アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週は、5月14日に500皿(第73回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは今年、早くから南インドで記録的な暑さが続き、水不足による衛生状態の悪化など、多くの課題が浮き彫りになっていました。
そんな中、今年は5月31日頃に南インドで雨季のモンスーンが始まるとの予報が出され、安堵の気持ちが生まれています。
およそ4ヶ月にわたる雨季は南インドのケーララ州から始まり、約1ヶ月かけて北インドまで北上していきます。
厳しい暑さが続く中、雨季の訪れを告げるニュースは多くの人々にとって希望の光になることと思います。
一方、奉仕を行う首都のデリーでは雨季の到来は6月下旬以降となり、これからの1ヶ月は45度前後の気温が続くもっとも暑い時となります。
奉仕を行う地域に暮らす人々は、その多くが建設作業などの過酷な労働に従事しており、生活環境も依然として厳しい状況が続いています。
仕事を終えて戻っても、疲れを癒す場所や暑さから逃れる場所がないのが現実です。
このような過酷な環境の中、人々の健康を守り、生活の安定を図るため、今後も定期的に食事の奉仕を行なっていく計画です。
アンナダーナを通じては、困難な状況にある人々の表情の中に、笑顔を見る瞬間が多くあります。
他者を思いやる気持ちが巡る時、そこには明るい変化が生まれることを何度も実感してきました。
食事の奉仕は短期的な栄養補給だけでなく、地域社会全体の生活水準の向上にも寄与しています。
社会に前向きなエネルギーが広まるように、皆様の温かいお気持ちとともに、今後も奉仕活動に努めてまいります。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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