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スタッフ日記

スタッフ日記:ケーララ豪雨災害の支援状況について

ケーララ豪雨災害支援募金にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
過去100年間で最悪の被害が報告された豪雨災害から、1年が過ぎました。
昨年の8月より、皆様の温かいご支援を通じ、人々の生活の再建は着実に進んでいましたが、今年も豪雨災害に見舞われました。
現在の状況をご報告させていただきます。

今年は、昨年ほどの被害は出なかったものの、支援をするダリット村は再び水没しました。
支援をする地域の近くには、パンパ川という大きな川が流れます。
ダリットの人々は低地に住むことを余儀なくされているため、豪雨になるとこうした水の被害を受けやすい状況にあります。
しかし、昨年の教訓もあり、人々は水が出る前にNGOの施設に避難をしました。
施設では病院の配給食作りも行なっているため、十分な食材が確保されており、避難中は食事を提供することもできました。
身の安全は確保できましたが、村や家が再び水没し、大きな被害を受けている人々がいます。

現在、雨は落ち着き水は引いているため、清掃作業を進めています。
また、8月24日に61家族、8月28日に63家族へ、生活物資の配給を行いました。
約1ヶ月分の食材と、バケツ、カップ、洗剤、デトール(消毒剤)などを配りました。

今年は9月2日から13日にかけて、支援をするケーララ州で一番大きなお祭りであるオーナム祭が祝福されます。
去年は豪雨災害のために、多くの祝賀行事が中止となりました。
祝祭の前に生活物資を支援することができたため、昨年は祝うことができなかったオーナム祭を、
今年はささやかでもお祝いすることができることと思います。

今後は、以下の支援を計画しています。

・子どもたちの通学用バッグ(75人分):1つ、1,100円から1,600円
・足踏みミシン(5人の女性):1台、15,000円から20,000円
・鶏小屋(25個):1つ、10,000円から11,000円
・家庭用の椅子(数は未定)
・セメント(50戸の家の修復用)

こうした自然災害が世界各地で多く生じるようになった今、私たち自身も生活を見つめ直し、実際に行動を起こさなくてはなりません。
現地の人々も、こうした経験を受け入れ、自然に寄り添いながら生きていく生活に戻りつつあります。
こうした経験がより良い社会に向かうための糧となることを願いながら、活動を続けてきたいと感じます。

ケーララ豪雨災害支援募金
https://sitarama.jp/?pid=134342172

いつも温かいご支援を頂き、改めまして心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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