私が自分のグルのことを認識したのは、中学生か高校生のころでした。
本屋でふと目にした雑誌の特集に、のちにグルになる人の特集が組まれていたのです。
その雑誌を買って、家で読んで感銘を受けました。
大学生になって東京に出たら、こういう人に学びたい、そう思いました。
大学生になって東京に出た時は、なぜかそのことは忘れてしまったのですが
社会人になって26歳の時、いくつかの偶然が重なってその人のヨーガ教室に入門したのです。
1990年代初頭、その教室には凄い修行を積まれている方々がたくさん居て
私は遠慮がちにその輪の中に入れていただいた感じです。
しかし、2008年に自分の教室をもって独立させていただくころには、幸いにもグルの最も近くに座らせていただくことが多くなり、
2013年に完全に独立させていただく時には、座談会などでの参加者からのヨーガに関する質問に、（グルからの指示により）グルの代わりに私が答えさせていただくようなことも多くなりました。
私がグルから学ばせていただいたことは、精神世界に関するほぼすべてに渡り、
グルの指導がなかったら現在の私は存在しえなかったと思います。
現在はお会いすることも少なくなりましたが、年に何度かは連絡をいただきます。
修行時（特にヒマラヤでの修行時など）には、本当に厳しい方だと言う印象がありましたが
現在お会いした時は本当にやさしく迎え入れてくださいます。
まるで、成長するまでは子供を優しくも厳しい愛情で躾け、成長して独立してからはその活動を優しく見守ってくれる、実の父親のような感じでもあります。
グルの存在は本当に重要だと思います。
（文章：ガネーシャ・ギリ）
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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