アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週は、9月17日に500皿(第82回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは6月から雨季のモンスーンが続いていますが、北西部では9月下旬頃にモンスーンが終わると予報が出されています。
地域によって異なりますが、9月下旬から10月下旬にかけて徐々にモンスーンが去り、4か月に及ぶ雨季が終わりを迎えます。
今年の雨季は、奉仕を行う首都のデリーをはじめ、多くの地域で例年以上に雨量が多くなっています。
この間にディーゼル燃料の販売量が減少しているとされることから、雨の影響で輸送の遅延や建設作業の中断が起きていると考えられています。
多くの労働者が仕事を失い、収入が不安定になることで、生活に支障をきたしている恐れがあると懸念されています。
雨季は終わりに近づいていますが、依然として強い雨の予報も出ており、油断できない状況が続きます。
近年は極端な暑さや激しい雨など、厳しい気象条件が続いており、屋外で労働に励む人々の生活は以前にも増して厳しくなっています。
奉仕を行う地域に暮らす人々の多くがそうした労働に就いていることから、生活に少しでも安定があることを願いながら、今後も奉仕を継続していく所存です。
今回の奉仕は、ガネーシャ降誕祭の最終日となるガネーシャ・ヴィサルジャンの吉日の実施となりました。
恵みの雨が降り注ぐ雨季は大きな祭典が続く時ですが、ガネーシャ降誕祭を終え、これから約2週間はピトリ・パクシャと呼ばれる先祖供養の時を迎えます。
この間は大規模なお祝いは控えめになり、布施や奉仕を行うことが価値ある行為とされています。
この時に、お互いを思い合いながら、心穏やかな時間を過ごせることを願っています。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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