マントラ」(トラック4)
・「シヴァの詩」(トラック4)
・「瞑想のためのマントラ vol.2」(トラック12)
・「神々のマントラ」(トラック6)
以下でアルナーチャラ山のライブ・ダルシャン映像がご覧いただけます。
http://www.arunachala-live.com/

ガテー・ガテー・パーラガテー

・gate gate pAragate
pArasamgate bodhi svAhA
・ガテー・ガテー・パーラガテー
パーラサンガテー・ボーディ・スヴァーハー

般若心経のエッセンスといわれるマントラです。
ジャパ・マントラとして、「オーム」を前につけて、繰り返し唱えられることもあります。また国内ではあまり聞く機会はありませんが、海外ではこのマントラにさまざまなメロディーをつけて歌われています(下参照)。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ブッダ・プージャー・チャンティング by Shri Aswath」(トラック15)

オーム・ガム・オーム

・Om gam Om
・オーム・ガム・オーム

「ガム」はガネーシャ神を意味するビージャ・アクシャラです。
またガネーシャ神は、プラナヴァ(原初音)である「オーム」の化身であるといわれています。
「オーム」の音により創造された宇宙が、再び「オーム」に回帰する無限の宇宙を象徴しています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「タパ」(トラック2)

ヤー・デーヴィー・サルヴァ・ブーテーシュ・ラクシュミー・ルーペーナ・サンスティター

・yA devI sarva bhUtesh lakshmI rUpena samsthitA
namas tasyai namas tasyai namas tasyai namo namah
・ヤー・デーヴィー・サルヴァ・ブーテーシュ・ラクシュミー・ルーペーナ・サンスティター
ナマスタスイェイ・ナマスタスイェイ・ナマスタスイェイ・ナモー・ナマハ
・意味:一切の生類に吉兆として宿る女神よ
あなたに繰り返し繰り返し帰依いたします

「ヤー・デーヴィー……」の一節は、デーヴィーに捧げるマントラで頻繁に見ることができます。「ヤー・デーヴィー・サルヴァ・ブーテーシュ・※※※・ルーペーナ・サンスティター」の※※※の部分には、デーヴィーの様々な形容が入り、「一切の生類に※※※として宿る女神よ」と訳すことができます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Sacred Morning Chants – Shri Devi」(トラック6)