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アンナダーナ活動報告

新型コロナウィルス緊急アンナダーナ活動報告(その50)

新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

昨年の3月25日に始まった新型コロナウイルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、段階的な緩和が行われ、9月に感染拡大のピークを迎えました。
9月以降は減少傾向が続いていましたが、今年の3月以降に急速な勢いで感染の再拡大が進み、現在は第2波を迎えています。
これまでに累計感染者数は1403万人、死者数は17.4万人を超えました。

食事の奉仕は、4月10日に500皿(第91回目)、4月13日に500皿(第92回目)を配ることができました。
メニューはどちらもダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
引き続き週2回のペースで、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながらの奉仕となっています。

新型コロナウイルス感染の第2波が深刻となっているインドでは、1日の新規感染者数が20万人を超え、過去最多を更新しています。
食事の奉仕を行う首都のデリーでも、100人台で推移していた新規感染者数は一気に増え、1万7千人を超えました。
とりわけ深刻なムンバイのあるマハーラーシュトラ州では、ロックダウンという言葉は使われませんでしたが、4月14日から15日間、それに近い対策が行われることが発表されています。

昨年、インドでは全土封鎖が突如として始まり、大都市で身動きの取れなくなった出稼ぎ労働者たちの帰郷による混乱が生じました。
今回も、再び厳しい全土封鎖が行われるのではないかと、帰郷を始める出稼ぎ労働者たちの姿が見られます。
食事の奉仕は、経済的に困窮する人々が暮らす地域に加え、労働者が集まりそうな場所を中心に行っています。
毎回、子どもたちの健気な姿に喜びを感じますが、5月から予定されていたCBSEの統一試験(日本の共通テストのようなもの)は、感染拡大に伴い中止や延期が発表されました。
1日も早く状況が落ち着き、子どもたちが健やかに学びを再開できることを願ってなりません。

インドでは4月13日から春のナヴァラートリが始まり、また、新しい1年が始まった地域も少なくありません。
太陽の光が満ちるこれからの時は、大きな祝祭が続き、特にナヴァラートリの9日間は、女神たちへの真摯な祈りが捧げられる時です。
不安定な状況が続く今、深く祈りを捧げ、世界の平安を心より願いたいと感じます。

食事の奉仕を行うデリーでは感染状況が深刻になっているため、状況を見ながら、今後も可能な限り、食事の奉仕を継続していく予定です。
この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。

次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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