![](https://blog.sitarama.jp/wp-content/uploads/2020/04/hoshitabi72.jpeg)
考えてみればこの日は12月31日でしたので、大きなお祭りをやるのは当然なのかもしれません。
この寺院でも、ご本尊の御開帳がありました。
出てきたご本尊は、アディシャクティ、つまりラリター女神でした。私は南インドで熱心に信奉されているこの女神の寺院を訪れたのは初めてでしたが、プラティヤンギラー女神の寺院なのに、ご本尊がラリター女神である、ということにも驚かされました。
後で知ったのですが、プラティヤンギラー女神は、シャクティ女神軍の大将のような扱いの為に、そういうことなのだろうと、想像することができました。
このツアーの前に、旅の安全を祈るために、ここシーターラーマのラリター女神の1000の名前(ラリター・サハスラナーマム)のプージャーやってもらっていたので、旅の最後の寺院のご本尊がラリター女神だったことは驚くとともに、喜びでもありました。
なお、ご開帳の最中に横の祭壇からずっと視線を送ってくる神像がありました。
まるで生きているようにずっと視線を送ってくるのです。
今考えれば、お寺の神像たちは入魂されているので、いわば生きているのですが、あまりに視線を感じるのでそちらをみると、ヨーガパッタと呼ばれる帯を下肢に巻いたあの神様でした。南インドで人気のあるアイヤッパンだったのです。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥
ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥
コメント