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ガネーシャ・ギリ

巡礼・参拝はタイミングが重要(ガネーシャ再考2)

9月7日はガネーシャの降誕祭ですね。

6月に書かせていただきましたが、私は2016年にムンバイ近郊の8つのガネーシャ寺院に巡礼しました。
今考えればかなり過酷な日程だったわけですが、無理をしてやって良かったと思っております。

普通に礼拝だけしていても神様とのご縁は深くなるのですが、やはりその神様の寺院を直接参拝するということは、いただける恩寵が全然違ってきます。

巡礼というのは、どなたもがそれ相応のリスクを背負ってきているわけですから、神様側としても「では大きな祝福をしてあげよう。」ということなのかも知れません。

ガネーシャ神の場合だけに限らず一般的に参拝や巡礼は行ける時に行っておいた方がよいと思うのです。
多少難しいかなと思っても、実施に向けて動いて手ごたえがあるようなら、神様のサポートがあるのかも知れません。
また、なぜか普段礼拝していないある神様を見かけることが突然多くなったりしたような場合も、そのサインなのかも知れません。
(もちろん勘違いの可能性もありますし、そもそも明らかに無理な状況の場合は実施することは避けた方がいいでしょう。)

上記巡礼の時は、ホテルを朝5時出発、夜10時に帰り夕食を摂ってから、翌日の準備を整えて就寝、また翌日5時に出発、のような日程が続きました。
しかし高齢者や小学校低学年を含む総勢30名近い人数が居たのに、不思議に体調を崩す参加者はほとんどおられませんでした。

今考えれば巡礼に喜んだガネーシャ神の大きな祝福をいただいていたのかもしれません。

ガネーシャ神はどなたでも礼拝できる神様で、その上ご利益も多岐にわたります。
またムンバイ近郊の8寺院だけでなく、インドのどこの地域にも祀られています。
(もちろん来年実施予定の「クンブメーラー&カーマキャー寺院のツアー」でも必ずガネーシャ神に出会うでしょう。)

諸条件が許すなら、インドにガネーシャ参拝を目的に出かけても良いでしょうし、たまたま他の予定でインドを訪れた時に、寺院を見かけたら参拝するのもよいでしょう。

「ついで参り」は良くない、という考え方もありますが、優しいガネーシャ神はきっとそれでも大歓迎で受け入れてくれるでしょう。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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