新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、10月4日に500皿(第194回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは女神たちを讃える9日間の祝祭、ナヴァラートリが続いていましたが、今週の食事の奉仕はその9日目の吉日となりました。
ナヴァラートリにおいては、その8日目に、純粋な女神のエネルギーを象徴する幼い女の子たちを9人招き、家庭においてプージャーを行い、食事を振る舞うことで女神を礼拝するカンニャー・プージャー(カンジャクとも)と呼ばれる慣習があります。
そして、ナヴァラートリを終え10日目となる日には、悪に対する善の勝利を祝福するダシャハラーが祝福されました。
今週の食事の奉仕はこの喜びに溢れる時の実施となりましたこと、とても嬉しく思っています。
奉仕を行う首都のデリーでは、今年の4月に感染者数が増加して以降、再度マスクの着用が義務化されていましたが、感染状況が落ち着いていることから、ここで着用義務が撤廃されました。
コロナ禍の不安定な状況がようやく落ち着き、2年ぶりにこの大祭が続く時を盛大な喜びと共に迎えることができています。
しかし、続く物価の上昇が人々の生活に影を落とし、経済的に困窮する人々にとって特に負担が重くのしかかっています。
奉仕は週に1回ほどの実施となりますが、1食でも心穏やかな時を過ごし、お互いを思い合う心から前向きな力を社会に生み出すことができるように、今後も奉仕を継続していく計画です。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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