スピリチュアルインド雑貨SitaRama

雑記帳

健やかに生きる

季節の変化において訪れるナヴァラートリ祭のように、大自然を敬いそこに繋がる行いが深く根づくインドの日々には、自分自身が広大な宇宙の一部であることに気づかされることが非常に多くあります。そこで学ぶものは、何よりも、調和や均衡の大切さでありました。
自分という小さな世界の中に拠り所が強くなると、全体が見えず、不安定な感覚が生み出されることに気がつきます。ヨーガは、そうして生み出される心身の不調和や不統一によって、さまざまな病が生み出されると伝えてきました。
不安定な心理的要素は、肉体という小さな宇宙に大きな影響を与えます。例えば、呼吸が筋肉や血管に収縮のリズムを与えるとされるように、不安定な心理が生み出す呼吸の乱れは、やがて体内の臓器や神経に至るまで様々な乱れを引き起こします。古代の人々はこうした事実に気づき、呼吸法や座法を用いて、心と体に調和や均衡をもたらすことを努めてきました。
ヨーガは、人間の肉体を小さな宇宙と見立て、その内の調和をはかるさまざまな術を示しています。その術を通じ、大きな宇宙との深い繋がりを学んだことも事実です。何よりも、ヨーガではあらゆる修練の始めに必ず祈りや真言が捧げられ、自分自身と大きな世界との繋がりをまず認識し、心の安定を学びます。
心の葛藤や緊張が和らがない限り、肉体には大きな負担がかかり続けます。「繋ぐ」ことを目的とするヨーガは、祈りや瞑想と共に、呼吸を通じた精神の統一から肉体の動作まで、より全体的に心身の状態を安定に導くものです。そうした包括的な行いがなされて初めて、真に健やかな日々を送ることができるのかもしれません。
病は心理的な要因だけでなく、さまざまな要因がきっかけで生み出されるものです。しかし、少しでも心身共に健やかで幸せな日々を送れるよう、受け継がれる古代の叡智を日々に活かしていきたいと感じています。それにはまず、自分自身がこの大きな世界の一部であることに気づき、その繋がりの中で、しっかりとした安定を築くことを努めています。
(文章:ひるま)

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