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ガーヤトリー・ジャヤンティ2021

2021年8月22日は満月です。この満月は、もっとも神聖な月とされるシュラヴァナ月の満月となり、兄弟姉妹の愛を深める祝祭、「ラクシャ・バンダン」が盛大に祝福されます。また、この満月においては、ガーヤトリー女神の降誕祭である、ガーヤトリー・ジャヤンティの祝福が行わる慣習があります。

「ガーヤトリー」とは、もともと韻律の一種であり、8音節の句を3つ重ねた、合計24音節からなる詩形を意味します。後に、ガーヤトリーは神格化され、ガーヤトリー女神として崇められるようになりました。ガーヤトリー・マントラが記されたヴェーダは、「知識」を意味し、ヒンドゥー教においてもっとも尊ばれる聖典であり、ガーヤトリー女神は人々の無知を取り除くヴェーダの母として崇められています。

紀元前12世紀頃に編纂されたリグ・ヴェーダにあらわれるガーヤトリー・マントラは、太陽神サヴィトリへの賛歌です。聖仙ヴィシュヴァーミトラは、太陽の中に神(ブラフマン)を見出し、無限の力を引き出すガーヤトリー・マントラを発見しました。ガーヤトリー・マントラには、生きとし生けるものに命を与える太陽という最高の光が、私たちの心を照らし、知識を授け、正しい道へと導いてくれるよう、叡知を司る祈りが込められています。

ガーヤトリー・ジャヤンティとなるシュラヴァナ月の満月においては、ブラフミンの間で「ウパーカルマ(アーヴァニ・アヴィッタム)」という儀式が行われます。ブラフミンはガーヤトリー・マントラを唱えながら、身につけていたブラフミンとしての象徴である白い聖紐を付け替えます。そして、このウパーカルマ(アーヴァニ・アヴィッタム)の次の日はガーヤトリー・ジャパの日として知られ、ガーヤトリー・マントラを唱える吉兆な時となります。

「ウパーカルマ」は始まりを意味し、シュラヴァナ月の満月は、ヴェーダの学習に取り掛かる大切な日として知られています。そこには、ある言い伝えがあります。

かつて、2人の悪魔マドゥとカイタバによってブラフマーからヴェーダが盗まれました。ヴェーダがないために、全世界が闇に包まれ、ブラフマーは創造を続けることができません。ブラフマーは、主ナーラーヤナのもとへ駆けつけ、ヴェーダを取り戻すための助けを求めました。主ナーラーヤナは光沢のある白い馬の顔の馬頭観音(ハヤグリーヴァ)となり、パーターラ(悪魔の棲む地界)へと行って悪魔を倒し、ブラフマーにヴェーダを取り戻させました。

これが、シュラヴァナ月の満月であるといわれています。あらゆる知識が詰まった聖典ヴェーダを、ハヤグリーヴァが創造者ブラフマーのもとへ取り戻したこの日、新しい始まりとして、神聖なヴェーダの学習が始まります。

参照:2021 Gayatri Jayanti

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