第48回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。
今回は病院にて、滞りなく終えることができました。
病院では、14回目の実施となりました。
インドは恵みの雨が降り注ぐ雨季のモンスーンを迎えていますが、デリーでは35度を超える日々が続いています。
アンナダーナを実施した日も、気温は37度まで上がりました。
インドではこのモンスーンの4ヶ月の間に、1年の75%の雨が降ると言われ、農業はほぼこの雨に頼っています。
今年のモンスーンは、7月の雨量が少なく懸念されていましたが、それを補うように、8月には多くの雨が降りました。
しかし、豪雨となり、大きな被害が出ている地域も多くあります。
アンナダーナを実施する病院には、インドの各地から多くの人々が訪れます。
今回は準備も滞りなく進み、10時半頃には病院の周辺に到着、配膳を始めることができました。
この病院の周辺で実施するアンナダーナは、特に食事を必要としている人々が多く、配膳の準備を始めると、たちまち行列ができ、列が途絶えることはありません。
苦しい思いをしている中、いつも静かに並んでくださる方ばかりです。
今回も、2時間半ほどで準備した1000食分以上の食事を配り終えました。
インドでは近年、所得の格差がますます拡大していると伝えられています。
富裕層はより豊かになる一方で、貧困層はより貧しくなる現状を垣間見る瞬間もあります。
環境問題や格差問題などの影響は、社会的に弱い立場にある人々が受けやすいとされています。
必要としている人々に皆様のお気持ちが届くように、今後も努めていきたいと思います。
次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。
(スタッフ:ひるま)
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