アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、５月16日に500皿（第24回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドは１年でもっとも暑い時を迎え、雨季のモンスーンが待ち遠しい時が続いています。
そんな中、モンスーンがもっとも早く始まる南部のケーララ州では、今年は６月４日頃にモンスーンを迎えるだろうと予報が出されました。
一方で、日本のニュースでも伝えられましたが、今夏までにエルニーニョ現象が発生する確率が高いといわれています。
エルニーニョ現象が発生すると、インドではモンスーンの雨が減少し、高温による干ばつが発生しやすくなります。
干ばつが生じれば農作物の収穫量に影響が生じ、食料品価格のさらなる上昇が懸念されます。
コロナ禍を経てようやく日常生活が戻った今、物価の高騰に悩まされる日々が続いていますが、経済的に困窮する人々にとっては少しの値上がりも大きな打撃となり、まだまだ厳しい生活が続くことが予想されます。
社会情勢の影響を受けやすい社会的な弱者は、常に厳しい状況に直面していることが伝えられています。
アンナダーナを通じて、こうしたさまざまな課題にも目を向ける機会を持つことができればと思います。
そして、少しでも社会に明るい力を生み出すことができるように、今後も継続して奉仕を実践していく計画です。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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