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バガヴァッド・ギーター第4章

バガヴァッド・ギーター第4章第7節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

यदा यदा हि धर्मस्य
yadā yadā hi dharmasya
ヤダー ヤダー ヒ ダルマッスヤ
実に、正義(ダルマ)の、する時はいつでも

yadā【接続詞】〜である時、〜する時
→yadā yadā:〜である時はいつでも、〜する時はいつでも
hi【不変化辞】なぜならば、〜のために;真に、確かに、実に
dharmasya【男性・単数・属格 dharma】[〜の、〜にとって]確定した秩序、慣例、習慣、風習、法則、規定;規則;義務;徳、美徳、善行;宗教;教説;正義;構成;〜に関する法律;性質、性格、本質、特殊の属性、特質;事物

ग्लानिर् भवति भारत ।
glānir bhavati bhārata |
グラーニル バヴァティ バーラタ
衰退がある(時)、アルジュナよ

glānis【女性・単数・主格 glāni】[〜は、〜が]倦怠;衰弱;減退;落胆、病気
bhavati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在、√bhū】[それは〜、彼は〜]ある、存在する、〜となる;生じる
bhārata【男性・単数・呼格】バラタの子孫よ。ここではアルジュナのことを指す。

अभ्युत्थानम् अधर्मस्य
abhyutthānam adharmasya
アビユッターナム アダルマッスヤ
不正(アダルマ)の興起がある(時)

abhyutthānam【中性・単数・主格 abhyutthāna】[〜は、〜が](挨拶のために)席を立つこと;起立;興起、出発;謀反;昇進、高い位置・権威・威厳を得ること;起源、出生
adharmasya【男性・単数・属格 adharma】[〜の、〜にとって]不正、義務の背反、不法

तदा ऽत्मानं सृजाम्यहम् ॥
tadā 'tmānaṁ sṛjāmyaham ||
タダー アートマーナン スリジャーミヤハム
そのとき、私は自身を生み出す

tadā【副詞】そのとき、それから
ātmānam【男性・単数・対格 ātman】[〜に、〜を]気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
sṛjāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √sṛj】[私は〜]創造する、造る、生む;授ける、与える、支給する
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私

यदा यदा हि धर्मस्य ग्लानिर्भवति भारत ।
अभ्युत्थानमधर्मस्य तदाऽत्मानं सृजाम्यहम् ॥७॥

yadā yadā hi dharmasya glānirbhavati bhārata |
abhyutthānamadharmasya tadā'tmānaṁ sṛjāmyaham ||7||
実に、正義(ダルマ)が衰え、不正(アダルマ)がはびこる時、
私は自身を生み出す。

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