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アンナダーナ活動報告

アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)活動報告(その4)

アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

今週の食事の奉仕は、12月13日に500皿(第4回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。

食事の奉仕を行う首都のデリーでは、寒い冬を迎えていますが、これまでのところ平年より気温が高い日が続いており、今週には28度を超えた日もありました。
気温が下がると有害物質が停滞するために大気汚染が深刻になると伝えられていますが、風もあったせいか、今週の奉仕では青空を見ることができました。
しかし、来週からは気温が下がると予報が出されており、いよいよしんしんと冷え込む季節が到来しようとしています。

3月頃まで続く乾季の間、50度に届くような暑さや、辺りが浸水するほどの雨はありませんが、特に気温が下がる冬は大気汚染が深刻になります。
大気汚染が深刻になると、建設作業や解体作業の禁止措置がとられ、こうした仕事に従事する人々はとりわけ大きな影響を受けます。
もともと、こうした仕事に従事する人々は不安定な就労状態にありますが、補償などはなく、今日の仕事があるのか、今日の食べ物があるのか、常に憂苦する時が続きます。

人口が多く多様な文化や慣習が生きるインドでは、誰もが平等に受けられる社会福祉制度の実施は容易ではなく、それを補ってきたものに、このアンナダーナのような布施の伝統があります。
古くから受け継がれてきた他者を思いやる価値ある文化によって動く社会には、常に学ぶことが多くあります。
こうした時にその価値ある意味を学び、自分自身がこの社会の中で生かされていることに感謝をしながら行動することを心がけたいと感じます。

※このアンナダーナの活動は、「新型コロナウィルス緊急アンナダーナ」として実施していた奉仕を引き継いだ内容となります。
奉仕内容はこれまでと同様になり、1回に500皿の奉仕を、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に行っています。

いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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