星回りが悪い時期には、どなたでも悪いことが起こりがちですが自分と全く関係のないところからその種が発芽し、惨禍が降りかかるわけではありません。
それは過去世のことだったかもしれませんが、確実にご自身が行った行動の結果なのです。
(少なくともヒンドゥー文化の中に生きるインド人はそう考えるでしょう。)
しかも、起こりうる惨禍は、過去世の行為だけが原因となるとは限りません。
ご自身が今生で行った行為の結果も悪い星回りに帰ってくることは往々にしてあります。
過去世のことであれば心当たりはないかもしれませんが、今生のことですのではっきり覚えているケースがほとんどでしょう。
「調子に乗ってついやってしまった」ことの報いがやってくるという感じになるかもしれません。
現実に世間に名の知れた方が、羽振りの良かった時期に行った不誠実な行動が明るみに出たりして、悪い運気と思われる時期に地位から転落するようなニュースは割とよく目にします。
このように今生での「身から出た錆」により、不幸に見舞われることも少なくはないのです。
私や多くの皆様のように、普通に生きる人こそこういうことを反面教師にして、良い時期にこそより誠実な行動をし善行を積み霊的修練を積むべきなのだろうと思います。
本質的な意味で神の目は平等なのだと思います。
これは私ガネーシャギリが自戒の意味こめて自分に投げかけている言葉でもあるのですがすべての行為や想いは神にはお見通しなのですから、できるだけ誠実に真摯に生きたいものです。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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