アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、4月29日に500皿(第96回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
今年は4月30日に、一年の大吉日といわれるアクシャヤ・トリティーヤーが祝福されました。
アンナダーナはその前日の実施となりましたが、吉日の到来を目前にしての奉仕となり、喜びを分かち合える貴重な機会となりましたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
大吉日といわれるアクシャヤ・トリティーヤーは、それが永遠に続いていくといわれるように、慈善や寄付を行う吉祥の時でもあります。
古来より、他者を思う心は人々の精神を豊かに育み、社会全体に平和と調和をもたらすものとして、大切に受け継がれてきました。
実際、食事の奉仕を続けるなかで、困難な状況にある方々の中にも、ふとこぼれる笑顔や、温かなまなざしに出会うことがあります。
小さな積み重ねでも、皆様の温かいお気持ちから広がる輪が、社会の風景を穏やかに変えていく力を持っていることを強く実感します。
アンナダーナという尊い行いを豊かな精神を育む日々の霊性修養の一環として、社会の平和を願いながら、今後も積極的に取り組んでいくことができればと思います。









インドは著しい経済成長の波の中にありますが、その陰で、日々の暮らしに不安を抱える人々も少なくありません。
物価の上昇や不安定な雇用により、多くの人々が安心して暮らせる環境を得られずにいることが伝えられています。
お互いを思い合う気持ちから、朽ちることのない平和が社会に広まりますように、奉仕を通じて祈りと行動を重ねていく所存です。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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