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チャイルド・スポンサーシップ

シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

オミクロン株が世界に広がりを見せる中、インドでも各地で感染拡大が続き、現在は第3波に見舞われています。
シーズインディアのある南インドのケーララ州では、昨年、インドの中でも新型コロナウイルスの感染状況がなかなか改善せず、1年にわたって厳しい状況が続きました。
現在はオミクロン株による感染が再び拡大し、夜間の外出禁止や週末の都市封鎖など、厳しい対策が取り入れられる状況になっています。
ケーララ州はインドの中でも重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある人が多いとされており、懸念される状況が続きます。

教育機関では、昨年の11月以降ようやく対面授業が再開されましたが、感染の拡大により、現在は再び閉鎖されています。
子どもたちは、オンラインやテレビを通じた授業で学びを続けています。
毎月の教育支援を行う子どもたちの家族へは、毎月の支援に加え、家庭の状況を見ながら、必要に応じて追加の支援を行なっています。
社会経済活動の制限により、収入を得られない家族が多く、支援は子ども用の栄養価の高い食材が中心です。
子どもたちとは以前のように触れ合うことができず、見えない問題を抱えているのではないか懸念される面もあります。
現在は生活物資の支援が中心ですが、このような制約の多い状況の中でも子どもたちが健やかに成長できるように、支援を模索しています。

病院での食事の配給も毎日欠かすことなく続いていますが、調理や運搬を担当するスタッフの中で感染が相次いでいます。
病院ではシーズインディアの配給のみが頼りであるという人も少なくなく、休むことはできないため、周囲の協力を得ながら交代でその日をやりくりする状況が続いています。
温かい食事に加え、いつでも食せるようにパンやビスケットの配給を行い、また、病院では医療物資が不足していることから、要請を受けマスク、防護服、消毒等、可能な範囲で物資をお届けしています。

困難な状況が続きますが、2018年の豪雨災害以降、支援を続ける水田の稲は順調に成長しています。
昨秋に豪雨の被害を受け、苗の植え直しとなりましたが、天気が回復した今は稲がすくすくと育ち、美しい景色が広がっています。
ケーララ州はこれから暑く乾いた季節になりますが、水路には十分に水があり、4月頃の収穫に向けて水田を見守る日々が続きます。

昨秋の豪雨の影響で特に食材などの生活必需品の価格が高騰している現在、社会経済活動の制限により、経済的に困窮する人々の生活は困難を極めています。
活動には制限がありますが、皆様の温かいお気持ちが必要とする人々に届くように、地域に根付いた細やかな支援を計画し、活動していく予定です。

いつも温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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