निहत्य धार्तराष्ट्रान् नः
nihatya dhārtarāṣṭrān naḥ
ニハティヤ ダールタラーシュトラーン ナハ
ドリタラーシュトラの一族を殺して、私たちに
nihatya【絶対分詞 ni√han】殺して、打ち倒して、破壊して
dhārtarāṣṭrān【男性・複数・対格】ドリタラーシュトラの一族を、ドリタラーシュトラの息子たちを
nas【複数・為格、一人称代名詞(附帯形) asmad】私たちに、私たちにとって
का प्रीतिः स्याज् जनार्दन ।
kā prītiḥ syāj janārdana |
カー プリーティヒ スヤージュ ジャナールダナ
どんな喜びがあるだろうか、クリシュナよ
kā【女性・単数・主格、疑問代名詞 kim】何、誰、なぜ、どんな、どのように
prītis【女性・単数・主格】喜びが、歓喜が、満足が、楽しみが
syāt【三人称・単数・パラスマイパダ・願望法 √as】それは〜だろう、それは〜であるかも知れない、おそらく
janārdana【男性・単数・呼格】ジャナールダナよ。クリシュナの別名。名前は「人を悩ます者」の意。
पापम् एवाश्रयेद् अस्मान्
pāpam evāśrayed asmān
パーパム エーヴァーシュライェード アスマーン
ただ罪過が私たちに宿るだけだろう
pāpam【中性・単数・主格】罪が、罪悪が、罪過が、悪徳が
eva【副詞】まさに、のみ(限定強意をあらわす)
āśrayet【三人称・単数・パラスマイパダ・願望法 ā√śri】それは加わるだろう、それは付着するだろう、それは宿るだろう
asmān【複数・対格、一人称代名詞 asmad】私たちに
हत्वैतान् आततायिनः॥
hatvaitān ātatāyinaḥ ||
ハットヴァイターン アータターイナハ
これらの凶暴な者たちを殺して
hatvā【絶対分詞 √han】殺して、破壊して、始末して
etān【男性・複数・対格、指示代名詞 etad】彼らを、これらを
ātatāyinas【男性・複数・対格】(命を奪うために)弓を引く者たちを、危害を加えようとする者たちを、侵略者たちを、攻撃者たちを、殺害者たちを
निहत्य धार्तराष्ट्रान्नः का प्रीतिः स्याज् जनार्दन ।
पापमेवाश्रयेदस्मान्हत्वैतानाततायिनः ॥ ३६ ॥
nihatya dhārtarāṣṭrānnaḥ kā prītiḥ syāj janārdana |
pāpamevāśrayedasmānhatvaitānātatāyinaḥ || 36 ||
ドリタラーシュトラの一族を殺して、私たちにどんな喜びがあるでしょうか、クリシュナよ。
これらの凶暴な者たちを殺しても、ただ罪過が私たちに宿るだけでしょう。
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