गाण्डीवं स्रंसते हस्तात्
gāṇḍīvaṁ sraṁsate hastāt
ガーンディーヴァン スランサテー ハスタート
ガーンディーヴァ弓は手から滑り落ち
gāṇḍīvam【男性・単数・主格】ガーンディーヴァは。アルジュナの持つシヴァ神(アグニ神)により授けられた弓の名称。
sraṁsate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 √sraṁs】 それは落ちる、それは滑り落ちる
hastāt【男性・単数・従格】手から
त्वक् चैव परिदह्यते ।
tvak caiva paridahyate |
トヴァク チャイヴァ パリダッヒャテー
皮膚は焼かれる
tvak【女性・単数・主格】皮膚は、皮は、表皮は
ca【接続詞】そして、また、〜と
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
paridahyate【三人称・単数・現在・受動活用 pari√dah】それは焼かれる、それは完全に燃やされる
न च शक्नोम्य् अवस्थातुं
na ca śaknomy avasthātuṁ
ナ チャ シャクノーミ アヴァスタートゥン
私は立っていることができず
na【否定辞】〜でない
ca【接続詞】そして、また、〜と
śaknomi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √śak】私は〜できる、私は〜することができる
avasthātum【不定詞 ava√sthā】立っている、状態を保つ
भ्रमतीव च मे मनः ॥
bhramatīva ca me manaḥ ||
ブラマティーヴァ チャ メー マナハ
私の心はさまようようかのよう
bhramati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √bhram】それはさまよう、それは歩き回る、それは迷う、それは揺れる
iva【副詞】〜のように、〜と同様に、言わば
me【単数・属格、一人称代名詞(附帯形) mad】私の
manas【中性・単数・主格】心、内的器官、知性、理性、精神、良心、思考、意向、気分
गाण्डीवं स्रंसते हस्तात्त्वक्चैव परिदह्यते ।
न च शक्नोम्यवस्थातुं भ्रमतीव च मे मनः ॥ ३० ॥
gāṇḍīvaṁ sraṁsate hastāttvakcaiva paridahyate |
na ca śaknomyavasthātuṁ bhramatīva ca me manaḥ || 30 ||
ガーンディーヴァ弓は手から滑り落ち、皮膚は焼かれ、
私は立っていることができず、心はさまようかのようです。
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