アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週は、4月8日に500皿(第95回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは季節の節目に祝われる女神の祭典「ナヴァラートリ」が終わり迎え、1年でもっとも暑い季節に入りました。
すでに各地で深刻な猛暑が広がっており、北インドでは今週すでに最高気温が40度を超え、一部の地域では45度を上回るところも出ています。
奉仕を行う首都のデリーでも、今週の奉仕においては気温が41度に達しました。
近年、インドでは熱波の到来が早まり、その期間も長期化する傾向が見られます。
かつては4月末ごろから始まっていた熱波がすでに始まり、現在では春を経ずに冬から一気に夏に移行するような気候となりつつあります。
インド全土で今後さらに多くの猛暑日が観測される見通しであり、特に乳幼児や高齢者、持病のある人々への注意が呼びかけられています。
奉仕を行う地域に暮らす人々は、建設作業などに従事し、日中の厳しい日差しの下でも働かざるを得ない状況にあります。
熱波の影響で労働時間が制限されることもありますが、収入が減少するため、特に日給制の労働者にとっては、仕事ができない日が続くことが生活に大きな影響を及ぼします。
また、夜間も気温が下がらないため、十分な睡眠が取れず、体調の悪化を招きやすい環境にあります。
こうした状況の中、アンナダーナによる食事が、少しでも人々の心身を支える糧となるよう、願いを込めて奉仕を続けています。









猛暑の本格的な到来は5月から6月にかけてであり、現在はまだ始まりに過ぎません。
厳しい季節の中でも、明日への力を届けられるように、これからも食事の奉仕を続けてまいります。
自然の恵みが穏やかに巡り、人々の暮らしが少しでも安らぎに満ちたものでありますよう、心より願っています。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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