スピリチュアルインド雑貨SitaRama

雑記帳

煩悩を打ち消す

一年を振り返る時、さまざまな思いが沸き起こり、あれこれ考える瞬間が多くあります。そんな気忙しい年越しにおいては、多くの寺院で108回の鐘が撞かれます。これが煩悩を打ち消すためだともいわれるように、古くから人々は煩悩というものに向かい合い、その解決策を見出してきました。
ヨーガの聖典「ヨーガ・スートラ」では、以下3つの方法が煩悩を打ち消すための術として述べられています。
1、苦痛を受け入れること(タパス)
2、聖典を学び自己を研究すること(スヴァディアーヤ)
3、神々に身を委ねること(イーシュヴァラ・プラニダーナ)
(ヨーガ・スートラ 第2章1節)
これら3つは、クリヤ・ヨーガ(行いのヨーガ)とされ、日常生活において私たち一人一人が実践するべく事柄であり、この行いは何よりも、煩悩の力を弱めるものだと記されています。
煩悩のあるところには、無明があると言われます。無明とは無知を意味し、物や形など、さまざまな外界の現象に惑わされ、自分自身の本質を見失っている状態だと伝えられるものです。
苦痛を受け入れることは、心を統制することでもあり、現象に惑わされ揺らぐ心を強く定めてくれるものです。不変の真実が記された聖典の学習は、自分自身の本質を学ぶことにも他ありません。神々に身を委ねることは、自我の束縛から自分自身を解放することでもあり、そこには解脱という終わりなき自由と平安が待ち受けています。
日々を過ごす中で、一人一人に与えられるさまざまな試練や経験が、この教えを実践する機会となり、その実践において、私たちの内に真実が生きるものとなります。
「悟りとは、今ここにあるもの」インドでそう教えられたことを思い出します。真実が記された叡智の実践は、気づきに満ちた悟りとも言えるような一瞬一瞬を今に授けてくれるものです。その叡智が自分自身の内に生きているか改めて見直し、煩悩を打ち消した純粋な境地で、新しい年を迎えたいと感じています。
本年もSitaRamaをご利用くださいまして、誠にありがとうございました。皆さまにとって、来る年が幸多き一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
(文章:ひるま)

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