スピリチュアルインド雑貨SitaRama

アンナダーナ活動報告

アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)活動報告(その87)

アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

今週は、12月3日に500皿(第87回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。

食事の奉仕を行う首都のデリーでは11月に大気汚染が深刻になり、建設作業や車両移動の制限、教育機関のオンライン化など、さまざまな対策が実施されていました。
現在は若干ではあるものの改善し、多くの学校が対面授業を再開しています。

近年、異常気象や環境問題により、学校閉鎖を余儀なくされる事態が増加しています。
しかし、このような閉鎖を安易な解決策としてしまうことに対しては、さまざまな懸念が指摘されています。
学校は、子どもたちが教育を受ける場所であるだけでなく、給食制度のもとで栄養のある食事を摂り、大気汚染の中でも安全に過ごせる時間を確保し、社会性を育む場としての重要な役割を担っています。

こうした中、経済的な事情からオンライン授業を受ける環境を整えられない児童も多く、十分な学習支援が行き届かないという現状も明らかになっています。
実際に、学校閉鎖期間中、屋外で過ごす児童や家事を手伝う児童の姿が多く見られ、大気汚染から子どもを守るという本来の目的が十分に達成されていないことも課題となっています。
さらに、給食は経済的に困窮する家庭の子どもたちにとって貴重な栄養源であるため、学校閉鎖中であっても給食提供を継続すべきという意見も出されています。

このように現在の社会はさまざまな課題に直面していますが、各所で着実に改善への取り組みも進められています。
アンナダーナを通じては、こうした状況の中で子どもたちが笑顔で食事を手にしていく姿が多く見られます。
社会を明るい方向へ導く一助となることを願いながら、皆様の温かいお気持ちともとに、今後も奉仕を継続していく計画です。

奉仕を通じては、私たち自身も社会との関わりを深め、人として成長する機会を得ています。
万物が幸せに健やかに暮らせる社会の実現に向けて、今後も積極的に奉仕活動に取り組んでまいります。

いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3

CATEGORY

RECOMMEND

RELATED

PAGE TOP