アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週は、11月5日に500皿(第85回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
今年は光の祭典であるディーワーリーがインドでは11月1日の新月に祝福されました。
今週の奉仕はディーワーリーを終えた後の実施となりましたが、まだまだ人々の喜びを感じられる中での実施となりました。
光の祭典であるディーワーリーは新年とも捉えられ、日本のお正月のような雰囲気を持ちます。
インドの数多くの祝祭の中でも、ディーワーリーは家族の絆を大切にする時期であり、華やかで心温まるひとときとなります。
喜ばしい時ではありますが、季節的な要因に加え、お祝いの花火やクラッカーが鳴り響き、この時期の大気汚染は深刻になります。
今年はここ数年間でもっとも深刻な大気汚染が報告され、さまざまな規制が行われていますが、改善しない状況が続いていることが伺えます。
健康に深刻な影響を及ぼす大気汚染が深刻化するこの時期は、さまざまな活動が規制されることにより、日常生活にも大きな影響が生じます。
特に、奉仕を行う地域に暮らす人々が従事する労働は、その規制の影響を受けやすく、生活に安定は望めません。
厳しい状況の中での生活が続きますが、万物が健やかに幸せに暮らすことができるように、課題に向き合いながら、活動を行なっていくことができればと思います。
今回の奉仕は、新たな気持ちで前へ進んでいくことができるよう、願いながらの実施となりました。
これからしばらくは大きな祝祭が落ち着き、北インドには寒い冬が訪れます。
この間も日常に明るい光を灯すことができるように、今後も食事の奉仕を通じて皆様の温かいお気持ちを届けてまいります。
奉仕を通じて社会と向き合い、より良い世界の実現に寄与することで、私たち自身も成長をしていくことができるよう心から願っています。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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