新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、11月1日に500皿(第198回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
コロナ禍を経て、2年ぶりに大きな喜びとともにディーワーリーの祝祭を終えたインドでは、秋の祝祭シーズンが終わり、これから静かな時を迎えます。
光の祭典であるディーワーリーは、花火を打ち上げたり、クラッカーを鳴らしたりして祝福されることが多く、このディーワーリーを境に、毎年、大気汚染が深刻になります。
しかし、今年はディーワーリー直後の大気が過去7年間でもっともきれいであったと伝えられました。
ディーワーリー当日に風が強かったこと、また、有害物質の停滞に影響するほどまだ気温が下がっていなかったことに理由があるのではないかと伝えられています。
しかし、周辺地域で野焼きが行われることもあり、これから気温が下がるにつれ、大気汚染が深刻になることが予想されています。
昨年は、コロナ禍以降に再開された教育機関や社会経済活動の一部が、大気汚染によって閉鎖に追い込まれるほどでした。
特に、奉仕を行う地域に暮らす人々の多くが従事する建設作業などは、大気汚染が深刻になる冬の間、禁止が続くこともあります。
2年ぶりに盛大なディーワーリーを迎えることができましたが、社会情勢の影響を受けやすい経済的に困窮する人々は、常にこうした不安を抱えながら生活することを余儀なくされています。
ようやく動き始めた日々の中で、まっすぐに前進していく力を得ることができるように、今後も食事の奉仕を続けていく計画です。
奉仕を通じ、こうした社会の課題に向き合いながら、私たち自身も学び生活のあり方を考え、活動していければと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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