2011年3月3日(木)(インド、アメリカ、ヨーロッパ等では3月2日)は、シヴァラートリの祭日です。
シヴァラートリとは「シヴァの夜(ラートリ)または吉兆の夜」という意味です。シヴァラートリは、毎月、満月から14日目の夜にあたります。しかし、特にパールグナ月(2月〜3月)のシヴァラートリは、マハー・シヴァラートリと呼ばれ、一年の内でもっとも神聖な夜として知られています。
この夜、シヴァ神の信者たちは、断食をし、睡眠を絶ち霊性修行に励みます。シヴァラートリは、月が満月から新月へと変化する境目です。充ち満ちた欲望(月)がやがて消滅していくように、満月から新月へと変化するシヴァラートリの日に霊性修行に励むことで、欲望を滅し、解脱へと至る精神力が獲得できると信じられてきました。
シヴァラートリの日は、シヴァ神を崇めるもっとも神聖な日です。この日には、シヴァリンガムを崇めたり、あるいは、シヴァ神の御名やルドラムを唱えたり、バジャンを歌ったり、瞑想を行うことがすすめられています。またルドラークシャを身に着けるのにもっとも適した日であるとも言われています。
シヴァ・パンチャクシャラ・マントラ(オーム・ナマ・シヴァーヤ)も、この日に唱えることで、大きな功徳をもたらすといわれます。
シヴァラートリの日には、さまざまな言い伝えが残されています。
パールヴァティー女神とシヴァ神が結婚した日は、このマハー・シヴァラートリの日であるとも言われています。
またシヴァ神がタンダヴァの踊りを舞い、宇宙を創造したのも、この日であると言われています。
猛毒ハーラーハラが世界を焼き尽くそうとしたとき、神々の願いに応え、シヴァ神はハーラーハラの猛毒を飲みほし、世界を救いました。ハーラーハラは、シヴァ神にとっても強大な猛毒であったため、シヴァ神の首が猛毒で青くなり、このためにシヴァ神は、ニーラカンタ(ニーラ[青]カンタ[首])と呼ばれるようになった話は有名です。
シヴァ神を祀る寺院が多いインドでは、マハー・シヴァラートリはとりわけ大きな祭典です。しかし、宗教にとらわれず、全人類にとっての吉兆の日として、どうぞこの神聖な夜をお過ごしください。
2011年度シヴァラートリ(日本国内)
1月3日(月)
2月2日(水)
3月3日(木)(マハー・シヴァラートリ)
4月2日(土)
5月2日(月)
6月1日(水)
6月30日(木)
7月30日(土)
8月28日(日)
9月26日(月)
10月26日(水)
11月24日(木)
12月24日(土)
フェスティバル
お久しぶりです。
シヴァラートリも今月の4日で一年を通して楽しくお祈りしています。
来年のシヴァラートリも是非雑記帳で教えて頂ければ幸いです。
一ヶ月に一度の自分にとっての楽しみになっています。
また、励みにもなっています。
SILVER様
いつもお世話になっております。
本日のシヴァラートリでは、シヴァ神の恩寵がございますよう、心よりお祈り申し上げます。
また来年のシヴァラートリにつきましても、何らかの形でお知らせさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年も12月最後のシヴァラートリ
ルドラークシャと共に過ごせました。
今年は色々なアドバイスありがとうございます。
また来年もシヴァラートリ
毎月楽しくすごせたらと思います。
SILVER様
いつもお世話になっております。
また来年のシヴァラートリも、お伝えできればと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
毎月のシヴァラートリは、新月の前日で良いのでしょうか?
今年2014年、家の祭壇の前でマハーシヴァラートリを過ごし、これから毎月のシヴァラートリも、シヴァのマントラを唱えたりして過ごしたいと思ったので、毎月のシヴァラートリを知りたいのですが・・・
miho様
いつもお世話になっております。
シヴァラートリは、満月から数えて13日目と14日目の真夜中となります。
毎月のシヴァラートリは営業日カレンダーにてご紹介しておりますので、ご参照いただけましたら幸いに思います。
(営業日カレンダーは弊店ホームページの各商品ページにて、ページ下部のインフォメーションにございます。)
シヴァ神の多くの祝福がございますことを心よりお祈り申し上げております。