アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、２月７日に500皿（第11回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
新型コロナウイルスの状況が落ち着き、インドでは日常が戻っていますが、世界的な物価高がインドでも課題になっています。
食事の奉仕を行う地域に暮らす人々は、そのほとんどがインフォーマルセクターに従事する労働者です。
こうした労働者は常に不安定な就業状態にあり、どんなに低賃金でも、与えられた賃金で働かなくてはなりません。
物価高の状況が続く現在は、栄養価の高い食べ物や子どもの教育といった面で消費を減らさざるを得ない状況が続いているとされています。
食事の奉仕では、インドの国民食ともいわれる豆のカレーとご飯を奉仕していますが、たんぱく質が豊富で栄養価の高い豆も高騰が続いています。
子どもたちが喜んで食事を手にする姿を目にしますが、週に１度の食事でも、家計の足しになり、子どもたちが健やかに成長できるように願いながら奉仕を行なっています。
奉仕を行う首都のデリーでは、気温が25度になる日を迎え、暑い夏が始まる前の束の間の春を迎えています。
社会に健やかなエネルギーが広がるよう、今後も皆様の温かいお気持ちとともに、前向きな活動に力を注いでいきたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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