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バガヴァッド・ギーター第10章

バガヴァッド・ギーター第10章第23節

バガヴァッド・ギーター

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

रुद्राणां शंकरश्चास्मि
rudrāṇāṁ śaṁkaraścāsmi
ルドラーナーン シャンカラシュチャースミ
私はルドラ神群におけるシャンカラである

rudrāṇām【男性・複数・属格 rudra】[~らの、~らにとって]嵐の神[マルト神の長、ルドラ神はブラーフマナ(梵書)においては時としてアグニ神の一形と見なされるが後にはシヴァ神と同一視される:【複数形】ルドラ神の息子たち、すなわちマルト神(十一または三十三を数える)];[ルドラ神に捧げられた詩句の略称];[人名] 【形容詞】ほえる、恐ろしい
śaṁkaras【男性・単数・主格 śaṁkara】[~は、~が][ルドラ神またはシヴァ神の称];[種々な著作者の名、とくにシャンカラーチャーリヤ] 【形容詞】繁栄させる、福利をもたらす
ca【接続詞】そして、また、~と
asmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √as】[私は~]ある、存在する、実在する

वित्तेशो यक्षरक्षसाम् ।
vitteśo yakṣarakṣasām |
ヴィッテーショー ヤクシャラクシャサーム
夜叉と羅刹におけるクベーラである

vitteśas【男性・単数・主格 vitteśa】[~は、~が]富の神、[クベーラ神の称]
yakṣa【男性】[クベーラ神の従者、半神の一類の名];[あるムニの名];夜叉
rakṣasām【男性・複数・属格 rakṣas】[~らの、~らにとって]夜間の悪魔;羅刹
→yakṣarakṣasām【男性・複数・属格】[~らの、~らにとって]ヤクシャとラクシャ、夜叉と羅刹

वसूनां पावकश्चास्मि
vasūnāṁ pāvakaścāsmi
ヴァスーナーン パーヴァカシュチャースミ
私はヴァス神群における火神である

vasūnām【男性・複数・属格 vasu】[~らの、~らにとって]ヴァス神群、神々の一部類、その数は通常八;インドラ神が、後世にはアグニおよびヴィシュヌ神がその首長];光線(まれ) 【中性名詞】財貨、富、所有;黄金;宝石、真珠 【形容詞】善い、善良な
pāvakas【男性・単数・主格 pāvaka】[~は、~が]火;アグニ神 【形容詞】清浄な、明瞭な;明るい;浄化する
ca【接続詞】そして、また、~と
asmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √as】[私は~]ある、存在する、実在する

मेरुः शिखरिणाम् अहम् ॥
meruḥ śikhariṇām aham ||
メールフ シカリナーム アハム
私は山岳におけるメール山である

merus【男性・単数・主格 meru】[~は、~が][Jambū-dvīpaの中央にあるとされる伝説上の黄金の山の名、その周囲を諸遊星が回転すると想像される];数珠の中心の玉;(指のある位置に)突き出た関節;[諸人の名]
śikhariṇām【男性・複数・属格 śikharin】[~らの、~らにとって]山 【形容詞】尖った、頂の尖った
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[~は、~が]私

रुद्राणां शंकरश्चास्मि वित्तेशो यक्षरक्षसाम् ।
वसूनां पावकश्चास्मि मेरुः शिखरिणामहम् ॥२३॥
rudrāṇāṁ śaṁkaraścāsmi vitteśo yakṣarakṣasām |
vasūnāṁ pāvakaścāsmi meruḥ śikhariṇāmaham ||23||
私はルドラ神群におけるシャンカラ、夜叉と羅刹におけるクベーラ、
ヴァス神群における火神、山岳におけるメール山である。

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