ポストコロナ福祉活動支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
5月6日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第32回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.39,905(約66,000円)です。
今回は、前回から約3ヶ月でのお届けとなりました。
今年は4月22日に、インドでは願われた物事が朽ちることなく永遠に続いていくといわれるアクシャヤ・トリティーヤーが祝福されました。
寄付を行う吉日でもあるこの日、皆様からたくさんの温かいお気持ちをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
インドも新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、すっかり日常が戻っていますが、皆様のおかけでコロナ禍を乗り越え、こうして現在も運営を継続できていることに、福祉施設からも心からの感謝をいただいています。
日常が戻り施設の運営も安定していますが、入居を希望する人は絶えず、当初400名ほどだった入居者は、現在は800名ほどになっています。
生活必需品の支援は大変大きな助けになっているとのことで、定番となった甘いお菓子のラッドゥーも多めにお届けしましたが、皆様に喜ばれ、困難な日々に明るい光をもたらしてくれているようです。
入居者が増え、必要最低限の物資でやりくりする状況が続く中で、物価高がとりわけ大きな負担になっています。
購入してお届けする物資は、毎回同じ店舗にて調達していますが、その用途を知り、若干の割引価格で提供してくださっており、現在のところ価格に大きな変更はありませんでした。
しかし、今後は新しい在庫になることもあり、価格が上がることが予想されています。
コロナ禍を経て様変わりした社会の中で、こうした活動を続けることは容易ではないことがうかがえますが、今後も皆様の温かいお気持ちとともに、支援を継続していければと思います。
入居者の方々の中には精神的な病を抱えている人も多く、見慣れない人などがいると、手にしている携帯などを取って隠してしまったりすることがあるため、スタッフの方の勧めもあり、あまり内部の様子を伺って写真を撮ることなどはできませんでしたが、今回は少しだけ内部の様子も見させていただくことができました。
施設内は密集していますが、安心して暮らすことができる生活が整えられています。
こうした環境を整えることは、平和な社会を築くためにも大切なことであると感じさせられます。
皆様の温かいお気持ちとともに、そうした環境を築く一端を担うことができればと思います。
そして、社会に朽ちることのない平和が広まりますように、心から願っています。
いつも温かいご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
※この活動は、「新型コロナウィルス緊急支援募金」として実施していた内容を引き継いだものとなります。
インドでは、新型コロナウィルスの感染状況が落ち着き、日常が戻りつつあるため、新たに「ポストコロナ福祉活動支援募金」として実施させていただいています。
(スタッフ:ひるま)
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