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アンナダーナ活動報告

アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)活動報告(その80)

アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

今週は、8月20日に500皿(第80回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。

インドは現在4ヶ月続く雨季の真っ只中にあり、一部の地域では記録的な降水量を観測する日が続いています。
食事の奉仕を行う首都デリーでも、8月中旬時点で6月1日からの総降水量は648.3mmに達しているとされています。
雨季全体の降水量は約800mmとされていますが、雨季はまだ2ヶ月近く残っており、今後さらに降水量が増加すると伝えられています。

この大雨により、デリーでは教育機関の閉鎖を余儀なくされている状況があります。
デリーでは夏の熱波や雨季の大雨、冬季の濃霧による休校が頻繁に発生するため、気象条件に左右されない学習環境の確保を目指し、対面授業とオンライン授業を組み合わせたハイブリッド型教育の導入も検討されています。
しかし、経済的に困窮する家庭の子どもたちは、オンライン学習などの代替手段へのアクセスが制限される場合が多く、課題が山積しています。

大雨の影響は、経済的に困窮する人々の生活に特に深刻な打撃を与えています。
食事の奉仕を行う地域に暮らす人々も、天候に左右される仕事に従事している場合が多く、雨量によっては就労機会を失う労働者が多数見られます。
こうして常に厳しい環境下で不安定な生活を強いられている人々の生活に、少しでも明るい光をもたらすことができるよう、今後も食事の奉仕を継続していく計画です。

恵みの雨が降り注ぐこの雨季の4ヶ月は、チャトゥルマーサ(聖なる4ヶ月)と呼ばれ、神々を讃える大きな祝祭が続く時でもあります。
日々に困難は多く見られますが、これからはクリシュナ降誕祭やガネーシャ降誕祭が続き、喜びが溢れる時となります。
自然の巡りのなかで訪れる祭事とともに、食事の奉仕を通じてお互いを思い合う心を育みながら、より良い社会を築いていくことができればと思います。

いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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