私ごとで恐縮ですが、昨年12月に自分のヨーガ教室のツアーで、インドに行ってきました。
訪れたのは、ヒマラヤのデオプラヤーグです。バギラッティ川とアラクナンダー川が合流するポイントで、川はここから「ガンガー(ガンジス)」という名前になります。
この旅には素晴らしい出来事がたくさんあったのですが、その中の一つが100年ほど前の行者が身に着けていた(であろう)ルドラークシャのマーラー(数珠)を手にいれたことです(もちろんリフォーム済みのものです)。
この数珠は、ハリドワールで金細工屋を営む知人のインド人の店で偶然見つけて手に入れたものです。インドではよくものを買う時にだまされることがありますが、この知人は、私が学んだヨーガ教室の祭壇のオームマークを2度ほど作った男です。
私も5年ほど付き合いがあり、日本にいてもメールのやりとりをしています。
商人として一流なのか、インド人としては珍しくあまり値引きはしてくれませんが、正直ですし、今まで購入した宝石などの品質は確かでした(日本で鑑定してもらいました)。
ルドラークシャはその男の店のショーウィンドウの片隅に置いてあるのを偶然発見して手に入れたものです。
聞くと彼は「ガンジス川の上流から流されてきたもので、この数珠は100年ほど前の行者が身に着けていたものだ。」と答えました。
ガンジス川で流れされてくるルドラークシャは時々見つかるようで、扱っている人間には年代やかつての所有者の種類も大体わかるそうです。
この数珠はおそらく100年ほど前に採取されて、ごく最近まで使われていたものが、何かのきっかけでガンジス川に流されてきたものと思われます。
この手は偽物が多いですし本物でも由来がわからなので、他の店で同じものを見せられたら絶対に買わなかったと思いますが、ルドラークシャからとてもよい波動が伝わってきたため、彼を信用し購入しました。
普通他人の身に着けたルドラークシャを身に着けるには、プージャなどでお清めが必要なのですが、ガンジス川に流されてきたものはその必要がないそうです。
川の土が溝に付着した古ぼけたルドラークシャですが、しっかりしていて丈夫です。
手に持つと、見た時よりもさらに清浄なエネルギーが伝わってくるのがわかりました。
処方として使われる宝石などは占星術的な効果に限りがあるとよく耳にします。
しかしルドラークシャは代々引き継げるほど丈夫なものすし、ちゃんとマントラを唱えていれば占星術的な効果も続きます。
現在ルドラークシャを所有されている方は、ぜひ大切になさることをお勧めしたします。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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ガネーシャ・ギリ
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