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雑記帳

ギーター・ジャヤンティ

日常の一つ一つの行いを通じ、自分自身を本質に繋げることに努める日々の中で、その指針となるのは、やはり「神の詩―バガヴァッド・ギーター」の他にありません。今を生きること、自身の存在の至福に気づくこと、日々を通じて実践するその「行い」の精髄が、全てここに秘められているからです。
私たちは、生きる上で「行い」というものを放棄することは決してできません。食事や睡眠だけでなく、社会生活を営む中ではさまざまに「行い」が生じ、それは一瞬たりとも切り離すことはできないものとして日常に存在しています。
その中で、時に私たちは物事を混同し、自分のすべき事柄を、そして自分自身すらも見失う瞬間があります。「行い」の原動となるところには、「結果」への期待が含まれ、その期待に生じる強い執着が、自身の本質を遠ざけて行くからです。
バガヴァッド・ギーターの主題ともされるクリシュナ神の言葉があります。
あなたの関心を行為のみに向けなさい。
決して結果に向けてはならない。
行為の結果を動機としてはいけない。
また行為しないことに執着してもいけない。
アルジュナよ、ヨーガに立脚し、執着を捨て、
成功と失敗を等しく見て、行為をしなさい。
ヨーガは平等の境地であると言われる。
(バガヴァッド・ギーター第2章47〜48節)
私たちには、結果をどうする権利はないということを、クリシュナ神は強く述べています。私たちができるのは、ただ、今を生きる行いを懸命に努めることだけであり、その瞬間に見つける絶対の存在は、あらゆる物事を平等に平安の内に留めて行きます。絶対の存在に定まった心から生まれるあらゆる行いは礼拝となり変わり、執着など生じる隙がないことを、ここでのシンプルな生活が、幾度となく気づかせてくれるように思います。
起こり得る結果ではなく、その瞬間にある行いに心を定め、自分自身のすべき行いを果たすこと。それは、今を生きることであり、崇高な存在である自身の至福に気づくことに他ありません。それが日々の中で成される何よりもの努めであることを、ギーターの詩句はいつも教えてくれます。
バガヴァッド・ギーターの生誕日は「ギーター・ジャヤンティ」としてインド国定暦マールガシールシャ月(11月から12月)のエーカーダシ(新月から11日目)の吉日に祝福されます。2013年は12月13日、皆様にも多くの祝福がありますことを心よりお祈り申し上げております。
(文章:ひるま)

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