スピリチュアルインド雑貨SitaRama

ガネーシャ・ギリ

金星とケートゥ

Presepe - Nativit - Nativity

享楽的な金星と、禁欲的なケートゥ、インド占星術でみますと、正反対ともいえるこの2つの星のコンビネーションにずっと興味がありました。
占星術の鑑定で、金星とラーフ(ケートゥの反対の星)の絡みのある女性にお会いすると、華やかで迫力のある美しさをお持ちだったりするのですが、金星とケートゥの絡みのある方は、控えめで抑えた美しさを湛えていたりします(女性だけでなく男性もほぼ同じだと感じます)。

(前回に引き続き、個人的な話題で恐縮ですが、)私は金星とケートゥにある種の絡みがあり、かつ12月初めに金星とケートゥの時期を迎えました。
実は迎えた日に驚くべきことがありました。知り合いの方に「不思議のメダイ(マリア様の秘蹟)」をいただいたのです。そしてこの記事を書いている日までにあっというまにさらに2つのメダイとさらにもうひとつのマリア様の秘蹟が自分のところにくることになりました。(個人的に元々キリスト教には興味はありませんでした。)
インド占星術では、金星は(ある意味で月と同じように)女神様、それもたいへん優しい女神様を表します。
インドには、キリスト教はヨーロッパより早く伝わったという記事を書かせていただいたことがありますが、そうであったとしてもなかったととしても、インド的な解釈で考えればマリア様は地母神的なエネルギーと考えられるでしょう。そして「無原罪の御宿り」と言われるように、禁欲的な側面の大きなエネルギーとも言えます。
まさに金星とケートゥのコンビネーションそのままと考えることもできます。
ここまでわかりやすい解釈の出来事が起こるとは思いませんでした。同時にインド占星術の凄さにいまさらながらに驚かされています。

クリスマスの時期にこのようなお話ができることにこの上ない喜びを感じております。
クリスマスというのは冬至のお祭りの要素を含むという話を聞いたことがあります。
太陽の力を求める祝祭にキリストの誕生が重なったとも言えるでしょう。以前クリシュナとキリストに関する考察のコラムがありましたが、今年は満月のとなるこのような素晴らしい日に神々の祝福が皆様にありますよう、お祈りしております。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』

ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定

ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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