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雑記帳

永遠の至福

再びインドに足を踏み入れたのは、ディーワーリーのまさにその夜でした。光に包まれた美しい夜は、祝祭に沸く人々の喧騒によってさらに熱をおび、半年ぶりに戻った私をいつもにも増して温かく迎え入れてくれたように感じています。
喜びに溢れた世界は、そこにいるだけで大きな至福を感じます。訪れる度に急速に成長を遂げているこの世界も、根本にあるものはやはり変わることがありません。家族が集い祝福するその夜は、どんなものにも代えがたい温かさを与えてくれたように思います。
これから始まるここでの生活は、ヨーガの行いに集中した日々となり、すべての行いは、自分と崇高な存在とを繋ぐためのものとなります。ヨーガという一瞬一瞬に存在するあらゆるものに究極的に気づく行いを努める中で、その世界は実に美しいものとなり変わります。
この世の全てである崇高な存在をただ思う時、その瞬間は身震いをするほどに愛おしく美しく感じるのです。至福そのものである時を超えたその存在を、ただ想いながら一瞬一瞬を過ごすことができれば、それは永遠に至福の中に留まれることを意味するのだと強く実感します。
大切なものを温めるように一瞬一瞬を生きながら見える世界は、温めた以上の美しさと幸せを見せてくれるようです。それは、その行いの中で得る気づきが究極の至福であるからに違いありません。生きるという行いを通じて、人はただそこに存在する最も大切なものに気づかねばならないのだと、そしてそれが唯一、私たちが達成すべくものなのだと実感し、その行いに専念すべく今またこの地にいるのだと理解しています。
ただ生きることに集中するこの世界は、在るべく場所へと私を引き込み、まだまだこの心を魅了し続けています。光に包まれながら、人々の優しさと温かさを感じながら始まったこの滞在で何を見るのか、今ここにいられることがただ幸せで、これからの日々が楽しみでなりません。
(文章:ひるま)

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