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雑記帳

神と過ごす日々

いつの時も神と共にあるインドの生活の中で、今迎えようとしているナヴァラートリ(9日間の夜)は、春と秋の年2回、その季節の変わり目に訪れるヒンドゥー教の女神を讃える神聖な9日間です。毎日のプージャ、断食、祈りなどいつも以上に人々は神聖な日々を過ごし、それは、新しい季節に向けて自分自身を見つめ直し浄化するとても大切な時とされています。
この間、特に重視されるのが断食です。地域や慣習によって異なるも、インドの断食が意味する主に「穀物を取らない食事」を、敬虔な人々はこの9日間続けます。欲を制御する行いは自我を抑え、神と通じる神聖さを生み出すだけではなく、体調を崩しやすい季節の変わり目にこのインド式断食に入ることで、体の中がリセットされ新しい次の季節へと整えられていきます。
ここでの生活には、こうして神の下で全ての物事に意味が存在します。古い時代、人々がその清らかな精神に従い自然を敬いながらとても謙虚に日々の生活を送ってきたことが、今も人々の間で受け継がれているのだということを深く感じさせられてなりません。そして、その生活から生み出される世界との一体、そして平静は、物が溢れ雑音に乱された私たちの心が見失っている物でもあると気づかされます。
この9日間の断食は、穀物以外のある特定の食物は取ることが可能であっても、想像以上に大変なものです。だからこそ、欲と向かい合いながら祈りを捧げ続けた後の自分自身は、まるで生まれ変わったかのように身も心も清らかで軽くなることを実感します。
余計なものが省かれたその体と心で感じる自然の恵みほど愛しいものもありません。太陽の暖かさ、水のある有り難味、土の匂いや風の当たる心地よさ、そしてそれらが存在するこの空間のその全てを全力で感じるこの生活には、この偉大な自然を前に、私たちの存在はとても小さなものにすぎないのだと気づかされ、感謝の念を抱かされます。
インドにある数々の行事は、それぞれの神々が持つ象徴に合わせ、この大宇宙から小宇宙である個人の肉体に至るまで事細やかに結びついています。驚くほどのその正確さに、改めて私たちが神の下で、この自然の中に生かされていることを覚えさせられなりません。世界中のあちこちがバランスを欠いている今、私たち一人一人がこの世界と自分との繋がりに気づき、目覚める時なのだとそう感じています。
(文章:ひるま)
※チャイトラ・ナヴァラートリは、今月23日から4月1日までの9日間祝われます。

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