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ガネーシャ・ギリ

コラム上ヨーガ講座・カパーラ・バーティ・クリヤー

ハタ・ヨーガの呼吸法の1種です。クリヤー(英語のクリア―とほぼ同じ意味)という言葉がついているので、厳密にいえば浄化法ということになるでしょうか。
日本語に訳すと「頭蓋光明浄化法」という意味になります。
瞬間的に腹筋を締めて緩めることにより鼻から息の出入りをさせます。私はヨーガの師から学んだこの呼吸法を自分の納得するレベルに至らせるまでに12年ほどかかってしまいました。
呼吸法の技術というのは、指導者の考え方によって違いがあるの普通です。ですからやり方が違うといっても一般的に優劣というものはつけられません。全てのやり方が素晴らしいと言えます。
しかしながら指導者がきちんと教えたとしても、修行者の実践の仕方がまずく、優劣がつくという場合が実はあります。
それは呼吸法(に限らずヨーガの技術全般について)のやり方が1回1回大きく違う場合です。
ヨーガの達人が同じ技法を何度かやっても、厳密には1回1回必ず動きが微妙に違います。同じように見えても動きの0.2mm位や吸う息の0.3cc位は必ず違うわけです。
これはどんなに極めても残るものなので、仕方がないと思います。
全く同じに出来ると言うことは、肉体を持っている限りどんな達人でもあり得ないと思います。
しかしたとえば、体の動きが毎回2〜3cmも違ったり、吸う息が20%も多かったりする場合は、1回1回が技法として違うものの性質を持ってしまいます。それは残念ながら、あまりよいことだとはいえません。
カパーラ・バーティ・クリヤーは1回1回の技法の差が特に出やすいものです。ゆえにどの師について学んだカパーラ・バーティ・クリヤーでも毎回同じようにやるというのは共通した注意点だと思います。
ちなみに私のところでは、この呼吸法に使う息は、一般にやられているものの10分の1から5分の1程度です。
1回1回のスピードはかなり早いのですが特に瞬間的に戻すところに特徴があるかもしれません。人間の体というのは瞬間的に力を入れられるものの、瞬間的に力を抜くのは相当の訓練が必要です。私が12年も時間がかかってしまったのがまさにここの部分です。そして1回1回の間には必ず1秒弱のポーズを入れます。続けると(自分に対して)1回1回の技法を誤魔化しやすくなってしまうからです。
ヒマラヤのゴームク(標高4000m)で師とともに修行していた時、現地のサドゥがこのカパーラ・バーティを教えてくれと言ってきたことがあります。
彼らは一般的にハタ・ヨーガのスペシャリストです。スペシャリストでないと厳しいヒマラヤの自然の中で生きていけないのです。
スペシャリストが惹かれる呼吸法を自分が普段練習していることが、嬉しかったです。
最後に・・理想的な呼吸法のやり方に関して書かせていただきましたが、呼吸法などの技法が厳密な意味できちんと出来なくても、ある一定の効果は期待できます。
そこがヨーガの素晴らしいところだと思います。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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