アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週は、10月15日に500皿(第84回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは、6月から続いていたモンスーンが収束に向かい、各地で乾季の訪れが報告されています。
この季節の変わり目に祝われるナヴァラートリやダシャハラーの祭典も終わり、地域ごとの季節の移り変わりが一層はっきりと感じられる時となりました。
過ごしやすい季節ではありますが、食事の奉仕を行うデリーでは、これからの季節に大気汚染が深刻化することが懸念されています。
この季節に集中する周辺地域での野焼きが大きな要因とされており、今週の奉仕においても、すでに大気汚染の悪化が感じられました。
ダシャハラーの後、次の新月に迎える光の祭典ディーワーリーに向けた祭事で花火が打ち上げられることなども原因として挙げられており、しばらくは健康に注意しなければならない時が続きます。
デリーでは大気汚染が基準値を超えると、不要不急の建設・解体作業の中止といった規制が実施されます。
冬の間は気温が下がり、風が弱まることで有害物質が滞留しやすくなるため、こうした規制が繰り返されます。
この影響をもっとも強く受けるのが、日々の生活が不安定な状況にある経済的に困窮する人々です。
こうした人々の多くは、規制により仕事が減少し、翌日の生活の見通しすら立てられない状況に置かれます。
継続的なアンナダーナが、そうした人々の生活に安定と希望を届けることができればと願い、活動を行っています。









ナヴァラートリとダシャハラーが終わり、街はディーワーリーの準備に向けて賑わいを増していきます。
不安定な日々が続きますが、光に包まれるこの時期、万物が健やかに喜びの中で過ごせるよう願いを込め、奉仕活動を続けていく計画です。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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