連日ウッタラカンドの災害のニュースが放映されていますが、土石流によって今は閉ざされてしまったケダールナートを、1998年に私が訪れた時のお話を書かせていただきます。
1日も早い終息と復興の祈りとともに・・・。
私がウッタラカンドのヒマラヤの四大聖地を巡礼したのは、30代前半の時でした。
3ヶ月の巡礼で当時70kgあった体重が59kgまで減ってしまいましたが、私には、人生最高の思い出の一つになりました。
ケダールナートは、四大聖地の3番目にあたるわけですが、知り合いのサドゥからもっとも素晴らしい聖地だと聞いていました。
加えて、参拝前の沐浴地ガウリークンドに到着する直前、目の前のヒマラヤに信じられないほど幻想的なシヴァリンガムの形の雲がにわかに出現するという出来事に遭遇して、期待は高まっていました。
私も名前にいただいているガネーシャ神の誕生地(ここで入浴したシヴァ神の妻、パールバティー女神の垢からガネーシャは生まれました)、ガウリークンドの温泉に浸かっているときには、外国人の沐浴を嫌うインド人の集団に脅されましが、同時に外国人にヒンドゥー文化を理解してもらおうと考えるインド人の集団に助けられました。
インドでは一般的にこういうことが起こることは稀です。これは巡礼前の私の悪しきカルマの解消のための起こったのだと、理解しました。
ガウリークンドからケダールナートまでは、健脚で高山病にかかりにくい人は1日で往復できます。健脚ではなく高山にも弱い方は2〜4日ほどかかるかもしれません。
私は1日で往復することができましたが、途中のヒマラヤの美しい景色は、筆舌に尽くしがたいものでした。
ケダールナートの寺院では、外国人の巡礼者だということで優先的にご神体(地面から突き出ている黒い岩)に触らせていただき、額をつけて祈る許可をいただきましたが、あまりに強力なエネルギーを発していたため、私は額がつけられませんでした。(修行が多少進んだ今であればご神体に額をつけられるかもしれません。)
寺院の外に出た時、この地域全体が、あのご神体のエネルギーで覆われているのを感じました。件のサドゥが「もっとも素晴らしい聖地」だと言っていた意味がわかったように思います。
ケダールナートは、このように非常に美しく、シヴァ系の強力な波動を持った聖地です。
このような聖地が1日も早く復興することを願ってやみません。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによる特別ゼミ インド占星術基礎と運命改善技法」
http://www.uranai-school.jp/h_kaikou/toku_vedic_girii.html
「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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ガネーシャ・ギリ
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